転職・再就職用の履歴書の場合、職歴としては「正社員」「契約社員」「派遣社員」としての経歴を記載するのが一般的ですが、「仕事は仕事でしょ?」という理由から「アルバイトも記載すべき」という人もいます。
このページでは、履歴書の職歴欄にアルバイトを記載すべきケースと、記載すべきでないケースとに分けて解説しています。お読みいただければ、あなたが履歴書にアルバイトの経歴を「書くべきかどうか」が解るように解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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履歴書の職歴欄にアルバイトの経歴を書いて良いか
当然ながらアルバイトをするなら、アルバイトの経歴を書くことは問題ありませんというより、書いたほうが良いです。当たり前のことですね。しかし、こと転職の場合は「必要性に応じて書くか書かないか決める」ようにしましょう。
つまり、状況によっては「書かないという選択肢」という選択肢もあるし、「書いたほうが良い」という選択肢もあり得るということです。
アルバイトの経歴を書いたほうが良いケース
職歴としてアルバイトというと、少しネガティブなように捉えられそうですが、きちんと書いたほうが良いケースもあります。
- 離職期間(ブランク)のバイト歴が長い場合
- バイトの経験を正社員で活かせる場合
書いたほうが良いのは上記の2つのパターンです。
正社員として働いていて、退職後に転職活動をする場合、離職期間が長いのはマイナスになる場合があります。その間に何をやっていたかは必ず聞かれますし、1年以上など余りに長い場合は全く働いていないよりアルバイトでも経歴として記入したほうが良いケースがあります。
ポイントとしては、そのバイト期間で「何を得て、どう今後に生かせるのか」を上手くアピールするということに尽きます。長い離職期間をプラスにするのは難しくても、マイナス要素を埋めることは可能です。
バイトでの経験を正社員として活かせる場合も、書くようにしましょう。例えば、店舗販売員としてのバイト経験は、販売員として転職するならプラスになりますし、同様に同じ系統の仕事であれば、プラスになることが多いでしょう。
ただし、正社員を希望するのであれば「アピールできる」ことが前提です。アピールできないと感じている場合は、書かないようにしてください。
また、若手の場合は良くても、30代になってバイト経験が活かせるというパターンは少ないので、離職期間が長くない場合は、書かないほうが良いでしょう。
アルバイトの経歴を書かないほうが良い場合
転職の場合、職歴としてアルバイトの経歴を書かないでいいケースのほうが多いかもしれません。
書かないほうが良いケースとしては、
- 正社員での転職を希望する場合
- 新卒の就職活動時
正社員→アルバイト→正社員という経歴をたどっていても、バイト期間が短ければ書かないほうが良いでしょう。基本的に正社員を希望するなら、アルバイトは経歴として記入しません。
ただし、アルバイトの期間が長い場合は、その間働いていないというほうがマイナスになる可能性が大きいため、記入して面接時までにアピールできる材料をまとめておきましょう。
アルバイトの経歴の書き方
履歴書にアルバイトの経歴を書く際は、会社名の後ろに(アルバイト)と書けばOKです。職種名やアピールポイントについては、履歴書ではなく職務経歴書に記載するようにしましょう。
アドバイスを受けながら転職活動を
アルバイトの経歴を書くか書かないか迷うのであれば、他のことでも様々不明なことや不安があるのではないでしょうか。
転職活動では、不安や解らないことが多いので、物理的な負担もさることながら、精神的な負担も大きいものです。
相談ができる相手がいるだけで、転職活動の負担は大きく減りますので、基本的には転職エージェントの利用をおすすめします。
正社員から正社員を希望する人は、間にアルバイトを挟んでいる場合でも離職期間が短いなら「使える転職エージェントまる解り・7項目の徹底比較(完全版)」を参考にして利用するエージェントを検討してみてください。
アルバイト期間が長い場合や、正社員経験がない人は、下記のページを参考にしていただければと思います。
http://cefngwlad.org/freeter
