第二新卒・20代の転職   2017.09.28

既卒の就活に成功する為の5つの方法。就活サイトの活用がカギ

既卒の就活の方法

既卒の就活は厳しいと思って足を踏み出せずにいませんか?

確かに、新卒や経歴がある求職者と比べた場合、厳しい面もありますが、かといって正社員で就職する道が閉ざされている訳でもありませんし、恐らくあなたが思っているよりも、ずっと既卒者の需要はあります。

このページは、既卒の方が就活する方法や、おすすめの就活サイト、履歴書の書き方、面接の自己PRのポイントなど、必要な情報が全て解るように心掛けて作成しています。

また、既卒ならではの不安を解消する為の情報も掲載しています。

最後までお読みいただいた方が前向きに就活をスタートしてもらえるように、応援する気持ちを込めて作成しましたので、ぜひ、参考にしてください。

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既卒って何?

既卒とは、大学・短大・専門学校・高校を卒業するタイミング、つまり新卒時に就職しなかった人のことです。

採用市場では卒業してから正社員になった職歴のない人は既卒として扱われます。

既卒と第二新卒の違い

「卒業後3年未満」は「第二新卒」と言われることを目にした事はあるのではないでしょうか。
混同される人も多いのですが、既卒と第二新卒は違いがあります。

第二新卒は「新卒時に正社員として就職後3年以内の求職者」です。現在、離職しているかどうかは関係なく、最低限の社会人経験を積んで、ビジネスマナーを身に着けているので、新卒より手が掛らず、多くの企業で採用されています。

一方で既卒は正社員経験がないので、ビジネスマナーも身についていない、若いだけの存在です。

既卒は就職できないの?

でも、「既卒は人生終了」とか思う必要は全くないですよ。「既卒は就職できないの?」と言う意見は良くありますが、それほど心配する必要はありません。

もちろん、既卒の就活に全くハンデがないとは言い切れませんが、既卒の採用を行う企業は増えていますので、就職のチャンスは拡大しています。

既卒が企業に受け入れられる理由

平成22年に雇用対策法の「青少年雇用機会確保指針」が改正・施行され、3年以内の既卒者は新卒枠で採用するように企業にも通達がされました。

厚生労働省の調査では、2014年のデータでは、新卒者枠で既卒者を募集した事業所は60.4%、そのうち採用に至った割合は24.2%です。

この手の法律は施行されたからといって、すぐに効力を発揮するものではありませんが、それでも約6割の事業所が新卒枠で既卒の応募を可能としています。

その背景には、現在の売り手市場になっている転職市場の動向が関係しています。

  • 新卒採用だけでは人材の確保がしきれない企業が多い
  • 新卒者が大手に流れ、新卒採用時に中小企業は採用が難しい為
  • 20代の社員を確保したいが、人材が足りない為

