転職エージェント 2017.03.06

転職エージェントは掛け持ちで複数登録がベストな使い方。

転職エージェントに複数登録

転職エージェントを利用する際は、1つだけでなく複数登録するのがベストです。
「1つに絞らないと利用する転職エージェントに失礼なのでは?」という意見もあるようですが、一切気にする必要はありません。

転職は人生の中でも大きな分岐点です。基本的に、転職活動中は「あなたにとってより良い転職にすること」を最大限に考えるべきです。

転職エージェントを利用して転職活動をする人のうち、多くの人が複数のエージェントに登録していますので、安心して複数のエージェントを利用するようにしてください。

このページでは

  • 転職エージェントを利用する際の流れ
  • 転職エージェントを複数登録するメリット・デメリット
  • 複数登録する転職エージェントの選び方
  • かけもちで利用する際の上手な使い方
  • 複数利用で注意したいポイント

が解ります。是非、転職エージェントを利用する際の参考にしてください。

ホワイト求人の紹介が多かった転職エージェント

20代・30代のホワイト求人が豊富!関東・関西圏におすすめ

マイナビエージェントを利用した際の感想は、ホワイト求人の紹介が多く、丁寧に紹介の理由まで教えてくれたので安心して、任せられたという印象が強いです。

徹底した職務経歴書や面接対策など手厚いサポートでバランスが良く、無理に転職を急かされることもないので、利用者の評判もかなり良い転職エージェントです。

20代・30代の良質な求人案件が豊富なので希望通りの内定を得たいなら利用価値が高いです。

マイナビエージェント(登録1分・履歴書不要)

目次

転職エージェントを利用する際の流れ

まず、転職エージェントを利用する際の流れを大きく5つに分けて解説していきます。大まかな流れを知っている場合は飛ばしていただいて大丈夫です。

  1. 登録する転職エージェントを決定する
  2. 登録
  3. 面談
  4. 選考(書類・面接)
  5. 内定

1.登録する転職エージェントを決定する

転職エージェントは、それぞれの会社で強みや特徴がありますが、それ以上に重要と言えるのがコンサルタントの能力と相性です。

転職エージェントに登録すると「キャリアコンサルタント(キャリアアドバイザー)」と呼ばれる「担当者」が付きます。

担当になる人によって経験値も違えば能力も違うのは当然で、提案される企業やアドバイス内容も違ってきますし、あなたのキャリアをどう捉えるかも担当になる人によって違いが出てきます。

のため、コンサルタントとの相性や能力によって転職成功の可否や満足度が大きく変わってしまう可能性があります。

大手のエージェントのほうが優秀だろうから大手を利用すれば良いと考えるかも知れませんが、大手は利用者も多くコンサルタントの経験値も人によって大きな差がありますので、どうしても当たり外れが出てきてしまいます。

その為、複数の転職エージェントに登録して、担当コンサルタントの相性や紹介求人を考慮して転職活動を進めるエージェントを絞っていくようにするのが望ましいです。

複数登録については、このページで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

2.登録

利用する転職エージェントを決定したら登録をします。登録は各転職エージェントによって多少の違いはあるものの、だいたいは氏名や連絡先、転職希望時期、勤務地、現在の職種、年収などを入力するだけです。

数分程度で完了するので、登録自体で特に問題になることは少ないでしょう。

3.面談

転職エージェントに登録すると、即日~一週間程度までの間に電話かメールで連絡が来ます。軽いヒアリングや面談日時の調整をして、後日に面談を行います。

面談は、直接転職エージェントの拠点事務所に訪問するのが一般的ですが、多忙な場合や拠点が遠いなど理由がある場合は、電話での面談にすることも可能です。

面談では、転職先の希望や今までのキャリアについて、1時間程度のヒアリングが行われます。このヒアリングを元に求人を紹介されますので、マッチングの精度が上げる為には、あらかじめ希望の条件やキャリアについてまとめておくことが大切です。

また、転職に関する疑問や不安があれば、面談の時に相談すると良いでしょう。

面談については下記のページでも詳しく解説していますので、参考にしてください。

転職エージェントの面談内容や場所一覧、服装など知っておきたい情報

4.選考(書類・面接)

