30代の転職   2017.09.07

転職に年齢の限界はあるのか。男性は35歳・女性は30歳がリミット?

転職に年齢の限界はあるの?

転職に年齢の限界はあるのでしょうか。実際には何歳になっても転職を成功させている人はいますし、そういう意味では転職に限界年齢はないと言って良いでしょう。

しかし、年齢の限界という訳ではなくても、転職の限界年齢と言われてきた年齢はありますし、理由があってそう言われてきたことも事実です。

あくまで、「本当の限界」では無いにしても「このくらいの年齢までには転職しておきたい」という転職適齢期はあると言えるでしょう。

このページでは、

  • 転職の限界年齢と言われてきた年齢とその理由が解ります。
  • 適切な転職回数やそれぞれの年代での転職タイミングが解ります。
  • あなたが転職を決断する手助けになれば幸いです。

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一般的な転職の限界年齢

まず、転職の限界と言われてきた年齢をピックアップして、なぜそのように言われてきたのか解説していきます。

男性の転職~28歳限界説

限界というと「転職のリミット」という意味になるでしょうが、28歳はリミットとは言えません。

転職28歳限界説がなぜ囁かれたかというと、転職先の仕事を20代の2年間で覚え、30代前半で実績を残すことが、その会社での出世に繋がったり、転職の市場価値を高めることになるからです。

タイミングが遅れれば、新卒入社をした同僚たちと同等の評価を受けずらくなる可能性を考えれば、28歳までに転職しておきたいというのは間違ってはいないでしょう。

つまり、28歳限界説の場合は、「その後は転職できない」というような「リミット」ではないと考えて良いでしょう。

実際に、ここ10年でも転職する人は増えていますし、平均年齢も上がっています。28歳までに転職をしないと厳しいというような捉え方はする必要がありません。

ただし、未経験業種・職種などへのキャリアチェンジをするのであれば、できるだけ若い年齢でしておいたほうが良いでしょう。

20代ではスキルを確立するまでには至らず、何かと自分の適性や可能性を探りながら仕事に取り組んでいる人が多いのではないでしょうか。

30代になって土台ができスキルを確立していく為にも、20代のうちに自分に合った、またはやり甲斐のある仕事を探すことは良いことだと言えます。

結論:28歳は「転職の限界」ではなく「キャリアチェンジの目安」と捉えると良いでしょう。

男性の転職~32歳限界説

32歳限界説がささやかれたのは、転職した時に上司が年上になるギリギリの年齢が32歳と言われている為です。

円滑な業務を進めていく上で気にする企業があったということですが、近年では年下の上司も当たり前に存在する時代になったので、あまり気にしない企業のほうが多いと言えます。

もちろん、企業によって考え方は違いますし、年下の上司は上手くやっていけそうもないと見られれば採用されづらいかも知れませんが、問題ないケースが多くなっていますので、特に転職の限界になるようなことではなくなっています。

男性の転職~35歳限界説

それでは、28歳限界説、32歳限界説よりも、強く言われてきた35歳限界説はどうでしょう。

転職してから60歳で定年になるまでの年数が25年を切ってしまうことで、キャリアアップには時間が足りないという理由から、35歳以上の転職は採用したい企業が減るために限界と言われてきました。

しかし、賃金の安い第二新卒などの若手を教育して自社の戦力にしようとしても、そう上手くいくものでもなく、短い年数で転職されてしまうケースも増え、近年では30後半~40代のミドル層の求人が増えています。

企業の人材ニーズにマッチして経験をピンポイントで積んでいる、正に即戦力と言える人材を採用するほうが効率が良いと気付く企業が増えたということです。

また、少子化で労働人口が減っていますので、20代より30代~40代のほうが人数も多く採用がスムーズだという理由もあります。

ただし、未経験業種や職種への転職は年齢が高くなるにつれて、どんどん厳しくなっていくことも事実です。

30代後半からは、より専門性の高い知識や経験、マネジメント能力などを活かした転職であれば、スムーズに転職が決まるケースも多いですが、そうでない場合、若手より厳しい転職活動になる覚悟は必要です。

女性の転職~28歳・30歳限界説

以前は、若いほうが良いといった単純な理由や、子育てしながらの勤務は仕事に影響が出やすいと考えられ、30歳以上の女性は敬遠されがちになるケースがありました。

女性は、結婚や出産といった人生でも大きな出来事が仕事にも影響を与えます。
寿退社や育児休暇、子育てなど雇用側からすれば、意識しないわけにもいかないのが実際のところでしょう。

そういったことから、30歳になる前の28歳くらいで転職しておいて、仕事をこなし会社の信頼が得られるタイミングなら子育てをしながらでも仕事がしやすい環境を作りやすいと考えられてきました。

しかし、現代では優秀な労働者を男性だけで確保するのも難しく、結婚に対する考え方も千差万別になっていますので、一概に30歳以上の女性だから採用しないというような企業は少なくなってきています。

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転職タイミングは年齢ではなくスキルを考慮

転職に年齢の限界が無くなってきていることはお解りいただけたと思います。

しかし、「誰でも問題なく転職できる」と言い切れるものでもありません。

希望通りの転職をする為には、企業の要望する人材ニーズにマッチするスキルや経験があるかどうかがポイントになります。

「28歳だから転職しよう」と考える人もいないでしょうが、27歳でも、29歳でも、自分を売り込みやすい経験や実績、スキルが得られていると感じた時がキャリアアップの転職タイミングになると考えて良いでしょう

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「転職するタイミング」年齢を目安にする場合

ここまで解説してきたように、転職の限界やタイミングは年齢によって決まるものでは無くなったと言って良いでしょう。

しかし、いつかは転職をと思っていても「どのタイミングで転職したら良いのか・・・」というのは、なかなか決断しづらい部分があります。そういう意味では年齢を目安として転職をプランニングするという面では役立つことも多いでしょう。

