転職成功ノウハウ   2017.05.08

どこからブラック企業?見抜く方法とホワイト企業の求人を掴む為のエージェント

ブラック企業の見分け方

世の中では「ブラック企業」という言葉が少々独り歩きして誇張されている傾向がありますが、実際あまりに理不尽な労働環境の元では誰でも仕事を辞めたいと思うものではないでしょうか。

かと言って、社会の実態をある程度知り、その上でブラック企業を見分ける方法を知らなければ、転職をしたところで、また同じようにブラック企業と感じてしまう可能性があります。

このページでは、誰でもできるブラック企業を見抜く方法を解説しています。

転職は、現状よりも満足度が上がらなければ、成功とは言えません。このページを最後まで読んでいただければ、安易にブラック企業へ応募してしまうようなことがなくなりますので、ぜひ参考にしてください。

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どこからブラック企業なの?

上記のツイートは、かなり的を射ているのではないでしょうか。なんでもかんでもブラックと言ってしまうと、それこそ、ほとんどの企業がブラックになってしまいかねません。

そこで、まずはブラック企業がどんな企業なのかを理解しておきましょう。

ブラック企業には明確な定義はありません。元はネットスラングで、メディアで取り上げられるようになってから、急速に世の中に広まった言葉です。

一般的には、「極端な長時間労働」「厳しいノルマが課されてパワハラもある」「サービス残業など労基法違反が甚だしい」「パワハラ・セクハラなどが横行している」「大量採用し、不要な人を辞めさせる(追い込む)」「辞める人が多い」というような特徴があります。

また、具体的な例としては

  • 離職率の平均値より、離職率が高い
  • 過労死や過労自殺があった
  • 12時間労働など過酷な労働環境
  • 残業代や休日出勤の分の給与が出ない
  • 有給取得率が著しく低い

離職率の平均値より離職率が高い

大卒の新卒者が入社してから3年で離職する率(3年離職率)は30%程度です。詳しくは厚生労働省が発表していますので気になる人は確認してみて欲しいですが、この「30%」という数値が大まかな目安になります。

例えば、3年離職率が10%しかない企業であれば、「辞めたいと思わない企業」とみることができます。反対に50%を超えている企業があれば、明らかになんらかのブラック要素があると思われます。

法律やモラル的にホワイトだったとしても、「普通より、辞める人が断然多い」というからには、何らかの理由がある訳で、そういった企業へ転職するのは、ブラック企業を避けたいなら、おすすめできません。

過労死や過労自殺があった

過労死や過労自殺が認定されたということは、違法な長時間労働の事実があったということです。しかし、電通の女性社員の件のように、ニュースで大きく取り上げられなければ、探すのは労力が掛ります。

また、実際には過労死認定されていないだけで、証拠が揃わずに泣き寝入りしている人も大勢いることでしょう。

もちろん、過労死があった企業に転職するということは、「労働が過酷」な可能性が高く、はっきり認識した上で、それでも「その仕事がしたい」、「給与が高いから良い」など、メリットが勝る場合のみ以外には考えられませんし、当然おすすめできません。

実際には「超過勤務時間の改善」などの労働基準監督署からの勧告などがあっても、改善の指示を無視している企業も多く、ブラック企業を減らす対策にはなっていません。

1日12時間労働の企業もある

違法な長時間残業は「月80時間超で社名公表する」という長時間労働撲滅を目指す緊急対策も、平成29年1月の新通達より実施されていますが、実際には影響力の大きい企業以外は簡単には公表されることはないのではと言われています。

つまり、違法労働の実態は、公表されているデータなどは、ブラック企業かどうかの判断材料になりづらいということになります。

コンプライアンスに敏感な時代になりましたが、それでも未だに1日12時間労働という会社も少なからずあります。

労働時間だけで判断することはできないにしても、1日の労働時間はブラックがどうかの基準になるでしょう。とはいえ、募集要項などでは本当の労働環境が書かれていない場合も多いです。

残業が多くて会社を辞めたいという人も少なくありませんし、実際に応募先企業に出向きチェックするのが難しくても、実際に勤めている人の声を参考にしたり、転職エージェントで情報を集めるなど、転職先のリアルな労働環境を知っておく必要があります。

残業代や休日出勤の分の給与が出ない

いわゆる賃金未払いです。こちらも労働基準法違反ですが、そもそも告発する人が少ない上に、労働基準監督署から改善勧告などがあっても、強制力があるわけではなく、書類送検などの司法処分がされることは全体の割合からすと稀と言わざるを得ません。

なので、実態はつかみづらいのですが、明らかに労基法違反ですから、そのような企業はブラック企業と断定しても良いでしょう。

有給取得率が著しく少ない

有給休暇は労働者の権利ですが、いまだに所得しづらい企業が多くあります。ある程度仕事の状況などに配慮する必要はあるでしょうが、「休みたい時になかなか休めない」「そもそも言い出しづらい」いう同調圧力が強い企業は注意が必要です。

