面接   2017.02.18

中途採用の面接マナー・面接官の印象を左右する24のポイント

面接のマナー

中途採用面接は新卒の就職面接と違って「最低限のビジネスマナー」が身についていないと思われてしまうことがマイナスポイントになります。企業ニーズにピッタリの能力を持っていて魅力的な人材なら些細な面接時のマナーの失敗では落とされるような事はないでしょう。

しかし、スキルや経験で似たような評価を得ているのであれば、面接のマナーが合否を分けるケースがあります。新卒と違って、中途採用では「ビジネスマナー」が身についていることは前提です。難しい事は何もないですが、しっかりと準備して臨むようにしましょう。

服装や髪などのマナー(ポイント①~④)

  • ①基本はビジネススーツ(一部業界を除く)
  • ②清潔感が最重要。シャツのアイロンがけなどに注意
  • ③寝ぐせや、爪の手入れもチェックする
  • ④靴は意外と見られているので磨き忘れに注意

受付でのマナー(ポイント⑤~⑨)

  • ⑤冬場のコートは会社に入る前に脱ぐ
  • ⑥会社に一歩入ったところから、全員が面接官という認識で臨む
  • ⑦汗やたばこ、きつい香水などの匂い対策も万全に
  • ⑧遅刻厳禁。ゆとりを持って到着する
  • ⑨受付は5分前に済ませる。早すぎるのもNG

待ち時間でのマナー(ポイント⑩~⑪)

  • ⑩待合室に通された場合は下座(入口付近の席)に座る
  • ⑪他の面接者と話したり携帯を見たりしないで静粛にする

面接室へ入室時のマナー(ポイント⑫~⑯)

  • ⑫ノックは3回し「どうぞ」と言われてから「失礼します」と言って入る
  • ⑬ドアのほうを向いてからドアを閉める。後手に閉めるのはNG
  • ⑭面接官のほうに振り返ってから挨拶する「〇〇と申します。本日はよろしくお願い致します。」
  • ⑮イスには勝手に座らない。面接官が「どうぞお座りください」と促すのを待ってから座る
  • ⑯持ち物は足元に置く

面接官より先に入室して待つケースでは、案内係の社員に従いましょう。「こちらにお掛けになってお待ちください」と促される場合が多いですが、「お掛けになってお待ちください」と言われた場合は、下座に座って待ちます。「少々お待ちください」と言われた場合は、下座(入口から一番近く)の席の前で立って待ち、面接官が入室したら挨拶をします。

面接中のマナー(ポイント⑰~㉒)

  • ⑰敬語で丁寧な言葉を選んで話す
  • ⑱面接官の目を見て話す
  • ⑲面接官に聞こえやすく、ハッキリとした声で話す。
  • ⒇面接官の話をきちんと聞いてから答える。聞き上手に。
  • ㉑笑顔がないのは悪印象。時に笑顔、時に情熱的に。
  • ㉒しぐさも大切。挙動不審にならないように。

面接終了後のマナー(ポイント㉓~㉔)

  • ㉓立ち上がってから御礼の挨拶「ありがとうございました」
  • ㉔見送りがあった場合は再度挨拶を

面接時のマナーとしては、これだけ抑えて置けば大丈夫です。他にも細かい点を挙げればキリがありませんが、ポイントとしては「面接官や会社の人に失礼がないか」を基準にすると、ここに書いていない事でも良い印象を与えることができると思います。

詳しく解説!中途採用面接のマナーはこれで完璧!

面接のマナー詳細ここまで、中途採用の面接でこれだけは押さえておきたいマナーを紹介していましたが「もう少し詳しく知りたい場合」は、ここから詳細に書いていきますので、参考にしてください。

服装や髪型は「清潔感」が大切

服装は、基本的にはビジネススーツを着用します。第一印象の評価を上げるには「清潔感」が欠かせません。せっかく面接での対応が良くても、シワシワのYシャツや汚れがあったり、スーツがヨレヨレだったら、残念な感じになります。

「面接なのに気が使えないのか・・・」と思われてしまっても仕方ありません。当たり前の事ですが、手を抜かずに、男性でも女性でもピシと決めて面接に臨んでください。

自分の髪の毛は後ろが見えない

髪型も清潔感を感じられる髪型にしましょう。奇抜な髪型でもOKな業界や企業もありますが、大体の企業の場合はNGです。また、特に男性は爪を切るのを忘れることはありがちなので、きれいに手入れしておきましょう。寝ぐせも気づかずに出かけてしまうと恥ずかしい思いをするだけでなく、「身なりに気を配れない」と烙印を押されてしまう可能性があるので注意が必要です。

足元の清潔感もチェックしよう

意外と見られているのが足元です。くたびれた靴や汚れた靴は、印象が良くないので、痛んでいる場合は新品を購入を検討したほうが良いかも知れません。きれいに手入れした靴で気持ち良く面接に臨むようにしましょう。

