転職を本気で考えるなら「転職エージェント」または「ヘッドハンター」を利用する事をおすすめしていますが「仕事探し」の事情は人それぞれです。正社員になりたい人とパートの仕事探しとはまるで違います。
ここでは、8つの仕事探しの方を紹介していきます。
仕事の探し方は沢山ある
転職や再就職の仕事の探し方は、いろいろな方法があります。まずは、どんな「仕事探しの方法」があるのかみていきましょう。その上で、よりスムーズに仕事が探せる方法を解説していきます。
①ハローワーク
厚生労働省設置法第23条に基づき設置される公共職業安定所。愛称を「ハローワーク」と言います。全国各地にあるというのが利点ですね。(画像は東京ハローワークのロゴです)
ハローワークに行き、求職者登録をすると相談から、指導・紹介までしてもらえます。求職者はもちろん無料ですが、企業側も登録料が掛からない事や会社のある地域の人を募集しやすいといメリットがある為、多くの求人があります。
応募できる企業は中小企業が中心ですが、大企業の求人もないわけではありません。雇用形態もアルバイト・パートから正社員まで全てあります。全国各地のハローワークへ行き、求職者登録をすると全ての求人情報を見ることができます。ネットでもハローワークインターネットサービスというサイトがあり、求人を閲覧することができます。
また、ハローワークというと転職や離職中(失業中)の方の為の施設だと思っている人も多いかもしれませんが、全都道府県にワンストップで新卒者を支援する施設として「新卒応援ハローワーク」というものがあります。ジョブサポーターによる様々なサポートが無料で受けられます。
対象:離職中(失業中)の方、転職希望の方・新卒・既卒の方
②転職サイト
近年では転職と言えばハローワークがメインだった時代ではありません。特に首都圏や大阪圏などの大都市にある企業の求人は、ハローワーク以外の仕事の探し方をするメリットが大きいです。
転職サイトは『リクナビNEXT』や『
@type』など、ネット上で求人情報を掲載しているサイトを使用し、転職の求人情報を閲覧、応募をする仕事探しの方法です。多くの求人が随時掲載されており、登録する転職サイトにもよりますが、経歴などのレジュメを登録しておけば、企業からのオファーメールも届く便利なシステムがあります。
ハローワークが中小企業中心なのに比べて、一部上場企業など大企業の求人も多く掲載されています。応募までインターネット上でできるため、使い勝手も良く、特に都市在住の方の多くが転職サイトを利用して転職の仕事探しをしています。
対象:転職希望の方(離職中も含む)
おすすめの転職サイトはリクナビNEXT
転職をしようと思ったらまずは、「リクナビNEXT」に登録してください。リクルートが運営していることや、登録者も多いことから、企業からの信頼も高く常に多くの求人が掲載されている日本最大の転職サイトです。リクナビNEXTでしか掲載されていない求人が87%というデータもあり、転職者の実に8割が「リクナビNEXT」を使用しています。
毎週水曜日と金曜日に求人情報が更新され、新しい情報が常に手に入ります。
他には転職サイト@type
女性専用の転職サイトは『女の転職@type』、『とらばーゆ』などが有名です。
リクナビNEXTについての関連ページ
③転職エージェント(人材紹介会社)
転職エージェントは、転職を希望する人なら誰でも使用して欲しい無料の人材紹介サービスです。
企業のニーズと転職希望者のニーズをマッチングし、求人紹介、応募書類から面接スケジュール調整や待遇の交渉まで全てを専属のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
特に、経歴が優れている人には利用価値が高いサービスですが、そうでなくても積極的に利用することでより希望に合った転職をできる可能性が高まりますので、転職の達人では必ず利用するように推奨しています。
対象:転職希望の方(離職中も含む)
おすすめの転職エージェント
転職エージェントは1社の登録ではなく、複数登録しておきましょう。
担当のキャリアアドバイザーとの相性による要素も大きい為、大手3社は必ず登録したほうが良いです。
関連ページ 転職エージェントとは?基礎知識と選び方の軸
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、第二新卒を含む20代~30代中盤までの、どちらかと言うと若手に強い転職エージェントです。