現代は少子高齢化で、ビジネスパーソンも人手不足に陥ってきています。

そのため、新卒採用枠として希望していただけの人数を確保できない企業が多く、20代の若手の需要は常にある状況です。

特に新卒は人気企業や大手企業を希望する人が多く、人材が偏ってしまうため、中小企業では新卒採用が難しくなってきています。

また、ただでさえ若手の絶対数が少ないにも関わらず、離職率は変わらない為、会社組織の構成上20代の不足が慢性的になっている企業もあります。

つまり、端的に言えば、20代が少ないから既卒者にもチャンスが広がっているとポジティブに考えて良いということです。

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既卒の就活で内定を勝ち取る5つの方法

とはいえ、新卒や第二新卒と比べて全く遜色なく、同じレベルで企業から評価されているのかと言うと、それは違います。

ネガティブになる必要は全くありませんが、「自分は既卒」ということをしっかり自覚した上で、新卒や第二新卒より採用したいと思わせる為の準備は必要です。

まず、既卒が就活をする方法を知っておきましょう。

既卒の就活方法は、大きく分けて下記の2つの選択肢があります。

  • 新卒枠として就職活動する
  • 第二新卒として就職活動する

つまり、「新卒としての枠」を狙うか、「転職としての枠」を狙うかの選択肢です。

具体的には下記の6つの方法があります。

  • 既卒に特化した就活サイト
  • ハローワーク
  • 新卒用の就活サイト
  • 転職サイト
  • 転職エージェント

既卒の方におすすめの順番に1つずつ解説していきます。

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既卒の就活方法①既卒に特化した就活サイト

就活サイトには、自力で求人を検索して応募する「求人検索型の就活サイト」と「転職エージェント」があります。

転職エージェントとは無料で、求人紹介から職務経歴書などの書類対策、面接日時の調整、面接対策、給与待遇交渉など、様々な就活支援を行ってもらえるサービスです。

既卒者は、自力で応募しても選考で落とされる確率が高く、なかなか就職が決まらず焦ってしまったり、就職に対する意欲が薄れてしまう事リスクも考えられますので、全面的にサポートを受けられる「転職エージェント型」を選ぶのが得策です。

「転職エージェント型」の就活サイトを利用するメリットは下記の4点です。

  • 既卒者を希望する企業の求人を沢山保有している
  • 特化しているので既卒者のサポート実績が多い
  • 新卒や経歴の長い転職求職者と比較されない
  • 既卒者向けのサポートが充実している

既卒者は、新卒枠での就活も可能ですが、採用される確率は低く、前述した厚生労働省調べのデータでは24.2%の企業しか採用に至っていません。

「24.2%は少なくない」という見方もできますし、新卒枠でのチャンスがないわけではありませんので、チャレンジはどんどんして欲しいですが「おすすめ」ということであれば、「既卒特化(または強みがある)の転職エージェント」と答えます。

既卒求人に特化している転職エージェントでは、そもそも「既卒者歓迎」の求人が多くある為、新卒や経歴のある転職者との比較対象になりづらく、普通に就活するより内定率が高る傾向があります。

また、既卒の就活の支援実績が多い為、既卒ならではの悩みに対するアドバイスや、面接対策や、書類対策などのサポートをしてもらうことができます。

ビジネスマネーを身につける為の講座なども積極的に開催していることで、既卒のコンプレックスや不安を払しょくしながら転職活動を進めていくことが可能です。

リクルートキャリアの既卒向け転職エージェント「就職Shop」

就職shop
就職Shopはリクルートが運営する「既卒・フリーター」、正社員未経験の20代の為の転職エージェントです。

就職Shopを利用するメリットは下記の3点です。

  • 正社員未経験から正社員を目指しやすい
  • 書類選考がパスできる
  • 面接対策やセミナーが充実している

就職Shopは、フリーターや既卒など社会人経験が無い求職者、経験1年未満のほとんどキャリアのない20代の若手を「人材のニーズ」とする企業を集め、人材支援を行っている転職エージェントです。

元から、既卒の需要がある企業のみを集めている為、既卒でも正社員を目指しやすいです。

実際に転職Shopを利用して就職を決めた人のうち「4人に3人が正社員未経験」ですし、既卒者にとって利用価値の高い転職エージェントと言えます。

もう1つ大きな特徴は就職Shopで紹介された求人に応募する際は、全て書類免除だということです。書類選考で落とされる確率が高い既卒の求職者は、面接から選考が始まることは負担が大きく減りますので大きなメリットです。

また、就職Shopでは、模擬面接やセミナーなど、サポートが充分に整っている為、既卒でも自信を持って面接に臨めます。

就職Shopが紹介する企業は、全て取材・調査済み企業の為、実際に働く際の労働環境など細かい内部情報も知った上で就職することができます。

就職Shopに登録する・詳細を見る

関連ページ:就職Shopの評判やメリット・デメリット。20代で未経験から正社員ならおすすめ

既卒・フリーター・第二新卒向け特化のハタラクティブ

ハタラクティブは、既卒・フリーターといった「職歴がない求職者」、正社員未経験者の若手に特化した求人を中心に扱っている転職エージェントです。

ハタラクティブを利用するメリットは下記の3点です。

  • 未経験歓迎の求人が常時1,500求人以上
  • 約60000人の実績がある
  • 若年層専門のプロが在籍している

ハタラクティブは、既卒の就職実績が豊富で、求人も常に豊富に保有しています。また、既卒の求職者を数多く支援してきて蓄積されたノウハウに基づくサポートには定評があります。

