JACリクルートメントは、売上規模でリクルートエージェント・dodaに次ぐ、業界3位の転職エージェントです。
基本的に、管理職などのハイキャリア、高収入に強い転職エージェントですが、利用する価値はあるのでしょうか。
このページでは、JACリクルートメントの評判・口コミを分析していますので、登録の際の判断材料にしていただければ幸いです。
JACリクルートメントの総合評価
外資や海外進出企業に強く質も量もグローバルポジションではNO.1。キャリアに自信がある方は登録必須の転職エージェント。
求人数 | 3 | 求人数非公開。売上高ベース業界3位だがハイクラス重視の為、求人数は中規模 |
求人の質 | 4.5 | 外資・海外、ハイキャリアにはとにかく強い。年収600万円以上なら利用価値は高い。 |
年収アップ率 | 4.2 | 非公開だがアップの可能性が十分。アップ額も期待できる。 |
サポートの質 | 3.3 | 550人のキャリアコンサルタントは業界・職種別のプロ。企業の内部情報にも精通。ハイキャリアでない利用者への対応は良くない。 |
提案力 | 4.2 | ハイクラスなのでマッチングの制度が良く提案力は高い。 |
得意分野 | 4.3 | 外資系企業や海外進出企業には大きな強み。エグゼクティブ、スペシャリスト。 |
拠点数 | ---- | 北海道・東北・九州以外の全国の大都市に配置。東京(神田神保町)・神奈川(横浜)・静岡・愛知(名古屋市中区) 京都(鳥丸)・大阪(梅田)・神戸(三ノ宮)・広島(中区) |
利用者の年齢層 | ---- | 20代約10%、30代約45%、40~44歳約25%、45歳以上約25%。ハイクラス求人特化の為、年齢層は高目。 |
この転職エージェントは・・・外資・海外・ハイキャリア志望の人におすすめ
売上ベースで業界No.3のロンドン発祥のエージェント。ハイキャリア案件を得意としている上、提案力にも強み。連絡が遅いなど対応が悪いと言われた時期もあるが、キャリアコンサルタントの人数も増え解消傾向。とにかく外資・海外・ハイキャリア志望の人で経歴に自信がある人は登録しておきましょう。
JACリクルートメントを利用するメリット
- ハイキャリア求人が多く質が高い
- 企業を熟知したコンサルタントが多数
ハイキャリア求人が多く質が高い
大前提として、ハイキャリアになればなるほど、企業の求人ニーズはピンポイントで細かい条件になる傾向があります。
当然ながら企業側は、「自社のこのポジションに、こういった人材を」、「新しいプロジェクトを立ち上げるからリーダーが必要」などと詳細な戦略の元、必要に応じて求人します。
広く一般から募集しても、簡単には見つからないですし人事選考にも莫大なコストが掛かります。必要な人材を低コストで見つけるには、転職エージェントに依頼することになります。
そういった理由から、ハイキャリア求人の多くは転職エージェントの非公開求人や、ヘッドハンターによって扱われる割合が大きくなります。
転職エージェント会社トップ2社(doda・リクルートエージェント)でも、ハイキャリアな案件はありますが、JACリクルートメントでは、ほぼ「ハイキャリア特化」と言って良いほど、質の高いハイキャリア案件が集まっています。
マネジメント経験者や、グローバル、スペシャリスト、エグゼクティブといったハイキャリアであれば、満足度の高い求人を紹介してもらる可能性が高いです。
企業を熟知したコンサルタントが多数在籍
前述の通り、ハイキャリアで市場価値の高い人材を中心に扱うエージェントの為、企業ニーズと希望者の要望をマッチンスする能力が高くなければ、勤まりません。
各業界ごとに、専門領域に特化したコンサルタントが在籍しているのはもちろんのこと、求人する企業のニーズや内部情報も熟知した優秀なコンサルタントが多数在籍しています。
JACリクルートメントを利用するデメリット
ハイキャリア案件にについては、満足度も高く、登録必須のエージェントと言えますが、反面デメリットも存在します。
- スペックが要求される
- 対応はビジネスライク
スペックが要求される
ハイキャリア案件を多く抱えている為、それだけ高スペックが要求されます。若手の場合は、学歴が高かったり、前職での高い実績があったりと、何かしらアピールできるものがないと、求人紹介を断られてしまうこともあります。
また、断られない場合でも、市場価値が低いとみなされると、希望と違う案件を紹介してくる程度と、あまり力を入れてもらえずに、満足度が下がる傾向があります。
対応はビジネスライク
優秀なコンサルタントは、良い意味でも悪い意味でも、対応がドライでビジネスライクで効率が良い傾向があります。
確かに、望む求人を紹介してもらい、的確なアドバイスを受け、内定率を高めるポイントだけ明確に指摘され、結果内定がもらえれば、転職希望者としては良いとも言えます。
しかし、経歴が浅い若手や、管理職経験がない実績が乏しい人の場合、手厚くサポートしてもらえる転職エージェントは別にあると考えたほうが良いでしょう。
反対に、マネジメント経験があたり、技術職のスペシャリストや現在高収入の方は、手厚くサポートしてもらえ、評判も上々なので、デメリットにならないかも知れません。
JACリクルートメントをおすすめの人
JACリクルートメントをおすすめの人は下記のうちいずれかに当てはまる人です。
- 30代以降のマネジメント経験がある人
- 技術職のスペシャリスト
- スキルや経歴に自信のある人
- 現在高年収(最低500万円)の人
- 若手で高学歴か語学ができる人
- 外資系企業で実績がある人
ハイクラスな案件は、随時募集されていますし、業界で売上3位のエージェントなので、そこそこの求人数も保有していますが、高年収の為、報酬単価が高いことを考えると、応募時点で希望にマッチした求人があるとは限らないと考えたほうが良いでしょう。
総合型のエージェントで、ハイクラス案件に定評があるのは『リクルートエージェント』ですので、必ず同時に登録しましょう。
また、『doda』も、他の転職エージェントと比べて求人数が圧倒的な為、登録することをおすすめします。
「JACではちょっと厳しいかな・・・」「手厚いサポートをして欲しい・・・」という人は、手厚いサポートに定評のあるマイナビエージェントをおすすめします。