マイナビエージェントを利用しようとしても、紹介できる求人が無いと面談できないと断られてしまうことがあります。
既に断られてしまった人もいるでしょうし、これから利用しようと思っているけど不安だと言う人もいるかもしれません。
このページでは、なぜ登録拒否されてしまうのか、利用可能な人の基準はどんなものなのかという点と、マイナビエージェントに登録拒否されてしまった場合に、どうすれば良いのかを解説していきます。
マイナビエージェントに断られる人の目安
転職エージェントの情報を調べていると、「現在年収が○○○万円未満」「TOEICが何点未満」など、登録拒否の基準になる数値があると言われることがありますが、実際にはどうなのでしょうか。
転職エージェントでは、マイナビエージェントに限らず、いかに優秀な経歴であっても、紹介できる求人が無ければ断られます。実際に優秀な人が利用できず、大した経歴がない人が利用できるという事は、少なからず起こっています。
マイナビエージェント自体に登録拒否の基準が存在する訳ではあなく、エージェントが保有している求人と利用者の経歴や能力、年齢などを総合的に判断して、マッチングできる求人が無い場合は断られるというのが正解です。
ただし、担当のさじ加減で「紹介なし」ということも有り得ますし、効率を重視する為に面談する人と面談できない人を線引きしている可能性までは否定できません。
しかし、経歴や資格、語学力などだけで判断されるものではありませんので、可能性を高めるためにも、自信のあるか無いかに関わらず、まず登録してみることが一番です。
場合によっては、断られる事もあるかも知れませんが、いちいち気にしていると転職活動は進まないので、気にせずに他のエージェントを利用するようにすることをおすすめします。
さらに詳しく知りたい場合は下記のページも参考にしてください。

年齢が高くなると断られる確率は上がる
先ほども解説したように、経歴や年齢と保有求人を総合的に判断して紹介する求人をマッチングする為、求人が若手より少ない40代などは「紹介なし」ということで面談を断られる確率は上がってしまいます。
マイナビエージェントは利用者の年齢層は幅広いですが、40代くらいから経歴によっては登録拒否される率は上がることがあります。特に45歳以降の利用者は企業の人材ニーズもピンポイントになってきますので、仮に断られたとしても意気消沈しないように注意してください。
マイナビエージェントに面談を断られた場合の対処法
まず、登録前に不安に思っている人は、気にせずに登録してしまいましょう。
マイナビエージェントは、若手に強く、優良中小企業の紹介も多いという定評があります。(利用者の年齢層はそこそこ幅広く36歳~45歳まででも18%の利用者がいます)
求人数は最大手のリクルートエージェント、dodaには及ばないものの、ホワイト求人の紹介も多いことで有名ですので、大手の中でもおすすめの転職エージェントです。
もし、マイナビエージェントに断られた場合も、いちいち落ち込むことなく、別のエージェントを利用するようにすることを強くおすすめします。
しかし、登録から連絡までの時間のロスもありますし、ショックを受けるなと言ったところで、凹んでしまえば次の転職エージェントに登録するのに躊躇するかもしれません。
できれば、転職エージェントは、初めから複数登録するようにしてください。
そうすれば、時間のロスを減らすこともできますし、いちいち転職活動が進まなくなるのを防げます。複数登録した面倒になるのは、面接などのスケジュール管理です。
基本的には、数社の面談をして紹介される求人や、コンサルタントとの相性などで判断し、利用するエージェントを絞るようにするのがおすすめの使い方です。
より多くの求人の紹介を受けることができますし、提案力が高く親身になってくれるコンサルタントとの出会いは良い転職には欠かせない要素の1つなので、比較にばかり時間を掛けず実際に利用してみるようにすることをおすすめします。
まずは、doda、リクルートエージェント
、
type転職エージェント、
パソナキャリアあたりの大手転職エージェントに登録していきましょう。
年齢が高くて登録拒否されたと思った場合は
年齢が高いせいだと思った場合は、利用者の年齢層が高めな『doda』など他のエージェントを利用するようにしましょう。
また、経歴に自信がある場合は、『JACリクルートメント』のようなハイキャリア向けの転職エージェントを利用したり、『ビズリーチ』
のような、ヘッドハンティング型のサービスを利用することをおすすめします。
どちらも、マイナビエージェントとは反対に、40代以降の利用者が多いですし、一般のエージェントでは保有していないハイクラス案件を多く保有していることが特徴です。
直接の面談ができない、電話面談のみになるケースも
マイナビエージェントで紹介なしの場合は、面談自体を断られてしまう場合がありますが、紹介できる求人が少ない場合は、直接面談ではなく電話面談を促される場合があります。
紹介なしよりはマシと言うこともできますが、直接面談でこれまでの経歴やキャリアプランの共有をしっかり行えれば、マッチした求人を紹介してもらえるかもしれません。
「電話面談ではなく直接相談に乗っていただけないでしょうか」とお願いすることで、転職意欲が高いと判断してもらえる可能性もありますので、できる限りお願いしてみるとようにしましょう。
断られたときに再登録は可能か
マイナビエージェントに断られた場合に、再登録が可能かどうかというと、すぐに再登録した場合、また断られる可能性が高いでしょう。
「紹介できる求人ががない」と断られているのですから、利用できなかった理由は「現在マッチングできる求人がない」ということです。
すぐに再登録できる可能性があるのであれば、未経験職種を希望した人が希望職種を同職種に変えるか、職務内容の欄を更に詳しく書き、かつアピールできる文章にするくらいしかないかと思います。
補足事項の欄にどうしてもマイナビエージェントを希望している旨を書くなども試してみる価値はありますが、現実的には数ヵ月程度空けてからでないと再登録は難しいでしょう。
在職期間が短い場合などは、経験年数が長くなれば紹介してもらえる可能性もあります。
また登録フォームでは、現職・前職の勤務期間しか書く欄がないので、その前の経歴がアピールできるのであれば、職務経歴書のファイルを作成して、アップロードする方法もあります。
現職(または前職)の経歴が短くても、それ以前にアピールできる実務経験があるのであれば、再登録できる可能性も考えられます。
断られない転職エージェントもある
いくつかの転職エージェントに登録拒否されると、さすがに嫌気が差すかもしれません。
そんな場合は、面談を断られないSpring転職エージェント(旧アデコ)がありますので、そちらを利用するようにしましょう。
Spring転職エージェントは、求人数、紹介数も満足という評判が多く、求人の質も評価が高いです。
アデコは世界中で一番の人材紹介会社ということもあり、外資系にも強みを持った転職エージェントですが、登録拒否が無く、面談を行ってくれますので、登録を断られるのが心配な人や、他で断られてしまった人でも安心して利用できます。
※面談をしたからといって必ずしも求人紹介を受けられるとは限りませんが、現状の市場価値や転職に関するアドバイスを受けられるだけでも利用価値があります。