企業への推薦もしっかり行ってくれる為、コンビニバイトやホストなど多種多様なフリーターが正社員で転職している実績がありますので、利用するメリットは大きいです。

ただし、ハタラクティブは関東1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の求人オンリーなので、利用できない人もいる点は残念な点です。反対に1都3県の既卒者なら、第一選択肢として今すぐにでも登録すべき転職エージェントです。

ハタラクティブに登録する・詳細を見る

就職成功率80%越えのJAIC

jaic

JAICは既卒・フリーターから正社員での就職を支援する転職エージェントです。

JAICを利用するメリットは下記の3点です。

  • 無料の就活講座でビジネスマナーが学べる
  • 約20社を書類選考なしで受けられる
  • 就職成功率が80.3%と驚異的

JAICに登録すると、10日間の無料の就活講座を受けビジネスマナーを学ぶことができます。正社員未経験の既卒が第二新卒に劣る部分は「ビジネスマナーが身についていない」ことと、「短い期間の正社員経験」だけです。

仕事に対する意欲は、挫折を経験している分、既卒者のほうが高いとみる企業もあるくらいですから、足りない部分(ビジネスマナー)を学んでから就職できることは自信につながると思います。

また、紹介企業にも「ビジネスマナーを学んでいる既卒者」という売り込みになります。

約20社に書類選考なしで面接ができ、かつ80.3%という驚異の就職成功率は、「企業に強く推薦されている」証拠であり、ビジネスマナーや若手の就業意欲が高い人材が企業ニーズである証拠と言えます。

ちょっと風変わりな転職エージェントではありますが、成功率の高さからも、利用価値は高いです。

利用するには、まず無料説明会に申込みするところからになります。

JAICの無料説明会申込み・詳細を見る

転職エージェントの利用にハードルを感じる人も多い

既卒にだけに限りませんが、転職エージェントの利用を躊躇する人は意外と多いものです。

近年では、転職エージェントは自分の満足する転職(就職)をする為には、必須と言える「ツール」と言えるほど求職者の間に浸透し、利用者は増加しています。

しかし、人は、良く解らないことには不安を感じますし、生きていく為に「現状維持」をしようとする生き物です。(現状で居れれば死ぬ危険が無いので、本能的に変化を嫌います)

利用したことのない転職エージェントを利用することに不安を感じ、担当がついて転職がどんどん進んでいく事(現状が変化していく事)に無用な恐怖を感じるのは、人間なら生理現象と言えるものです。

そんな本能的なことからも生れる不安や恐怖が元で、多くの人が転職したいと思いながら1年や2年を無駄にしてしまう事は実に多いですが、現状に不満がある人は結局転職する事になります。

現在の仕事があれば、1年2年は無駄にしても良いという人もいるでしょうが、既卒者であれば、「1日でも早いほうが良い」という認識は必要です。

既卒は卒業から時間が経てば経つほど就職には不利になってしまいます。もちろん、卒業から3年以上経過しているからといって諦める必要はありませんが、より意欲や強みをアピールする必要があります。

その上で、既卒から3年以上経過している人でも、半年の人でも、時間を巻き戻すことはできませんから、今が一番卒業から短いタイミングです。

実際に今、こうやって既卒の就活について調べているのですから、ぜひ、このタイミングを逃さないようにしてください。

登録してしまえば、今感じている不安は無くなっていきます。それでもやはり「就職したくない」「就職は不安」と感じるのなら、利用した後に決断しても遅くありません。

私は、サラリーマンも、フリーターも自営業者も経験していますが、就職だけが全てとは思っていません。どうしても嫌なら企業で勤める必要なんてありませんし、そのほうが幸せな人生が送れる場合もあります。

