「語学を活かして海外勤務をしたい」という人は、リクルートエージェントを使うべきでしょうか。
もともと海外勤務の求人数は多くありません。リクルートエージェントは求人数が多く、質・量ともにからみても利用は必須といえます。
リクルートエージェントは海外勤務希望の人が使うべきか
リクルートエージェントで、勤務地が海外の求人を調べてみると、非公開求人を合わせて383件(2018年11月現在)ありました。
公開求人を見る限りでは、seやインフラエンジニアなど、IT系のエンジニアやWEBエンジニア製造系のエンジニアもしくは、海外工場のマネジメント職がゼネコンや商社などの仕事多いようです。
海外求人に強いと定評がある人材支援業界3位のJAC リクルートメントでは、191件、マイナビエージェントでは非公開求人合わせて316件の海外求人がありました。
※マイナビエージェントはユニクロデザイン部門の募集が多かったのと、東京勤務で海外の顧客を担当するような仕事も検索に掛っていましたので、海外勤務となるともう少し数が減る感じでした。
地域は中国・台湾やインドなど東南アジア諸国が多く、アメリカやヨーロッパの仕事はほとんどありませんでした。海外勤務を希望する場合は、もともと求人数が少なく、職種や経歴を考慮に入れれば、かなり幅が狭い選択になります。
地域で見ても中国や東南アジアでの海外勤務を希望するのであれば、リクルートエージェントも求人数がありますが、アメリカや欧州での海外勤務がしたいならJACリクルートメントのほうが求人が多かったりします。
リクルートエージェントを使うべきかという点では、中国・東南アジアの勤務を希望なら必ず使ったほうが良いでしょう。アメリカ・欧州などを希望の場合は、タイミングが合わない限りなかなか希望通りの仕事を見つけるのは困難かと思います。
ただし、求人がもとより少ないですから、選択肢を少しでも広げる為に、求人が集まりやすいリクルートエージェント+海外案件に強いと言われる転職エージェントへの登録は必須になります。
海外勤務の求人におすすめの転職エージェント
海外勤務を希望するなら、海外に強いと言われる転職エージェントを利用することは必須といえます。
求人数自体が少なくなりますので、1社だけ登録するのでなく必ず複数併用するようにしましょう。
リクルートエージェント
求人の量・質から見ても海外勤務を希望する場合も、リクルートエージェントは必ず登録しておいたほうが良いです。
JACリクルートメント
売上ベースで業界No.3のロンドン発祥のエージェント。ハイキャリア案件を得意としている上、提案力にも強み。連絡が遅いなど対応が悪いと言われた時期もあるが、キャリアコンサルタントの人数も増え解消傾向。とにかく外資・海外・ハイキャリア志望の人で経歴に自信がある人は登録しておきましょう。
Spring転職エージェント(旧アデコ)
世界一の人材会社「アデコ」が運営するspring転職エージェントは、外資系やグローバル企業にも太いパイプがあり、必然的に外資系・海外の仕事にも強みがあります。
面談を断らないことでも知られるエージェントですので、経歴を気にせずに利用することができます。
※海外勤務の求人は220件(2017年12月現在)です。
海外在住の人もリクルートエージェントを使えます
海外在住の人でもリクルートエージェントの利用は可能です。
海外在住のサービス提供地域
アメリカ、カナダ※、ブラジル、ロシア、中国、香港、韓国、台湾、オーストラリア※、ニュージーランド、シンガポール、インドネシア、インド※、ベトナム、アラブ首長国連邦、ミャンマー、メキシコ、タイ※、イギリス、フランス、ドイツ
※一部例外あり
また、外国籍の人でも利用できます。ただし日本で就労する場合は、在留資格が必要になります。