以前は、「有給休暇は退職するときに使うもの」くらいの認識だった企業も多いですが、近年では社会問題化され、無理にでも有給を消化させる企業もあるほどですから、その中で有給休暇が取れないのであればブラック企業と言っても良いでしょう。

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ブラック企業を見抜く方法~転職サイトだけではダメ

①転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用すると、募集要件のように明記されている条件だけではなく、実際の企業の社風や労働環境などの内部情報を知ることができます。

例えば、転職サイトなどでは、募集要件には残業が少なそうに書いてあるが、実際に入ってみたら、ブラック残業だったなどということは、結構あるものです。

転職エージェントを利用することで、より詳細な企業情報を知ることができる為、ブラック企業に転職したくないのであれば、まず転職エージェントの利用は必須と言えるでしょう。

転職エージェントだけに頼らない

その上で、転職エージェントも仕事ですから、企業の悪いところは、できるだけ隠す傾向があります。絶対に譲れない点については、強く要求することが大切です。

また、自分で調べられることは、自分で調べていき、転職エージェントが言っていることと違うような問題が見つかった場合は、必ず情報を確認するようにしましょう。

大切なのは「譲れない条件」と「譲れる条件」を明確にしておくことです。パーフェクトを望むのであれば、それ相応のスキルや経歴も必須になりますし、厳密に企業の内部情報を知る必要があるでしょう。

ピッタリの求人があるとも限りませんし、時間も情報も限られていますので、全てを要求するのは現実的ではないですが、「譲れない条件」と「譲れる条件」が明確になっていれば、最低「譲れない条件」だけは叶えられる転職先を紹介してくれるように最大限努力してくれるでしょう。

反対に、どれもこれも望めば「紹介できる求人がありません」と断られてしまうこともあります。また、本当に条件として重要なものがエージェント側にも解りづらいものです。適切な求人を紹介してもらう為に、希望の優先順位ははっきりとしておきましょう。

転職エージェントについては下記の記事も参考にしてください。

関連ページ

②四季報で企業情報を調べる

『就職四季報』は『会社四季報』の就職バージョンです。会社四季報はどちらかと言うと投資家用ですが、こちらは就職に特化しているので、転職の際の会社研究にとても便利です。

企業から掲載料を取らずに客観・中立的な立場で制作されているので、会社が出したがらない「離職率」や「有休消化状況」なども掲載されています。

転職エージェントで転職先を紹介してもらったら、すぐに調べるようにしましょう。

就職四季報には、「優良・中堅企業番」や「女子版」もありますので、それぞれ用途にあったものを選ぶと良いでしょう。

③企業の口コミサイトで調べる

Vorkers』や『転職会議』のような、実際に働いている人のリアルな口コミが掲載されている、就職・転職の口コミサイトでを利用するのも、企業の実態を知る上で有用です。(Vorkersは有料で月額1000円掛かります。)

例えば、「月末にノルマを達成していないと土日も半ば強制的に出勤させられる」などというようなブラック企業の実態が伺える口コミも掲載されています。

転職エージェントから求人の紹介受けたら、その場で応募を決めるのではなく、必ず一度持ち帰り、情報を集めるようにしてみてください。

企業名で検索するだけで、ある程度、信憑性の高い情報を入手できます。

ただし、口コミを投稿している人の主観なので、冷静に客観的な視点で判断するように気を付けてください。

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転職エージェントでブラック企業を紹介されてしまう人の特徴と対策

転職エージェントを利用した場合、こちらの希望をヒアリングしてくれ、その希望を叶えられる求人を紹介してもらえるので、自分で求人サイトから応募するのと比べて、ホワイト企業に転職できる確率を格段に上げることができます。

解説してきた通り、ブラック企業の基準のはあいまいですから、転職エージェント側が、企業から依頼を受ける際に、「御社はブラック企業なので受け付けられません」などと断ることはないでしょう。

また依頼された求人は、転職エージェントを利用する転職希望者に、紹介されていきます。

つまり、転職エージェントを利用したから、必ずブラック企業を紹介されないというわけではありません。

それでは、どんな転職希望者や、どんな場合にブラック企業を紹介されてしまうのでしょうか。

  • スペックが低く、アピールが弱い人
  • 希望が明確でない人
  • 効率のみを重視するコンサルタントの場合

上記の3パターンは、特にブラック企業を紹介されてしまう可能性がありますので、注意したうえで、その要素1つずつを潰していくことが大切です。

スペックが低くアピールが弱い人

経歴が浅く、これといったスキルがない上に、企業に売り込めるアピール要素が少ない人は、ブラック企業の求人を紹介されやすくなります。

なぜなら、良質な求人は、スペックが高い希望者に紹介して、「早期に高年収で転職させたい」と考えるのが当然の流れだからです。

経験が浅い若手や、これといったスキルがないと自覚している場合は、人間性や意欲などでアピールできるポイントをできる限り掘り下げて、「この人は表面上の経歴より仕事ができそうだ」と感じてもらうことが大切です。