ただ、「就活しよう」と10%でも決意をしているのであれば、まず一歩踏み出すべきです。今見ている景色が変わるのは間違いありませんし、自信を持って進んで言って欲しいと心から願います。

求人検索型ならリクナビダイレクト

リクナビダイレクト既卒版既卒用の就活サイトは、リクナビダイレクトがおすすめです。言わずと知れたリクルート運営の既卒専用サイトです。

プロフィール登録をしておくことで、学歴やアピールポイント、希望にマッチングされた企業の紹介を受けることができます。

書類選考無しで面接から進めるという点では効率が良いと言えますし、既卒専用なので紹介される企業は全て既卒者が応募してくることを知っています。

その為、実に「4社受けて1社合格」という驚異の内定率が売りになっています。(転職者の平均は12社応募で1社内定)

ただし、マッチングの精度は高いとは言えず、希望する企業が見つかりやすいとは言えません。

ユーザーインターフェイス含めて使い勝手が良いサイトですので、積極的に利用すべきですが、既卒特化の転職エージェントと併用するようにすることをおすすめします。

リクナビダイレクト・既卒版の詳細を見る

既卒の就活方法②ハローワーク

ハローワーク

ハローワークは全国どの地域の人でも、利用しやすく、就活サイトより求人数は多いです。

既卒の応募可能な求人の数も多く、特に地方在住の場合は、ハローワークを利用したほうが、スムーズに就活ができる場合があります。

ブラック企業には気を付けよう

ハローワークは、企業が求人を出すときに、審査もなく費用が掛からない為、経営状態の良くない零細企業や優良とは言えない企業、ブラック企業と呼ばれる企業の求人も多いことは認識しておく必要があります。

就活サイトに求人を掲載する場合、最低でも10万円~100万円程度の費用が掛かりますし、転職エージェントなら求職者の年収の3割程度の費用が掛かります。

そういった理由で、ハローワークに求人を出す企業より、人材支援会社の媒体に求人を出す企業のほうが経営が安定している企業の割合がどうしても多くなります。

利用する際は、応募の前に該当企業のことをしっかり調べ、納得の行く企業に応募するようにしていきましょう。

新卒応援ハローワークも積極的に利用しよう

新卒者や既卒者をワンストップで支援する「新卒応援ハローワーク」も全国にありますので、積極的に活用することをおすすめします。

新卒応援ハローワークでは、履歴書の添削や面接対策等のサポートや、アドバイスを受けることができます。また、合同就職説明会や企業ツアーなど、就活に役立つイベントを開催しています。

所在地などは、厚生労働省の新卒応援ハローワークのページを参照してください。

また、近所に新卒応援ハローワークがない場合は、ヤングハローワークを利用するのも良いでしょう。

既卒の就活方法③新卒用の就活サイト

就活サイト

既卒の就活に『リクナビ』、『マイナビ』といった、新卒用の就活サイトを利用する方法もあります。

この方法では新卒採用枠として、新卒と一緒に採用試験を受ける流れになります。近年では若手の人手不足の影響から、新卒者は大手企業に偏りがちです。

新卒枠で挑戦する場合、大手を狙うチャレンジは良いことですが、なかなか採用に至らないことも考慮に入れて就活を行うようにしてください。

早く就職を決めたいのであれば、ライバルの少ない中小企業に的を絞るのも賢いやり方なので、頭に入れた上で利用するようにしましょう。

既卒の就活方法④転職サイト

リクナビNEXT
転職サイトでは一番実績があり、求人数も多い、リクルート運営の『リクナビNEXT』や、人材紹介老舗のキャリアデザインセンターが運営する『@type』などがおすすめです。