スイッチON!受付から面接は開始している

面接は会社に入るところから始まると認識していたほうが良いです。面接官が面接終了後に、転職希望者に接した社員からふるまいを聴取されるケースもあります。受付の人も案内をしてくれる社員も、みんながあなたをチェックしてると思って行動しましょう。挨拶や態度など、失礼のないように、印象が悪くならないよう気を付けてください。

遅刻する場合は、解った時点で連絡を

基本的に遅刻は社会人失格です。やむにやまれぬ理由でなければ、それだけで失格の烙印が押されてしまっても仕方がありません。しかし、交通機関に極端な遅れが出たり、急きょ体調が崩れてしまった時などは、「遅刻するかも」と思った時点で先方に連絡するようにしましょう。

交通機関の遅れは大きな都市なら度たびあることです。面接のように重要な日は「少しくらい電車が遅れても時間に間に合う」よう出発するようにしたいところです。在職中の転職活動の場合、現在の仕事で遅れざるを得ない事があるかもしれませんが、それでも印象は良くありませんので、志望具合などを考慮した上で判断するようにしましょう。

夏と冬は服装に気を遣う

春や秋の気候が良い季節の転職活動は良いですが、夏は暑いですし、冬は寒いです。面接の時も気を付けておきたいことがあります。

夏場に面接に出かける時は、汗や汗のにおいに気を付けてください。早く出かけて喫茶店で汗が引くのを待ったり、汗を拭くハンカチを忘れないように。匂い対策は消臭スプレーを持参すると便利です。

冬の場合は、スーツの上にコートを羽織ることがあると思います。コートは会社の外で脱いで、帰りは入口を出てから着るのがマナーです。

クールビズ指定の時も

「クールビズでお越しください」と言われる場合があります。そんな時は失礼にならない程度に無難な服装にしましょう。特に「クールビズのファッション度」は合否に関係ありません。

クールビズの面接官に合わせて転職希望者に配慮しているだけですので、細かく気にする必要はありません。長袖でも半袖でもどちらでも構いませんが、長袖の場合はボタンをしっかり留めておきましょう。もちろん、シャツのアイロンがけは忘れないようにしてください。もちろん、ビジネススーツで臨んでも大丈夫です。

受付は5分~10分前がベスト

面接時は、早く到着するようにしたいですが、受付を済ませるのは指定時間の5~10分前がベストです。早すぎる転職希望者はハッキリ言えば迷惑です。面接官や面接に関わる社員は、準備で忙しい場合があります。「待合室で待ってるだけならいいのでは?」と思うかも知れませんが、「かなり早く来てくれたから先に面接してあげようか」なんて気を遣わせてしまう事も。ビジネスマナーとしては早すぎるのも失礼なのは常識ですから、マナーがないと受け取られてしまう可能性も十分あります。

面接を受ける会社に行ったことがなければ、かなり早目に到着して場所の確認をすることがあると思いますが、その場合でも5~10分前までは、喫茶店などで応募書類のチェックをしたり、面接の回答のおさらいをするなどして時間を待つようにしましょう。

匂いをシャットアウト。タバコは吸わないのがベター

匂いが原因で悪印象になってしまっては勿体ないですね。タバコは面接前には吸わないのがベターでしょうが、緊張する場面では吸いたくなることもあるでしょう。吸った場合は消臭スプレーなどで匂いを消したり、うがいをしたり失礼のないように気を付けましょう。

タバコ以外でも、キツイ香水はNGです。「良い匂い」かどうかは主観です。あなたが良くても面接官にとって「キツイ匂い」と思われてしまえば「マナーがない人」になってしまいます。香水を使うこと自体は問題ありませんが、つける量などは配慮が必要です。汗のにおいは、人によりけりでしょうが、特に夏場は汗をかく量が多いので、消臭スプレーなどを用意しておくと安心です。

知っておきたい入室時のマナー

入室時のマナーは知らない場合は意外とできないものではないでしょうか。きちんと覚えておくようにしましょう。

ノックは3回して「どうぞ」と声を掛けられてから「失礼します」と言って入室します。入ったらドアを閉めますが、後手で適当に閉めずに、きちんとドアのほうを向いて、閉めてから振り返り姿勢を正して挨拶をしましょう。

挨拶は「〇〇(名前)と申します。本日はよろしくお願いします」で大丈夫です。挨拶をしたら面接官から「どうぞおすわりください」と着席を促してくれますから指示通り座ってください。

わざと着席を促さずに、対応をチェックする面接官は殆どいないでしょうが、多少は間があっても促してくるまで待ちましょう。あまりに長い場合は対応を見ている可能性があるので、タイミングを見て「着席してもよろしいでしょうか」とお伺いを立てると良いでしょう。

着席したら、荷物をイスの足元(イスの脇)に置いて、面接開始を待ちましょう。

入室してから面接官を待つ場合

面接官を待つ場合は、案内係の社員にしたがってください。面接官を待つときに想定されるの案内の社員が掛けてくるくれる言葉は「お掛けになってお待ちください」「こちらにお掛けになってお待ちください」「少々お待ちください」の3タイプです。