ここでは、男性と女性と分けて、転職タイミングとして目安になる年齢と理由を説明していきます。

初めての転職の平均年齢は28.2歳

初めての転職の平均年齢

出典:@type

転職サイト『@type』が発表している「初めて転職した年齢」の調査では、平均年齢が28.2歳というデータがあります。

また、一番多い年齢は25歳。年齢層で言うと、25歳を中心に前後2年の23歳~27歳までが30%を越えます。転職した人の全体の9割を超える人が35歳までに「初めての転職」を経験していることが解ります。

多くの人が第二新卒と呼ばれる世代から20代後半までに、初めての転職を経験するというのは転職する年齢の1つの目安になるでしょう。

男性は転職する目的によって目安が違う

若い年代の転職は、もっと自分に合った違う仕事に就きたい「キャリアチェンジ組」と、経験を積んでさらに活躍の場を広げたいと考える「キャリアアップ組」とに分けられます。

キャリアアップ、キャリアチェンジ以外では、同業種や同職種であっても、今いる会社に大きな不満を抱えてやむをえず転職を選ぶケースもあるかと思います。

キャリアアップ転職の年齢の目安は・・・

もちろん、培ってきた経験やスキルによって適したタイミングに違いはありますが、3年~6年程度の経歴を積んでスキルも身に付く25歳~28歳が1つの目安になるかと思います。

例えば入社1年で、この会社で身につけられるスキルは身に着いたと思ったとしても、応募する企業がそう見てくれなければ、良い条件で転職はできません。

もちろん、優れた実績をアピールして能力を買ってもらうことが不可能なわけではありませんが、一般的な考えで言えば、3年程度の経歴がなければ、キャリアを積んだとは捉えてもらえづらいでしょう。

キャリアチェンジ転職の年齢の目安は・・・

未経験業種や未経験職種に転職するのであれば、早いに越したことはありません。自分に合った仕事が若いうちに見つかるかどうかは、その後の会社員人生に大きく影響するのは間違いないからです。

ただし、入社すぐに転職するのはリスクがあります。いわゆる第二新卒は「即戦力にはなり得ないが社会経験がありビジネスマナーは身についている」のが前提のポテンシャル採用です。

入社半年程度の求職者は、「また辞めるのでは」「我慢ができないのでは」という疑問の目でみられるのは致し方ありませんので、我慢できるのであれば最低1年は会社に残ったほうが良いことが多いです。

「石の上にも3年」と言われるように「3年間は我慢しろ」ということも世間ではよく言われて来ましたが、近年では若い世代の求人も多くなり、そこまで気にしない企業も増えてきました。

考え方によっては、自分に合っていないのなら、早いうちに転職したほうが良いということもできます。

総合して考えても、キャリアチェンジは23歳から25歳程度の年齢が1つの目安になるでしょう。未経験業種・職種への転職は歳を重ねる転職後の出世やスキルアップなどを考えると、遅くとも28歳くらいまでにキャリアチェンジをしておくのが良いと言えます。

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女性は年齢よりも人生のイベントが目安

女性は結婚、出産、育児といった仕事のあり方に影響する人生の大きな転機があります。

これらの出来事を考慮に入れなければ、年齢としての目安は男性と同じように考えれば良いでしょう。企業が求める経験・スキルがあれば、年齢に関わらず良い転職ができると言えます。

しかし、目安として考えるのであれば、結婚、出産、育児というのはタイミングとして頭に入れておいたほうが良いでしょう。

女性の転職タイミング①結婚前

結婚する前は、自分の考えで転職を決めることができます。結婚してからは経済共同体になる配偶者の意見を聞く必要も生じるので、自分の考えだけで決断しづらくなります。

当然、「転職して合う仕事、やり甲斐のある仕事を見つけたい」と思っても、結婚してからではままならない可能性があります。

女性の転職タイミング②結婚後~出産前

既婚の30代女性の実に64%が結婚・出産の前後に転職をしています。(「とらばーゆ」の調査)

その中でも結婚後~出産前に転職をするケースが多いことが解っています。とすれば、結婚が転職のタイミングになっているということになります。

結婚後は、配偶者の仕事の関係、結婚後の住居の関係など、結婚前とは状況が変わってきますから、やむをえず転職する人も中にはいるでしょうが、決断する後押しになっていることは間違いないと言えるでしょう。

企業からすれば出産は控えているものの、寿退社がない分、余計な心配が1つ減るというのもこのタイミングのメリットになるります。

ただし、妊娠している場合は、すぐに出産があることが解っているのですから企業は採用しづらいです。理想を言えば転職先で落ち着いて、上司や同僚からある程度の信頼を得てから出産という流れにすることで、育児休暇後の復帰の負担が減ると考えらえます。

 

まとめ

転職の限界年齢と言われてきた30歳・35歳がリミットという考え方は、近年では幻になりつつあります。年齢より自分のやりたい仕事、経験やスキル、企業の人材ニーズなどを総合的に考えて、自分の売り時を判断することが理想的です。

ただ、良いタイミングがあるかも知れないと考えるのであれば、みんなが転職している年齢も目安になるかと思います。

今すぐ転職したいと考えていて「タイミング悪かったらどうしよう・・・」と不安に思っている場合は、転職エージェントに登録して、キャリアカウンセリング(面談)を受けてみることをおすすめします。

基本的に経歴や希望に合った求人の紹介を受けることができますし、客観的なアドバイスを聞くこともできます。今がタイミングとして良いのか悪いのかは動いてみて初めて解る部分も多いので、積極的に行動していくことをおすすめします。

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