マイナビの知名度を活かして、企業との太いパイプがあり、良質な独占案件を多く保有しています。
大企業から中小・ベンチャーまで幅広い求人がありますが、特に優良中小企業の独自案件は評価が高いです。
求人数では、業界最大手のリクルートエージェント、2番手のdodaには及びませんが「紹介数が多い」「ホワイト求人の紹介が多い」という評判も多く、サポート力に定評があります。
多くのビジネスパーソンにおすすめの転職エージェントです。
リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は転職エージェント最大手です。公開求人数3.2万件、非公開求人数16.9万件超(2018年4/27現在)と圧倒的な求人数を誇ります。
数が多ければ良いと言うわけではありませんが、同時に数のメリットも確実に存在します。間違いなく登録必須の転職エージェントです。
typeの転職エージェント
『type転職エージェント』は求人雑誌時代から人材紹介業を営む老舗のキャリアデザインセンターが運営する転職エージェントです。こちらも登録しておきましょう。サポート力に定評があり、年収アップ率や利用満足度も非常に高い転職エージェントですので登録をおすすめします。
ただし、求人は東京・神奈川・千葉・埼玉中心になりますので、一都3県以外の場合は選択肢からは外れます。
doda
パーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営する『doda』も転職エージェントの大手の1つです。非公開求人数12万件超(2018年4/27現在)とリクルートに次ぐ求人数で、やはり圧倒的な存在です。
書類対策や面接対策などのサポートにも定評があり、利用者の満足度が高い転職エージェントですので、全ての人におすすめです。
登録必須の転職エージェントです。
転職エージェントは他にも沢山ありますが、大手のエージェントには必ず複数登録するようにしましょう。同時に使った上でキャリアアドバイザーとの相性も考慮して絞っていけば良いです。1社ずつ登録していると転職の期間が長くなる確率も上がってしまいます。
転職エージェントは多くの会社が運営していますし、それぞれ特徴もあります。しかし、結局のところ担当に付く人のスキルや相性に左右される部分が大きいので詳細な比較を行う以前に大手は必ず3社以上は登録して欲しいと思います。
上記で紹介した転職エージェントは、どなたにもおすすめですが、年代や性別、希望業種などによっては、併用すべき転職エージェントには違いが出てきます。より、詳しく知りたい方は下記のページも参考にしてください。
④ヘッドハンター
いわゆるヘッドハンティングを行っている企業です。エグゼクティブや高い専門性がある技術職、他社でエース級の活躍をしている社員やピンポイントでどうしても欲しいスキルのある人材などを企業がヘッドハンターに探すよう依頼し、それを受けてマッチする人材を企業に紹介します。
現在では「ビズリーチ」などのネットで登録できるヘッドハンターサービスもありますので、「ハイレベルな知識やスキルがある」「業務成績や経歴に自信がある」と自己評価できる場合は、転職エージェントともに利用価値が高いサービスです。
対象:転職希望の方
ハイクラス案件やエグゼクティブの方におすすめの転職エージェント、ヘッドハンティングサービスは、下記のページで解説していますので、参考にしてください。

⑤求人サイト
転職サイトは転職者専用のサイトですが、求人サイトは学生専用のサイトがあったり、既卒者専用のサイトがあったり、派遣のお仕事に特化したサイトがあったりと、種類も豊富にあります。ネット上で求人を検索して閲覧ができ、情報収集にとても便利なサイトです。
関連ページ:既卒の就活に成功する為の5つの方法。就活サイトの活用がカギ
⑥求人広告
求人広告は大きくわけて2種類あります。1つは「フリーペーパー」もう1つは「新聞折り込み求人」です。有料の求人雑誌もありますが、ここでは省きます。フリーペーパーは地域の情報が掲載されていて仕事探しとしては手軽だという点では良いですが、全ての企業がフリーペーパーで求人募集をするわけではありません。新聞折り込みとなるとさらに数は限られたものになります。
