転職成功ノウハウ   2017.11.28

転職エージェントの仕組み。料金・手数料が無料な理由

転職エージェントは、求人紹介、選考対策など、様々な転職に関わるサポートをしてもらえるサービスですが、なぜ無料でサービスを提供できるのか不思議ですよね。

人材支援会社は、営利企業ですので、ボランティアではありません。求職者には料金や手数料が掛かりませんが、企業は費用を支払い人材を確保しています。

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転職エージェントの仕組み

転職エージェントは人材支援会社と言われますが、もちろん求職者をサポートしていますので「人材支援会社」と言っても間違いではありません。

しかし、ビジネスモデルとしては、企業から成功報酬を受け取ることが一般的な為、「人材紹介業」と呼ぶのが正確です。

人材紹介事業を営むには、厚生労働大臣の許可が必要ですが、比較的簡単に取得でき、大手だけではなく中小に至るまで多数の転職エージェントが存在します。

転職エージェントは、企業に営業をかけ求人の依頼を預かります。その保有した求人を転職エージェントに登録した求職者に紹介しています。

転職エージェントのビジネスモデルでは関わる企業や人(企業・求職者・転職エージェント)がそれぞれメリットを享受できる仕組みになっています。

  • 企業は最小限の手間で人材ニーズに合致した人材を雇用することができます
  • 求職者(転職エージェントの利用者)は、希望に合った転職先が見つかります
  • 転職エージェントは企業から報酬を受け儲かります

利用者からお金を取れば、求職者が集まりづらくなるでしょうし、企業は自社で全て行う手間やコストを考えれば得ですし、転職エージェントはビジネスとして成り立つだけの売上を得ることができます。

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転職エージェントは、なぜ無料で使えるの?

上記で解説したように、企業が支払っている「成功報酬」で転職エージェントを運営する費用が賄われています。

ほとんどの場合、転職エージェントに求人を依頼した時点では料金は掛かりません。企業は採用したい人材の要望を伝え、転職エージェント側は利用者の中でそのニーズに応えられるビジネスパーソンをマッチングします。

そして、めでたく採用が決まって初めて、求人紹介を依頼した転職エージェントに成功報酬が支払われます。

その時に支払う料金は、転職成功者(採用が決まった人)の年収の20%~35%と言われています。

年収500万円の人が採用されれば、100万円~175万円の成功報酬を転職エージェントが受け取る事になります。

1人でも多く採用者を出すことで売上が上がりますし、転職を希望する人の役にも立てることもあり、求職者には全てのサービスを無料にして、より多くの転職したい人を集めているのです。

その為、料金は無料ですが「転職を決めてもらわないと売上にならない」ということもあり、積極的に求職者の採用率を高めるようサポートしてくれます。

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転職エージェントにとって顧客は企業?

転職エージェントにとっては、料金を払うのは企業であって、求職者ではありませんから、クライアントは求人を依頼する企業です。

しかし、求職者が採用されなければ、売上は上がらないですから、転職者の採用の為に力を注いでくれるのも事実です。

ただし、お客様という意識にならないことをおすすめします。

「単に料金を支払っていないのだから客じゃない」ということが言いたい訳ではありません。

転職エージェントは費用を支払う企業に有益になるよう働くことが第一義だということを忘れてはいけないということです。

例えば、良質な求人には、優秀な人材に紹介しますし、反対にあまり良質な求人と言えなくても、悪くは言うことはあまりありません。

お客さんですから、普通に考えれば当然なのですが、求職者に応募してもらうために企業を良く見せるように求人紹介をする事は良くあることです。

求職者がお客様気分でいると、転職エージェントが説明することを全て真に受けて、転職後に「思っていた会社と違う」と後悔するようなことになってしまうリスクがあります。

転職エージェントを利用する心構えと注意点

それでは、どのような心構えで、どのような点に注意して利用すれば良いのか解説します。

  • お客様気分で利用しない
  • 希望条件は明確にしておく
  • 気になる点は遠慮なく詳細な質問する
  • 企業の事は自分でも調べる

お客様気分で利用しない

料金を支払っていないのにサポートしてもらえるからという理由だけで「何でもしてくれる」と思って利用してしまうと、転職エージェントを上手く活用できない可能性があります。