  • お掛けになってお待ちください・・・下座に座って面接官を待ちましょう。
  • こちらにお掛けになってお待ちください・・・指定されたイスに座って待ちましょう。
  • 少々お待ちください・・・下座の前に立ち、ドアのほうに向かって面接官を待ちましょう。

ここから本番!面接中のマナー

面接中の態度は合否に多いに関係します。重要なので押さえておきましょう。

目を見て、柔らかい笑顔で、ハッキリ話す

まず、大事なのは「大き目な声でハッキリと話す」ことと、「目を見て話す」ことです。小さい声では聞き取りづらいですし、自信がないと思われてしまいます。話をしている時にソッポを向いている人は何を考えているのか分かりづらく不気味な印象になってしまいます。

次に笑顔です。ヘラヘラしてるのはダメですが、微笑みを称えるような柔和な雰囲気で臨みたいですね。「笑顔が全くない人は怖い」と感じる人は多いです。「自社にすぐ溶け込んでくれそう」とか「取引先にも好かれそう」という印象を与えることが大切です。ただ笑っているだけではバカみたいですから、情熱がある事を伝えるときは真剣な顔をする事も大切です。

言葉遣いは丁寧な敬語で

言葉遣いは、フレンドリーな面接官であっても「丁寧な敬語で」受け答えをしましょう。心理学でミラーリングと言われる手法があります。面接の場合で簡単に言えば「面接官の真似をする」ことにあたります。雰囲気が近い人には親近感が沸くので好印象につながる場合があります。

面接者の緊張をほぐしたり、本音を引き出そうとして、意図的にフレンドリーな質問の仕方をされる面接官もいますが、「少しだけ柔らかい言い方で返答する」「少しだけ本音を出す」程度にしておきましょう。コミュニケーション能力が高い人なら、さして問題にならないでしょうが、自信がない場合は「丁寧な敬語で」を崩す必要はありません。

面接官からして見れば、普段から、丁寧な敬語を使っていない人は、違和感があるので簡単に見破られてしまいます。敬語が苦手な人は、事前から丁寧な敬語を使うようにするなど練習しておきましょう。

※そもそも敬語は丁寧なのは当然ですが、あえて「丁寧な敬語」と表記しています。

聞き上手が会話の基本

面接時のNGに「面接官の話が終わる前に食い気味に話し始めてしまった」というものがあります。面接官の質問は最後までしっかり聞いて、相手が何を知りたいのか理解した上で、質問の意図に沿った回答を心掛けましょう。

「こう聞いてるのにこう答えるか?」といった、的外れな回答をする人は、たいてい人の話をしっかり聞かずに自分の頭の中で勝手に変換してしまっています。コミュニケーションが取りづらい人と認定されてしまうので注意が必要です。

最低限のエチケットを

表情と一緒で、仕草も気を付けましょう。髪の毛を触りながら話したり、キョロキョロしたり、落ち着きがなく挙動不審な仕草や、貧乏ゆすりなど、普通に考えて面接ではしないでしょ?と思う事をする人がいます。

「私は大丈夫」と思う人がほとんどでしょうが、自分の仕草は自分では気づきづらい面もあります。悪印象を与えてしまう仕草がないか、ちょっとだけ考えてみて万全を期してください。

また、緊張しておどおどし過ぎてしまうのもNGです。緊張することは面接官も想定していますが、必要以上に緊張しているとマイナスに見られてしまうことも。おどおどしてしまいそうなくらい緊張してしまった場合は、緊張している事を伝えてしまったほうが楽になります。

最後の挨拶を忘れずに

ありがとう

面接が終わったら立ち上がって「ありがとうございました。よろしくお願いします。」と御礼の挨拶をしましょう。見送っていただく場合がありますが、帰り際に改めて御礼してから帰るようにしましょう。

挨拶くらい・・・と思うかも知れませんが、意外と最後の挨拶をしない人がいるそうです。企業側も「本日はありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えてくれるでしょうが、面接を受ける側は常に「私に貴重な時間を使ってくれている」と感謝して臨むくらいがちょうど良いのではないでしょうか。

挨拶は建て前で行う場合も多いかも知れません。しかし、本当に感謝している人と、建て前だけの人では振る舞いに差が出ますから、少しでも「本当の感謝の気持ち」を持つように心掛けて面接に臨むようにしましょう。

まとめ

特に20代前半の転職希望者は、まだまだスキルや経験という意味ではアピールできる事が少ない場合があります。

ビジネスマナーがしっかりしているだけでも「社会に出ていろいろ努力して吸収してきたな」と感じてもらえるケースもありますし、反対にビジネスマナーが身についていない事で印象を悪化させてしまう事もあります。

30代以降なら、大抵のマナーを知っている場合が多いと思いますが、社内のみの仕事だったり、面接の経験があまりないような場合は、改めて確認しておくと良いと思います。

紹介してきたようにマナーは「当たり前の事」が多いです。最低限の気遣いができれば問題ない事です。あまり細かすぎることを気にして固くなる必要はありません。あなたの魅力が面接官にきちんと伝わることを願っています。

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