大きく広く求人情報を集めて選んでいきたい場合は、利用価値が高くはありませんが、稀に地域密着型の企業で条件の良い求人んが掲載されることもありますので、気になる仕事が掲載されている場合は、さらにネットで調べてみると良いでしょう。
新聞折り込みチラシにはパートやアルバイトなどの仕事の掲載もあり、希望する雇用形態によっては手軽で便利なものですが、契約社員や正社員の求人は和が限られてしまうのでデメリットが大きいです。
対象:全ての就職希望の方
⑦企業サイト
中途採用の募集をする場合、転職サイトや転職エージェントに登録すると同時に、自社サイトでも募集をしている企業があります。企業サイトには「採用情報」のページがありますので、行きたい業種が決まっている場合などは企業のサイトもチェックするようにすると良いです。
対象:新卒・既卒・転職希望の方
⑧コネクション
いわゆる縁故入社です。血縁がある人が企業の人事に影響がある立場の場合や、得意先の社長や役員などが自分の血縁だったりで、紹介してもらえる場合は内定が固いでしょう。また、親や血縁者でなくても、友人・知人や同僚の紹介など、案外身近なところでコネがある場合があります。
コネを使って入社してもと思う場合もあるかもしれませんし、辞めにくかったり「肩身の狭い思いをするのではないか」と思うこともあるかも知れませんが、内定を得やすいという点ではかなりのプラス材料です。
対象:新卒・既卒・転職希望の方(コネのある人限定)
正社員や契約社員の仕事探しは在住地域別
8つの仕事探しの方法を紹介してきましたが、正社員や契約社員として仕事を探す場合どの仕事探しの方法がベストでしょうか。
単純に、求人数のみを比較した場合、首都圏や地方都市の求人であれば転職サイトでも相当な求人がある上、ハローワークには求人の出ていない優良企業の求人が見つかりやすい為、転職サイトと転職エージェントを使用するのがベストと言えます。
しかし、地方で勤務したい場合は、転職サイトでは求人数が少ない為、ハローワークも併用して利用することがベストだと思います。しかし、同様にハローワークには出ていない求人で優良な求人を見つけられる可能性がある限り、転職サイトと転職エージェントも利用しない手はありません。
ハローワークと大手の転職サイト「リクナビNEXT」と比較した場合(2017年3/4現在)
- ハローワーク(東京) 60891件
- リクナビNEXT(東京)5184件
- ハローワーク(香川県)7266件
- リクナビNEXT(香川県)390件
※ハローワークの数値は「ハローワークインターネットサービス」にて「請負を除く」「一般(フルタイム)」で検索した数値です。転職サイトの数値は「リクナビNEXTのみの数値」の為、転職サイトやエージェント全体の求人数はもっと多くなります。
求人数で言えば、全国どの地域でもハローワークが圧倒的に多いです。
首都圏や大き目の都市の企業に転職する場合
首都圏や大き目の都市の企業に転職する場合は、転職サイトでも十分な求人があるので、あえてハローワークを利用する必要はないです。求人の質自体はハローワークと比較すると転職サイトのほうが良いですし、自宅で応募まで全て完結できる上に転職ノウハウなどの情報も十分に得られます。
またサポートという面ではハローワークより転職エージェントに分があります。担当のキャリアアドバイザーがつくことで、様々なサポートで転職活動の負担が減ります。しかも転職エージェントは転職先を紹介し入社してもらうことで利益を出している上、報酬は転職先の年収から計算されるため「年収アップもしやすい」のが特長です。
もちろん、年収アップだけが「良い転職」ではありませんが、「希望する転職の形」のより近づける為には迷わず転職エージェントを利用することをおすすめします。
地方の企業に転職する場合
地方の企業に転職したい場合は、転職サイトだけでは求人数が物足りない場合もあるかもしれません。そういった場合はハローワークも併用すると良いでしょう。ただし、地方では大都市と比べて求人数自体が少ないですから、転職サイトも利用するようにしたいところです。
最近では以前より地方の求人が増加している傾向があります。求人数が少ない分ライバルも少ないので転職しにくいわけではありませんし、地方の地域密着型企業の中にも優良企業は沢山あります。転職サイトとハローワークの両方の特性を活かして、良い転職を目指していただきたいと思います。
それでも仕事の探し方がわからない人は?