ここまでで解説してきたように、転職エージェントは求職者の採用が決まらなければ、紹介手数料を得ることはできません。

コンサルタントにしても、売上が上がらなければ自分の評価に直結しますから、「今応募しておかないと募集が終了してしまう可能性があります」と急いで応募するように促されます。

平たく言えば、早く転職活動して早く内定を決めて転職して欲しいということです。

しかし、あなたにとってみれば、人生の大きな転換点なわけで、転職先を安易に決めるわけにはいかなくて当然です。

転職エージェントは様々なサポートをしてくれますし、一応は求職者の味方ではあるものの、全てを委ねてしまうのは止めましょう。

あくまで「自分の満足の行く転職の為に利用する」というのが正しいです。担当になるコンサルタントの性格によっては「求職者に寄り添う」ことを第一に考える優しいコンサルもいますし、一概には言えませんが、優秀なコンサルタントほど駆け引きもしてくる可能性も高いくらいに考えておけば良いでしょう。

上手に活用できるように、こちらもそれなりの意識で使うことをおすすめします。

希望条件は明確にしておく

転職エージェントでは、自分の希望に合致する求人ばかりを紹介されるわけではありませんが、希望条件は明確に伝えておく必要があります。

譲れる条件と譲れない条件をはっきりさせておき、その上で条件の優先順位も決めておくようにしましょう。

そして、譲れない条件を妥協することは、よほどそれ以外の条件が良すぎて検討する価値があると思った時以外は、絶対に避けるようにしましょう。

反対に、全てが譲れない条件になってしまうと、転職先が見つかりづらくなるだけですので、優先順位と妥協できるラインをしっかり持って臨むようにしましょう。

気になる点は遠慮なく詳細な質問をする

転職エージェントは、紹介企業に入社してもらっても、すぐに辞められてはペナルティーがあり、企業からの報酬も減ってしまうので、求職者にとって大きなデメリットがある可能性があれば伝えてくれます。

しかし、内定を取り入社を確定させて欲しいのも間違いないので、詳細な情報は聞かれなければ教えてくれない場合も多くなります。

自分の譲れない条件に関わるような大切な情報や、企業の社風、実際の労働環境、入社後の昇給・昇格のモデルケースなど、知りたい情報は遠慮せずに詳細な質問をするようにしてください。

もちろん、根ほり葉ほり聞く求職者は、彼らにとって面倒くさい利用者だという事も認識しておく必要がありますので、誠意と節度を持って丁寧に質問し、情報提供してくれたコンサルタントには感謝の気持ちで接するよう努力する必要があります。

ただし、転職という大事な時に遠慮するようなことなく、後悔しない転職をして欲しいと切に願います。

企業の事は自分でも調べる

企業の情報は、自分で調べても解りづらい事も含めて転職エージェントに質問することで得られる場合が多いですが、全てを鵜呑みにしてはいけません。

転職エージェントの提供する情報が全て正しい情報の可能性もありますが、反対に上手く言いくるめられている可能性もあるからです。

疑うような事はしたくないという人もいるでしょうが、後で騙されたと愚痴を言っても状況は変わりませんから、コンサルタントに信頼を置きながらも、自力でも応募企業の事を調べていくことは大切なことだということも頭に入れておくようにしましょう。

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まとめ

転職エージェントは、上手に活用できれば強い味方になりますし、自力で応募していくより良質な求人案件に出会える可能性が高く、転職活動の負担も大きく減らすことができます。

しかし、あくまで転職エージェントにとってのお客は人材紹介を依頼した企業のほうだという認識を持った上で、上手に活用することで、より満足度の高い転職を実現できる確率を上げていってください。

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