既卒は第二新卒とは違うものの、年代的には第二新卒と同等な為、やる気や人物重視のポテンシャル採用を行う企業では、需要がないわけではありません。

問題はライバルが第二新卒や経歴のあるビジネスパーソンになることで、書類選考で落とされる確率が高いことです。

自力で応募するタイプの転職サイトでは、既卒可の求人に応募しても既卒以外の人も応募してくるので、選考通過率は高くはないことを認識しておくことも大切です。

既卒特化の転職エージェントを利用するほうがおすすめですが、もし転職サイトを利用するなら、ある程度時間が掛かっても、既卒可能な求人だけでなく、条件に無い企業も含め「やりたいと思う仕事」に応募することをおすすめします。

面接まで進めば、、仕事に対する意欲や自分の強みをしっかりアピールできれば、人物本位で採用を決める企業も少なくはありませんので、粘り強く就活を進めるようにしましょう。

既卒の就活方法⑤転職エージェント

リクルートエージェント

既卒に特化していない、一般の転職エージェントでは、利用することは可能なもの、求人を紹介してもらえる可能性はかなり低いです。

これは、ほとんどの企業が、ある程度の実務経験を希望している為です。中には人物本位での採用を望む企業もありますが、転職エージェントは成功可能性の高い求職者を優先しますので、紹介されづらいのは間違いありません。

しかし、最近では既卒者の転職に力を入れている人材支援会社も多く、特に若手や第二新卒を得意としている転職エージェントであれば、チャンスはあります。

大手なら既卒のエージェントも立ち上げている『DODA』は、データベースを共有していると言われていますので、紹介してもらえる可能性があります。

リクルートエージェントは、データベースを共有していないので、同じリクルート運営の『就職Shop』を利用すれば良いでしょう。

マイナビは、20代に強く『マイナビジョブ20’s』という若手、第二新卒特化エージェントもありますので、既卒特化の転職エージェントと併用という形で利用を検討してみるのも良いでしょう。

既卒の履歴書の書き方

既卒の履歴書の書き方

既卒の方は履歴書の書き方がわからず困るかと思います。
新卒は解らなくてもマニュアル本などもありますが、既卒用のものはなかなかないと思いますし、ちょっとした不安要素になるかと思いますので軽く解説します。

新卒と違う部分を抑えておけば大丈夫

新卒の履歴書と違うポイントは下記の4つです。

  • 大学指定の履歴書は避ける
  • 自己PR欄が長い履歴書を使う
  • 職歴にはバイトを記載する
  • 自己PRは卒業からの年数によって変える

既に卒業している為、大学指定の履歴書は使用しないほうが無難です。

アピカ 自分を売り込む履歴書 SY36 A4(見開きA3)

また、職歴が無いのに職歴欄が長い履歴書では、無用な空白が多くなりますし、その分、自己PR欄が小さいので、職歴欄が少なく、自己PR欄が大きい上記のような履歴書を選ぶようにしましょう。

職歴欄には、卒業後にアルバイトをしていた場合は記入するようにします。

「平成29年4月 株式会社○○ストア 入社(アルバイト)」というように書けば大丈夫です。

自己PRに大学時代の事を書いても良い?

自己PRは卒業からの年数によって、内容を変える必要があります。

新卒1年未満なら、大学時代の部活動や実行委員会など、アピールできるエピソードがあれば盛り込んで良いですが、卒業後3年の人が、大学時代の事を書けば「卒業後に学んだことはないのかな」と受け取られてしまいます。

とにかく、アルバイトであっても、仕事上で努力してきたことや、嬉しかったこと、失敗・改善をして成長したエピソードなど、自分の強みや特徴を、応募企業で活かす意欲に溢れた自己PRにしていくことが重要です。

自己PRは人に見せて意見をもらうと良いですが、相談できる人が近くにいないなら、迷わず既卒用の転職エージェントを利用してアドバイスをもらうことをおすすめします。

ポテンシャル採用は人物本位、やる気重視

職歴が無い既卒者は、社会人と自分を比較してネガティブになることもあるでしょうが、他者と自分を比較する必要はありません。

自分は自分ですし、人には必ず良い特性があります。自信を持って、就業への意欲と貢献できる特性をアピールする事が大切です。

既卒の採用は、第二新卒と同じ「ポテンシャル採用」ですから、将来性込みの人物本位の採用になります。

第二新卒のほうがより「即戦力」になると考える企業も少なくないでしょうが、既卒というマイナス面を払しょくし、社会人生活をスタートさせようという意欲・エネルギーは企業にとっても魅力があります。