それでも仕事の探し方が解らないというあなたは、どう探すかという「方法論」ではなく「やりたい仕事が解らない」のかもしれません。
何を仕事にして良いのか明確にならない理由は、「自己分析ができていないから」という可能性があります。
- 仕事上で好きなこと
- 仕事上で嫌いなこと
- できること
- できないこと
など、リスト化しながら自己分析を進めていくと良いでしょう。
また、行動する前にいろいろ不安になって身動きが取れない状態になっているのであれば、まずは転職エージェントに登録して、プロのアドバイスを受けてみることをおすすめします。
自分にとってやりたい仕事が何かを考えてみる
漠然とした状態で転職先を決めても「自分に合っていないのではないか」と思ってしまうのは当然かも知れません。
もちろん、やってみて適性が解るということも多いでしょうが、今現在「合ってないかも・・・」と考えている人は、周囲に相談すれば「どこでもそんなもんだよ」と言われるのではないでしょうか。
転職するかしないかを今すぐに決める必要はありませんが、これを機会に一度じっくり「やりたい仕事」について考えてみると良いのではないでしょうか。
- 子どもの頃から好きだったこと
- 仕事をしていてやり甲斐がある、楽しいと思う瞬間
- 内勤、外勤でどちらが好きか
具体的に1つずつ掘り下げていくようにしましょう。夢中になれるものは大抵の場合、子供の頃に夢中になっていたことの場合が多いと言われます。
また、コツコツと事務仕事を正確にこなすのが好きでやり甲斐を感じる人もいれば、ノルマなどのプレッシャーがあっても外へ足を運んで人と会い契約を取ってくる営業のような仕事に楽しさを感じる人もいます。
得意な事、不得意なことを明確に
例えば、コミュニケーションが得意な人とコミュニケーションが苦手な人では、全く仕事の適性が変わってきますよね。コミュニケーションが苦手な人が営業や接客に向いているわけがありません。仮に仕事に就いても苦痛のほうが多いはずです。
もちろん人間は成長できますから、挑戦するということであれば問題ないですが、現状の適性という意味では避けたほうが良いということになります。
逆に1人で黙々と作業をするような仕事であれば、コミュニケーションが得意な必要はありません。もちろん社内の最低限のコミュニケーションは必要ですが、エンジニアなどの技術職の多くはコミュニケーション力より技術力が問われます。
人それぞれ、得意な事も不得意なこともあるはずです。必ずしも得意なことをやれば良いという事でありませんが、やりたい仕事を探すには、自分の得意な事を中心に考えたほうが良いでしょう。
強み診断や適職診断で思わぬ適性を発見できるかも
自己分析で方向性を明確にすることで、「今はできない」けど「やってみたい仕事」も解るようになってきます。アルバイトであれば「とりあえずやってみて」合わなかったら辞めるという事もできますが、社会人としては合わなかったで辞めていたら職歴に残ってしまいますので、後の転職にも影響してきてしまいます。
やはり、ある程度は「こういう仕事に就くきたい」と明確になるまでの自己分析を行う必要があります。
自己分析が上手く進められないという場合は、転職サイトの強み診断や適職診断を利用するととても便利です。下記におすすめの自己分析ツール、適職診断ツールを紹介しておきますので、ぜひ利用してみてください。
リクナビNEXTのグッドポイント診断
転職サイト『リクナビNEXT』の会員限定のサービスの『グッドポイント診断』では、質問に答えていくだけで、18種類の項目から5つの『自分の強み』が解ります。
SPIという就職用のテストを開発したリクルートが、そのノウハウを詰め込んで作った本格的な診断テストになっているので、無料にも関わらず利用価値はかなり高いです。
@type転職力診断テスト
キャリアデザインセンター運営の転職サイト「@type」で受けられる無料の診断テストです。
転職サイト@type利用者の13万人以上の職種・年齢別経歴などのデータに基づいて詳細な診断ができるのが特徴。type転職エージェントのキャリアコンサルタントが監修していて、的確な診断ができると評判も良い診断ツールです。
診断テストは48項目の設問に順番に答えていき、経歴やスキルを記載するだけです。所要時間は10分程度で診断が手軽にできます。
テストは無料ですが、転職サイト@typeの無料登録で利用できるようになっています。
下記のページも参考にしてください。


上手な求人の探し方のコツ
ここまで仕事の探し方を解説してきましたが、手段だけ知っても仕事探しが捗らないこともあると思います。