面談後、紹介された求人で応募したい企業があれば、履歴書や職務経歴書での書類選考、面接という流れになります。

選考書類は企業に合わせてチェックしてもらい、より通過しやすい状態にブラッシュアップしていきます。今までのキャリアの棚卸し、自己分析といった作業が必要になりますが、アドバイスをもらいながら進めていきます。

面接対策も、お願いすれば模擬面接も行ってくれますし、転職エージェントは企業の人材ニーズを把握していますので、どのようなアピールをすれば内定を得やすいかを熟知しています。

自分で良いアピールと思っていても、企業のニーズと違えば内定を得ることはできませんが、企業のニーズに合わせたアピールができれば、それだけ内定を得られる確率を上げることができます。

5.内定

めでたく内定が出たら、転職エージェント経由で内定通知書を受け取ります。確認して生じた疑問は遠慮なくコンサルタントに確認しておきましょう。

企業によっては、細かい内容の記載がない場合もありますが、知りたい内容は入社承諾書を提出する前までに、しっかりと確認する必要があります。

場合によっては、企業の人事担当と条件面談を設定してもらい、詳細な内容を確認してから入社を決めるようにしてください。

DODA

DODA圧倒的な非公開求人数!サポート力にも定評がある全年齢におすすめ

キャリアアドバイザーは業界・職種別に担当が分かれている為、プロフェッショナルのサポートが受けられます。

紹介される求人数や頻度など5つの満足度でNo.1。登録必須の転職エージェント。

サイト登録・詳細を見る

転職成功者は転職エージェントを複数利用している

まず、みんながどの程度の転職エージェントを利用しているのか見ていきましょう。

エージェント利用社数

出典:リクナビNEXT

上記の画像のように、転職に成功している人の転職エージェントの利用社数、言い換えれば掛け持ちしている数は、平均で4.2社です。

多い人では10社以上の転職エージェントに登録する人がいるほど、掛け持ちで利用するのはスタンダードなことです。数多く掛け持ちすることでの煩わしさやデメリットを考慮しても、最低平均以上の5社程度は利用することをおすすめします。

それでは、なぜ併用することが望ましいのか、メリット・デメリットを挙げながら解説していきます。

リクルートエージェント

リクルートエージェント転職実績NO.1!20代・30代におすすめ

リクルートエージェントは最大手の転職エージェント。求人の質・量ともにトップクラスで、利用価値が高い転職エージェントです。

利用した際の感想は、提案力が高く満足の行く転職が効率的にできたという印象です。

質の高い独自案件も多く、まず最初に登録すべき転職エージェントです。

複数の転職エージェントに登録するメリット

  • 紹介してもらう非公開求人の数が増える
  • 複数のコンサルタント(キャリアアドバイザー)のサポートが受けられる
  • 特長の良いとこ取りができる

紹介してもらう非公開求人の数が増える

単純に転職エージェントに登録した分だけ非公開求人を紹介してもらえるチャンスも多くなります。もちろん、転職エージェントが違っても同じ案件はありますが、その転職エージェントにしかない企業の独占案件が存在します。

複数の転職エージェントを利用することで、より多くの選択肢の中からあなたのニーズと企業ニーズをマッチングしてもらえることになりますので大きなメリットを受けることができます。

複数のキャリアコンサルタント(キャリアアドバイザー)のサポートが受けられる

転職エージェントは会社ごとの特長もありますが、担当に付くキャリアコンサルタント次第という部分が大きいです。そういう意味では、エージェント会社の詳細な比較を行うよりも、複数登録するということがとても重要になります。

自分のニーズに全く沿っていない求人を押し付けてきたり、コミュニケーション能力が不足しているような「使えない」と思うようなコンサルタントが付く場合もあります。

そんな場合に、1つの転職エージェントだけに絞っていたら、キャリアコンサルタントを変更するしかありません。変更は可能ですが、1社だけ利用している場合、変更に掛けている間、時間のロスになりますし、精神的にも良いものではありません。

転職エージェントを掛け持ちしていれば、1社で担当を変更している間も、応募~面接と転職活動を進めていくことができますので効率的です。

また、転職エージェントを併用するということは、複数のキャリアコンサルタントと接点を持つことができるということもメリットです。多くの人数のコンサルタントと話すほうが、1人のコンサルタントと話すより、自分の市場価値も客観的に見ることができますし、キャリアコンサルタントの人数分だけ違う視点からのアドバイスがもらえます。

