1月と2月は、新年度からの新しい体制の為に人員を募集する求人が増加する時期です。
その為、普段より需要が高い状況になりますので、転職のタイミングとしては良い時期と言えます。
4月から新しい会社で働きたいという場合は、この時期から転職活動をスタートさせることで、希望通りの求人を見つけやすく、成功の可能性を高めていくことができます。
1月・2月は新年度需要もありおすすめの時期
1月から3月中旬までは、企業が新年度に向けて求人を増やす時期です。
企業は新しいプロジェクトを開始したり、新事業を開始するのも年度の区切りがついてからが多くなりますし、人員補充でもキリの良い新年度からの採用になるケースが多いです。
また、人事に使える費用も年度区切りなので、予算を使い切る意味でも1月~3月に求人が増えるケースがあります。
転職活動を始めるタイミングは1月2月が良い
転職活動の期間は1.5か月~3ヶ月程度になることが多いですが、いつから転職活動をスタートさせたらよいでしょうか。
いつから採用しても良い他の時期と比べて言えば、この時期は新年度に間にあうように内定も早目に決定することが多いです。
退職にも時間が掛かるケースがありますし、春からスムーズに入社するためには、ある程度早目に転職活動をスタートさせるほうが良いでしょう。
また、求職者が春に向けて増えていきますので、ライバルも増加していきます。
求人が多いから有利だと安易に考えてしまうと、スタートが遅れてしまいますので、ライバルが増加する前のタイミングで転職エージェントの登録など、転職活動をスタートしていきましょう。
転職の決意ができていない場合でも、転職活動をスタートさせてしまい、転職先の候補と自社を比較して残るべきと判断すれば、それで問題ありませんので、まずは一歩進んでしまう事をおすすめします。
3月以降求人は減るの?
上図は、転職支援サイトのdodaが発表する『doda求人倍率レポート』ですが、求人が増加傾向を続けている為、新年度の求人募集に目途が立つ3月でも求人が減ることは考えにくいです。
4月になると求人が激減すると言っている人もいますが、上記のデータを見れば一目瞭然ですね。
一方で1月2月は転職希望者の数も増加しているのが解ると思います。
その意味では、求人は3月以降も増え続けるのだから、ライバルの多い1月2月は避けたほうが良いのでは?と思う人もいるでしょうし、その考えもあながち間違いとは言えないです。
1月2月の求人にはメリットがある
ここまで解説してきたように、1月2月は求人数は季節需要で増加するものの、ライバルも増加する。3月以降も人手不足から求人は増え続ける可能性が高いということを考慮に入れると、1月2月の転職はタイミングとして良くないように感じるかもしれません。
しかし、新年度からの転職はメリットも少なくありません。
求人数の増加のメリットは、大きくないことが解りましたが、他にも下記のようなメリットがあります。
- 人材の流動性が高い時期な為、馴染みやすい
- 求人の質が高くなる傾向がある
新年度は、新入社員の入社や人事異動、新規事業・プロジェクトの立ち上げなどが行われることから、社内での人材流動性が1年で最も高い時期です。
1人だけポツンと新しい人材が加わるより、人の動きがある時期なら周囲も受け入れやすく、円滑なコミュニケーションを図りやすくなるでしょう。
転職先での人間関係を不安視する人も少なくありませんので、スムーズに馴染めることは意外と大きなメリットかもしれません。
また、新年度の区切りで、新規事業の立ち上げや、人事異動が行われることから、ポストに空きが出たり新規事業のスタートアップスタッフを募集する企業も増えます。
他の季節では、欠員の補充という企業にとってはネガティブな理由での募集が多いですが、この時期の転職は、重要な仕事を任されることも少なくなく、会社から期待されての転職を実現できるチャンスになります。
経験やスキルを活かして、さらにステップアップをしていきたいと考える人にとっては、この時期の転職はメリットが大きいと言えます。
転職の際は、転職エージェントを利用することで、あなたの経歴やスキルや希望条件とマッチする求人を紹介してもらうことができます。また、書類選考や面接の対策も、企業のニーズに合わせて行ってくれるので内定率が高くなります。
おすすめの転職エージェントは、いろいろありますが、まずは求人数が他社と比べて圧倒的(5~6倍)な下記の2つのエージェントを第一選択肢として利用していきましょう。
doda
dodaは国内トップクラスの圧倒的な求人数があり、かつ20代の転職実績も豊富で強みを持っています。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、業界最大手の転職エージェントです。リクルートの知名度と企業との太いパイプで、大手から優良中小企業、ベンチャー企業など、良質な求人案件を幅広く保有しています。
dodaと同じく、他の転職エージェントと比較した場合、求人数が圧倒的に多く、転職エージェントを利用する上で外せない選択肢です。