利用する求人媒体が解っても、ただ利用したら自分に合った転職先が見つかるという訳ではありません。「どのように」仕事を見つければ良いか解らない場合や、より効率的に仕事を探していく為の方法を解説していますので、参考にしてください。
転職先の条件を明確にする
まず、前提として下記の2点を明確にすることが上手に求人を探すコツです。
- どんな仕事に就きたいか
- 自分の転職の条件
どんな仕事に就きたいか解っていない場合、転職サイトを利用しても膨大な求人情報を隅から隅まで調べる必要性が出てきてしまいますし、転職エージェントでも「どんな仕事でも良い」と伝えたのでは、自分に合った仕事を紹介してもらうことはできません。
ですから、希望職種や仕事内容については、希望を明確にする必要があります。
また、転職は現在の会社で実現できない事を転職先で実現することが目的なので、転職先に求める条件を明確にしておく事が大切です。
例えば、休日が多く残業が少ない会社を希望するのであれば、給与が低くても大丈夫という人がいれば、家庭があって給与所得を減らさない上で現職の不満を解消することが一番の条件になる人もいるでしょう。
希望条件は人によって様々でしょうが、「これだけは実現したい」という転職の際の最低条件と、できれば叶えていきたい最高条件だけは考えておきましょう。
希望条件が多い場合は、それぞれの条件に優先順位を付けて、ここまでは必ず叶えたいというラインを明確にしておくことが大切です。
これらを明確にしていく上で、自己分析が必要になりますが、志望動機を書く上でも、自己PRをしていく上でも後々役に立ちますので、しっかり準備しておくことをおすすめします。
希望条件に合わせて絞り込む
転職サイトやハローワークで求人を探す場合は、自分の希望条件で絞込みを行います。
沢山ある求人の中から1件1件内容を確認していくのは、希望の転職先が松茸だとすれば、生えているかも解らない広大な森の中で何の当てもなく探すようなものです。
生えているキノコを1本1本見ていては、時間がいくらあっても足りません。
転職サイトやハローワークでは検索機能があるので、希望職種や希望年収、所在地など諸々の条件を入力していきながら絞り込んでいきましょう。
転職サイトではフリーワード検索も条件項目も沢山あるので、上手に絞り込んでいくことが大切です。「残業少な目」や「年間休日130日」など、キーワードを工夫しながら絞り込んでいくようにしてください。
転職エージェントを利用する
転職活動で一番労力が掛ることは「希望の求人を探すこと」だと答える求職者がとても多いです。
特に、仕事をしながらの転職活動では、転職サイトやハローワークの多数の求人の中から自力で転職先を選定していくのはとても負担が大きいものです。
また、希望する転職先を絞り込むことができ、応募してみてもなかなか面接まで進めないという場合もあります。その場合は、あなたの市場価値と応募先企業のミスマッチが考えられますが、転職エージェントを利用すれば、あたなの市場価値を考慮に入れた上で、希望条件にマッチする求人を紹介してくれます。
転職エージェントでは、希望に合わない企業しか紹介されないケースもありますが、それはそれで市場価値に見合った上で希望条件にマッチする求人が無いということですから、転職しないという決断もしやすくなります。
また、希望条件とは違っても、コンサルタントが判断して適性のある企業の紹介をしてくれている事もありますので、自分だけでは見つけられない転職先が見つかる可能性も広がります。
何より、求人の紹介から書類対策、面接対策など、様々なサポートを無料でしてもらえるサービスなので、利用価値は高いです。
まとめ
いかがだったでしょうか。ハローワーク以外の仕事の探し方もいろいろあるということがお解り頂けたかと思います。
- 希望に合った転職先をすぐにでも見つけたい場合は、「転職エージェント」または「転職サイト」を利用するのが一番です。
- 地方の方はハローワークも併用して転職活動を進めていきましょう。
- 転職サイトはリクナビNEXT、@type、マイナビ転職など、大手の転職サイトには複数登録
- 転職エージェントは、リクルートエージェント、マイナビエージェント、typeの転職エージェント、dodaなど大手に複数登録
- やりたい仕事、自分に合った仕事が解らない人は自己分析からはじめる
転職エージェントでは、転職のプロによるサポートを受けられますし、解らないことや不安に思うことを気軽に相談することができます。
転職は1人であれやこれやと不安になることも多いものですので、積極的に利用することで、よりよい転職を実現していただければ幸いです。
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