特長の良いとこ取りができる

各転職エージェントには、それぞれ特長があります。大手は求人数が多く総合的に多くの業界をカバーしている反面、1人のキャリアコンサルタントの対応する転職希望者の数が多かったり、経験の少ないキャリアコンサルタントが多くなる傾向があります。

1人あたりの抱える転職者が多ければ多いほど、サポートが弱くなりますし、適当な求人を紹介して来るキャリアコンサルタントも出てきてしまいます。

また、経験が少ない事で、業界に関する知識が浅く情報が不足していたり、まともな面接指導ができなかったりとデメリットが大きくなります。

反対に、中規模の転職エージェントや業界特化型エージェントは、求人数は少ないものの、特定の業界に強かったり、経歴書や面接指導に優れたコンサルタントが揃っている事を売りにしていたりと、大手の弱いところを逆に強みにしている事で差別化を図っている場合がありますので、それぞれに利用する価値があります。

転職エージェントに複数登録するデメリット

  • キャリアカウンセリング(面談)が面倒
  • 応募や面接などの日程調整が面倒

キャリアカウンセリング(面談)が面倒

転職エージェントに登録すると、キャリアカウンセリングという面談を必ず行うことになります。面談では転職理由や経歴や希望の条件等々、様々ヒアリングが行われます。

わざわざ転職エージェントの拠点へ出向かなくてはならないですし、毎回似たようなことを聞かれるので面倒くさいというのは否めません。(電話でヒアリングを受けることも可能ですが、面談するメリットが大きいため、拠点が遠すぎるなど理由がない場合はおすすめしません)

確かに煩わしい部分はありますが、得られるメリットからすれば、大きなデメリットとは言えません。

応募や面接などの日程調整が面倒

1社のエージェントだけなら、特に問題ないですが、複数を利用した場合は、それぞれのキャリアコンサルタントとやり取りをしなくてはなりませんし、スケジュール管理はより煩雑になります。

ただ、転職サイトから、自分でどんどん企業へ応募した場合もスケジュール管理は煩雑になりますし、全て自分で管理する必要があります。転職活動では付き物だと思えばそれほどのデメリットではありませんし、転職エージェントがスケジュール交渉をしてくれる分、負担は軽いくらいです。

また、複数の転職エージェントで面談を行った後、全てをかけもちで利用し続けることをおすすめするわけではありません。進めていきたい、良い求人を紹介してもらえた転職エージェントや相性が良く、提案力の高いコンサルタントが担当に付いたエージェントに絞っていくことになりますので、過度な心配はいりません。

複数の転職エージェントに登録する際の選び方の軸

上手に複数登録

ここでは、複数の転職エージェントに登録する際、どのように選べば良いかを解説していきます。

総合型の転職エージェントに3~5社かけもちで登録

転職エージェントへの登録は、転職成功者の平均4.2社をよりも多くすることをおすすめしますが、業界・職種に関わらず幅広い求人が集まる「総合型転職エージェント」の大手のうち、2社は必ず利用していきましょう。

本音で言えば3~5社は利用したいところですが、多くの人が気が重くなってしまうと思いますし、初めて転職エージェントを使う人は、まずは1社「お試し」のつもりで良いので登録して、キャリアカウンセリングを受けてみるようにしましょう。

どなたにもファーストチョイスになるのは求人数が他社を圧倒する「リクルートエージェント」「DODA」の2社です。この2社は必ず利用すべき転職エージェントなので、「すぐにでも転職したい」と考えているのであれば、まずはどちらかを選択すれば間違いありません。

DODA・・・日本最大級の転職エージェント。非公開求人数は13万件超(2017年3/6現在)書類選考サポートや面接サポートも評判が高い。
リクルートエージェント・・・日本最大級の転職エージェント。非公開求人数は14万件超。(2017年3/6現在)
マイナビエージェント・・・丁寧なサポートでホワイト求人の紹介に定評がある。
JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)・・・売上規模で業界3位の人材紹介会社。ハイキャリアに強い。
typeの転職エージェント・・・業界老舗のキャリアデザインセンターが運営。首都圏中心で求人数は少ないものの独占案件が多くきめ細やかなケアが売り。