既卒は本人にとって失敗でなくても、一般的に見れば失敗かもしれません。しかし、仕事でも失敗を糧に成長できる人材は企業にとっては貴重な人材です。

同期が就職する中、就職せず挫折を味わって、そこから這い上がろうとする人材は、企業では必要です。社会ではプライドなんて関係ないですからね。学生気分の甘ちゃんなのにプライドだけは高い新卒より、魅力的に映る場合だって多いのではないでしょうか。

「この人なら、壁に当たっても成長して乗り越えていくことができる」と感じるアピールができれば、満足度の高い転職が実現できると信じて、自信を持って転職活動に取り組んでください。

 

既卒の面接での質問と回答例

まず、一番気になるであろう「なぜ新卒時に就職しなかったのですか?」という質問です。既卒の面接では、新卒時に就職しなかった理由は必ず聞かれると思っておいて間違いありません。

答え方によって面接官の印象を大きく左右する質問ですので、超がつく重要度と認識しておきましょう。

就職しなかった理由は人それぞれでしょうが、大きく分けると下記の2パターンに分類されます。

  • 就活で内定が取れなかった
  • 就活をしなかったパターン

就活で内定が取れなかったパターンの人は、「なぜ就活に失敗したか」をしっかり掘り起こして考える必要があります。そして、分析した失敗の理由を補う為に、努力してきたことを含めて回答しましょう。

既卒者を面接している時点で、応募者にネガティブなポイントがある事は企業も重々承知です。その部分を明確に払しょくできた前向きな姿勢があれば、企業は安心して採用することができます。

就活をしなかったパターンの(もしくは、少しだけしてすぐ辞めた)人は、「やりたいことがあった」「なんとなくフリーターになった」など、理由はそれぞれでしょうが、正直に本音ベースで話した上で、現在「仕事をどのように考えているのか」を伝えられるようにしましょう。

回答例 私は学生時代に美術部に所属し、絵本を描いてきたことで、卒業時には絵本作家になりたいと思い、就職活動を行いませんでした。当初はただ良い絵本が描ければ満足だと思っていたのですが、現実は厳しく出版できる段階に至りませんでした。仕事はアルバイトで自動車部品の工場で検品や梱包などを行っていました。正確性とスピードが求められる作業でしたので、ミスなく作業効率を上げる方法を常々考え、工夫しながら仕事をしてきました。また、働いた後や休日に絵本の作業をコツコツ努力して作品を完成させることで、1つの事をやり遂げる喜びを強く感じられるようになりました。作品はアイデアを出すところから文章や絵を書く作業まで様々な壁がありますが、1つずつ真摯に向き合い、地道な努力をする忍耐力が必要です。御社の営業事務の仕事でも、より会社の力になる為にはどうすれば良いかを日々考え、1日も早く仕事を覚えて貢献していきたいです。

自己PRも混ぜた回答例になっていますが、この質問とは別に自己PRを聞かれることも想定し、アピールできるエピソードを複数用意できればベストです。アピールできる要素が少ない場合は、「就活しなかった理由」と「今、仕事についてどう考えているか」のみを回答し、別の質問時に自己アピールをすればOKです。

既卒が気になることQ&A

他にも、既卒の方が気になることは多いでしょうが、一部Q&Aで紹介していきますので、参考にしてください。

Q:既卒だと公務員試験は不利?