希望が明確でない人

例えば、ブラック企業の要素と考えられる、「過度な残業時間」や「サービス残業」、「パワハラ・セクハラ」などについて、要望を明確に伝えられていなければ、ブラック要素がある企業も紹介されてしまうことがあるでしょう。

譲れないポイントは、「残業時間が少ない企業という点は転職先の条件として最優先して欲しい」などと、明確に伝えるようにしましょう。

パワハラ・セクハラなどは、「パワハラがない企業が良いです」程度では曖昧と言わざるを得ません。「パワハラ・セクハラなどのコンプライアンスに関する対策を具体的に行っていますか?」と確認するようにしましょう。

また、対策を行っていたとしても、「過去に問題があったから対外的に必要になって設置しているだけ」というパターンも残念ながらあるようです。確認することは「私はパワハラ・セクハラがあるような会社だけは嫌です」という意思表示になり「コンサルタントも無理に押しづらくなる」ということが狙いです。

実際には、対策の確認だけで安心せず、前述している口コミサイトや四季報等を使用して情報収集することが大切です。

効率のみを重視するコンサルタントの場合

エージェント側からすれば、転職先に人材をどんどん紹介して、回転率を上げることは、転職エージェント会社の売上げをアップするためには、大切なことですから、担当のキャリアコンサルタントも数字的なノルマは設定されていることが考えられます。

また、成績を上げれば、昇格や昇給する可能性が上がるのであれば、効率のみを重視するキャリアコンサルタントがいても何の不思議はありません。

しかし、「あまりにこちらの要望を聞いてくれない」「沢山紹介を受けたが調べたらブラックだった」ということが続くようであれば、担当のキャリアコンサルタントの変更をするようにしましょう。

リクナビNEXT

リクナビNEXT転職者の8割が利用!求人数、転職実績ともにNo.1の転職サイト。転職を考えたら、まずはリクナビNEXTに登録しておきましょう。簡単に自分の強みを知ることができるグッドポイント診断で自己分析などの転職準備が捗ります。

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ホワイトな企業を紹介してくれるエージェントは?

それでは、転職エージェントを利用して、ブラック企業を紹介されない確率を上げるためには、どのような転職エージェントを利用すれば良いでしょうか。

  • サポートの手厚さ、丁寧さを売りにする転職エージェント
  • 利用者の満足度が高い転職エージェント
  • ブラック企業の紹介が少ないと評判の転職エージェント

上記が、登録すべきエージェントの特徴です。

しかし、いずれの場合でも、求人数の圧倒的なトップ2社(リクルートエージェントDODA)には登録必須です。

その上で、ホワイト企業の紹介確率を上げるためのエージェントを紹介していきます。

パソナキャリア

パソナキャリアサポートが丁寧と評判のパソナキャリアは、拠点が多くどの地域に在住していても面談がスムーズ。通常、エージェントは電話でも相談ができますが、面談したほうが良い結果に繋がりやすく、面談を重視している姿勢も買いです。

求人数求人数約3.9万件(内非公開求人 約2.4万件=2017年3月現在)
求人の質人材派遣業の経験が強み。正社員転職に強い。
年収アップ率 67.1%(年度は不明)
サポートの質詳細なキャリアカウンセリングによる的確なアドバイスや書類・面接対策には定評がある。

書類選考対策や面接対策などでも手厚いサポートに定評があります。求人数の割に利用者からは「求人が多い」と好評なのは、人材派遣業で培った企業との繋がりを活かせている証拠でしょう。

マイナビエージェント

マイナビエージェント転職サイトマイナビでの知名度を活かし、第二新卒や20代に強みのある転職エージェント。ホワイト企業の紹介にも定評があり、若手支援で磨かれたサポート力はミドル層の転職支援にも活かされています。

求人数求人数約2.3万件(内非公開求人 約1.8万件=現在は非公開)
求人の質人材派遣業の経験が強み。正社員転職に強い。企業からの知名度は高いため、良質な求人が集まる。
年収アップ率 64%(現在非公開)
サポートの質採用支援業界大手の強みを活かし、業界や企業に精通するだけでなく、社風なども熟知している担当が多い。書類選考率や面接対策も万全で安心できる。

人材紹介業界大手の強みを活かした転職成功ノウハウを持っています。書類選考率や面接通過にこだわった対策もノウハウが蓄積されているからこそ。

typeの転職エージェント

typeの転職エージェント人材紹介の老舗キャリアデザインセンター運営の転職エージェント。事年収アップ率は71%と驚異的。手厚いサポートに定評がある。

求人数求人数約2.1万件(内非公開求人 約1.8万件=現在は非公開)首都圏など都市部の企業が中心。
求人の質利益追求型ではない為、しっかり要望に適った適切な企業を紹介してくれると評判が高い。
年収アップ率71%
サポートの質サポートにも定評。サービスの質を強みにしようという姿勢は評価できる。アフターフォローも充実。

サービスにこだわり、質を重視した姿勢を貫くことで、高い年収アップ率を実現している転職エージェント。首都圏や京阪神などの都市部中心だが、大手との差別化を「サービスの質」で図る姿勢はブラック企業を避けたい転職者にとっては有難い。

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