各社で特長の違いがありますが、やはりキャリアコンサルタント次第という面が大きいです。最終的に3~5社の複数登録が基本になりますが、絞るにしても、DODAとリクルートエージェントの2社には登録しましょう。(ハイキャリアならJACリクルートメントも必須になります。)

各転職エージェントの面談拠点

在住地域によっては、拠点が遠いこともありますので、そのあたりも考慮に入れて選ばないといけない場合があります。理由があれば、電話でのヒアリングも受け付けてくれますが、しっかり面談で話を聞いてもらうことが大切です。

DODA東京(丸の内)・神奈川(横浜)・愛知(名古屋)
大阪(梅田)・京都(京都駅)・兵庫(三ノ宮)
広島(立町)・福岡(天神)・北海道(札幌)
宮城(仙台勾当台公園駅前)
リクルートエージェント東京(丸の内・立川)・神奈川(横浜)・栃木(宇都宮)
さいたま(大宮)・千葉(千葉)・静岡(静岡)
愛知(栄)・京都(烏丸)・大阪(梅田)
兵庫(三ノ宮)・岡山(岡山)・広島(八丁堀)
福岡(天神)・北海道(札幌)・宮城(仙台)
JACリクルートメント東京(神田神保町)・神奈川(横浜)・愛知(名古屋伏見)
京都(鳥丸)・大阪(梅田)・神戸(三ノ宮)
typeの転職エージェント東京(赤坂)神奈川(横浜)
パソナキャリア東京・神奈川・千葉・茨城・栃木・群馬・埼玉・新潟・長野・山梨・富山・石川・福井・静岡・愛知・三重・岐阜・滋賀・京都・大阪・奈良・兵庫・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・沖縄

特化型の転職エージェントへも1社は登録

総合型の転職エージェントと同時に、特化型で当てはまるものがあればもう1社登録しておきましょう。

総合型では得られない情報や業界ならではの選考ポイントなどに精通したキャリアコンサルタントが在籍していますのでアドバイスや面接の対策も万全にできるメリットがあります。

JACリクルートメントは特化型ではないですが、外資系や海外勤務、管理職などのハイクラス・ハイキャリアに強いので、対象の方には大きなメリットがあります。逆に、自分のキャリアに自信がない人にはおすすめできません。

また、IT・WEB業界はリクルートエージェントもかなりの定評があります。

特化型だけではだめな理由

「特化型の転職エージェントだけでも良くない?」と思う方もいるかもしれませんが、特化型ならではのメリットがあるものの求人数が少なめになってしまいます。(看護士や薬剤師の場合は別)アドバイスや書類対策、面接対策のサポートを受けながら、総合型にも登録しで足りない求人数を穴埋めする作戦がベストです。

複数の転職エージェントの上手な使い方

複数の転職エージェントに登録することのメリットはお解りいただけたかと思いますが、ここでは複数利用する場合の上手な利用方法について解説します。

  • できるだけ多くのエージェントに登録する
  • ヒアリングは面談がベスト
  • 面談後に数社に絞る
  • 応募~面接を進めながらさらに絞る
  • 推薦文は事前に確認する

できるだけ多くのエージェントに登録する

転職エージェントは、多く登録すればするほど煩雑で面倒臭くなると思っているかもしれません。しかし、より自分の理想的な転職先を見つけ、満足のいく転職にする為には、できるだけ多くの転職エージェントに登録することを強くおすすめします。

できるだけ多くの転職エージェントに登録していただきたい理由は下記の通りです。

  • コンサルタントとの相性が大切
  • 独自の求人案件がある
  • 場合によっては断られることもある

コンサルタントとの相性が大切

転職エージェントでは、登録すると、担当のキャリアコンサルタント(呼び名は会社により違う)が付きますが、同じ転職エージェントを利用していても、コンサルタントの能力や、相性で結果が大きく変わってしまいます。

「ダメなら担当を変更すれば良い」と言う意見は、正しいのですが、実は難点もあります。1社だけ利用している場合は「担当がダメ」→「変更」→「新しい担当が付く」→「求人の紹介」とい流れで、また初めから登録した程度の時間が掛かってしまいます。