既卒だと公務員試験で不利になるのではないでしょうか。勉強するにしても、採用に不利なら時間がもったいない気がしてしまいます。

 

A:特に不利ということはないでしょう。

既卒の選択肢として、一般企業以外にも、公務員という道もあります。

公務員は、高卒か大卒かといった学歴によっても受験できる試験が違います。高卒の場合も、警察官や自衛官をはじめ市役所職員、裁判所事務官など選択肢も多く、選択肢としては充分魅力的なのではないでしょうか。

大卒のああいは、地方上級公務員や教師など、高い知識が必要ですが、望む職種があれば、目指すのも良いでしょう。

よく「既卒だと公務員試験が不利になる?」といった疑問を見かけますが、新卒と同様の「一般枠」で受験する限りは、ネガティブに捉えるほど不利な状況にはなりません。

公務員試験は、何より受験して合格しているのですから、必要な知識や、受験の為の努力を重ねた資質については、既卒でも新卒でも評価が変わることはないので安心してください。

また、年齢も関係ないので、とにかく試験を突破することが最重要です。面接に関しては、一般企業と同様に既卒になった理由は聞かれますが、上述してきた通り、面接官が知りたいのは「今後のあなた」です。

前向きに意欲的であり、自分の特長、強みをアピールできれば、不利になることはありませんので、どうせなら既卒という失敗をポジティブに転換している自分をアピールして、他の受験者と差をつけていくくらいの気持ちで取り組みましょう。

Q:バイトと就活の両立が不安です

バイトをしないと親に経済的な負担が掛かりますが、バイトをすれば就活する時間が取れないのではと、ジレンマを抱えて前に進めなくなってしまっています。どうしたら良いでしょうか。

A:就活は一歩踏み出せばなんとかなります

就活をしながらのバイトをすることで、就活の効率が下がったり、体力や精神面での負担が大きいのではないかと心配することもあるでしょう。

けれど、時間が無いならないなりに、スケジュール調整をしたり、空いた時間で集中して書類を作成したりできるものです。

かえって時間があると、無用な不安要素を妄想してネガティブになり、何も手がつかないというケースもありますので、時間があるから良い就活ができる訳ではないと認識してください。

少しでも負担を減らしていくには、既卒の転職エージェントを使い、サポートを受けながら進めるのが一番良いのではないでしょうか。

様々な不安は「解らないこと」から起こります。プロに相談できる環境にいるだけでも、余計な心配をすることなく、前向きに就活に取り組むことができるようになります。

始める前に悩んでいても、絶対に解決しない問題ですから、まず一歩踏み出してから、バイトを始めるのも1つの方法でしょう。

Q:既卒なので正社員より派遣社員のほうが良いでしょうか。

既卒が正社員になるのはハードルが高そうで心が萎えてしまっています。派遣社員で働いて経験を積んでから正社員の道を探るというルートのほうが良いのか迷っています。

A:正社員が良いのなら正社員を目指しましょう

働き方というのは、人それぞれで、派遣社員や契約社員を好み、正社員昇格を断って、非正規雇用のまま働き続ける人もいます。

ただし、正社員が良いと思っているのであれば、まずは正社員を目指して就活を行うようにしましょう。

派遣社員や契約社員から、正社員への登用もありますし、転職活動をして正社員になる人も沢山いますが、なかなか正社員になれず悩んでいる人も多くいらっしゃいます。

「正社員」という条件だけなら、それほど難しくはありませんが、それが幸せとは限りません。どのような働き方をしたいのか、将来どうなっていきたいのかといったことをしっかり考えてみるようにしましょう。

その結果、正社員になりたいなら、まずは派遣や契約ではなく、あくまで正社員にこだわった就活にすべきと言えます。

まとめ

既卒の就活について様々解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

既卒の就活方法では、紹介した以外にも新卒と同じように企業のサイトからエントリーシートを提出して就活する方法もありますが、説明会から始まり、面接回数も多くなる上、内定率が低いのでおすすめではありません。

既卒の就活は決して楽ではないかも知れませんし、厳しいと感じる人もいると思います。

しかし、何より就活成功の鍵になるのは「行動力」です。

多少の勇気や覚悟は必要かもしれませんが、まずは一歩踏み出して就活を始めることが大切です。

あなたが、満足の行く企業に就職できることを陰ながら応援しております。

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