その為、同時に複数の転職エージェントに登録して、同時進行することがメリットになっていきます。

独自の求人案件がある

登録するタイミングによっても、転職エージェントが保有する求人は変わっていきます。1つのエージェントだけ利用する場合では、たまたま希望に合った求人が多くある場合もあれば、少ない場合もあります。

求人案件は各社で被ることもありますが、そのエージェントにしかない独自の求人もあり、多くの転職エージェントに登録していることで、より多くの求人をカバーすることができるというメリットがあります。

1社登録して、求人の紹介を受けてから、別の会社に登録するとなると、それだけ時間も掛かってしまいますし、「もっと良い求人があるかも知れない」と感じれば、他のエージェントも結局は利用することになりますから、初めから多くの転職エージェントに登録するのがベストです。

場合によっては断られることもある

その時々の求人状況や、利用者の状況によっては、「現在紹介できる求人がありません」と利用・紹介を断られてしまうこともあります。

転職エージェントに登録して、すぐに連絡が来る場合もありますが、断られる場合は特に1週間程度経ってから連絡が来ることが多いようです。

これは、エージェント側である程度紹介できそうな求人を絞ってから連絡をしている為で、面談の調整の連絡が来るタイミングも、まちまちになります。

「すぐ連絡が来ないからダメなエージェント」という訳ではなく、その時その時の状況でも変わってくることなのです。その為、1社だけで進めていると、それだけ時間を使うことになります。

しかも、一度断られると「次のエージェントに登録すればいいや」とは、なかなか思えないものです。「またダメだったらどうしよう」と消極的になる人も少なくはないでしょう。そうならずに上手に利用する為には、初めから複数登録すべきです。

ヒアリングは面談がベスト

より良い求人を紹介してもらい、企業にアピールしてもらうには、顔を合わせる面談がベストです。電話面談も可能ですが、できる限りエージェントの拠点に足を運んで直接ヒアリングしてもらうようにしましょう。

予め、職務経歴書は送付の依頼が無い場合も、担当者に送付しておくようにしましょう。担当者としてもそのほうが、求人を紹介しやすくなりますし、転職への意欲も感じられるため、同じようなレベルの利用者なら、より力を入れてくれる可能性が高くなります。

キャリアコンサルタントも人ですから、丁寧で誠実な対応をしてくる利用者は手厚い対応になる傾向があります。逆に横柄な態度で面談に臨めば、親身になって対応したくなくなることもあるでしょうから、面談での印象も大切です。

面談後に数社に絞る

多くの転職エージェントを利用して本当の意味で大変になるのは、面談後です。全てのエージェントで応募~面接まで進めていくと、当然それだけスケジュールの調整が難しくなります。

面談でしっかりコミュニケーションを図り、良い求人を紹介してもらえたり、親身になってサポートしてくれると感じた担当が付いたエージェントを残し、ダメなところは丁重にお断りしましょう。

応募~面接を進めながらさらに絞る

例えば、登録するタイミングによって紹介される求人数にも差が出るケースがりますし、「選考書類はA社のサポートが優秀だったが、求人の質はB社のほうが良かった。面接対策はC社が丁寧だった」など、満足度やサポートの質にも差が出るものです。

メリットの良いとこ取りをするには、それぞれの長所を見極めて、自分の転職にメリットがあるエージェントだけ残していくようにしましょう。

最終的に入社するのは1社になる訳ですが、内定が出たからと言って、その企業に行かなくてはいけない訳ではありませんから、複数のエージェントで内定をもらうこと自体は問題はありません。

内定を断るということは、心苦しい面もありますし、転職エージェント側からしたらサポートしてきたのに売上が上がらない訳で、悔しい想いや腹立たしい想いはするでしょう。

しかし、人生の大切な分岐点である転職を、「申しわけない気持ち」くらいでいい加減に決めるのはおすすめできません。

より良い転職先を紹介してくれたり、より手厚くサポートしてくれたエージェントの売上げになるのは、当たり前のことなので、変な遠慮をする必要はありません。

もちろん、最低限のマナーを持って、丁重に感謝の気持ちを込めてお断りするようにしましょう。

推薦状は事前に確認する

転職エージェントを利用すると、企業側に推薦状を書いてもらえることが一般的です。職務経歴書だけでは伝わり切らない人物の魅力や、コンサルタントが感じた適性などを記載してもらえます。

企業にとっては人材のミスマッチを防ぎ、より良い人材確保の為に役立ちますし、応募者としては、客観的なアピールをしてもらえるので、有難いものです。

しかし、コンサルタントも1度に多いと100人程度の利用者を担当しているケースもあり、全ての人に力を入れた推薦状は書けないのが普通です。

すぐにアピールできる要素がある優秀な人材であれば、内定に近づける為に力を入れた推薦状を書くことがあっても、特徴がない利用者の場合は、それほどの推薦内容になっていないこともあります。

「かえって、マイナスになるのではないか」と思えるような推薦状を提出されてしまう前に、必ず推薦状は確認させてもらい、よりアピール力の強い推薦状を書いてもらえるように、推薦状の確認をさせてもらいましょう。

「推薦状を確認させてください」とだけ伝えると、担当からすれば、信頼されていないような印象に受け取ってしまう可能性がありますし、「内部資料なので」と断られてしまうこともあります。

「面接のときに、推薦状とのギャップがないように、どのようなポイントを推薦をしていただいているのか確認しておきたいので」、「客観的な視点からの推薦状を確認させていただき、自分を見つめ直す機会にしたいので」などと理由を伝えれば、不快な思いをさせずに、事前に確認することができます。

転職エージェントを複数利用する際の注意点

注意点

転職エージェントを複数利用する際、注意しておかなければいけないことが5点あります。

複数利用はきちんと伝える

複数の転職エージェントを利用していることは、基本的に隠す必要はありません。むしろ、素直に掛け持ちしていることをキャリアコンサルタントに話したほうが良いです。

たとえば同じ企業の案件を紹介されるケースも考えられますが、他社を利用していない前提で勧めてもらったにも関わらず断ってしまえば、キャリアコンサルタントしても同じような案件は紹介しづらくなります。素直に話しておけば「他社でその企業のお話はいただきました」と伝えることができ、キャリアコンサルタントも別の企業を紹介しやすくなります。

下手に辞退理由に嘘をついてしまうと、紹介してもらえるはずの案件を紹介してもらえなくなる可能性も出てきますので、正直に伝えるようにしましょう。

今どき、転職エージェントの掛け持ちは普通のことなので、コンサルタントも驚きはしません。

それどころか「他社以上の優良な企業」を紹介しないと自社から転職先を斡旋できなくなる可能性がありますので、よりスピーディーに良い企業を紹介される可能性も高まります。

自社から入社してもらえなければ、売上にはならないのですから当然のことだと言えます。

もちろん、キャリアコンサルタントの心象が悪くならないように、あくまで丁寧に感謝を持って伝える必要があります。

「より良い条件の企業を探さなければ他社に取られてしまう」という心理は働きやすいと思いますが、掛け持ちしている事を利用して煽るようなことは逆に対応の悪化を招く可能性もありますので、あくまで丁寧に上手く伝えるように注意してください。

複数利用を伝えるタイミングは、基本的に始めの面談時です。聞かれることも多いですが、聞かれない場合もきちんと伝えておきましょう。

同じ案件への応募の重複はNG

複数の転職エージェントで同じ企業を紹介された場合でも、複数のエージェントから重複する応募はNGです。

転職エージェントと企業との間でトラブルになる可能性が高く、双方ともに心象を悪くするだけです。その企業だけではなく、次から良い企業を紹介しづらくなってしまうデメリットもありますので、絶対に重複の応募は避けるようにしましょう。

選考を進めている企業を管理できていないことは論外なので、どの企業に応募していて、どの段階まで選考が進んでいるかは、必ず解るように管理しながら転職活動を進めるようにしていきましょう。

そうすれば、誤って重複応募してしまうようなミスは防げます。

また、1つの転職エージェントで選考から漏れたとして、同じ求人案件に再度応募することも重複応募と同じことですので、絶対にやめましょう。

仮に、他のエージェントで書類選考に通ったところで、後から企業に解れば面接の前段階で、かなりのマイナス点になってしまいます。

転職エージェント側にも企業からクレームが入りますので、その後の転職支援に問題が生じる可能性が高いです。

こまめに連絡を取る

紹介メールなどが届いてもあまりに連絡を取っていないと「転職する気があまりない」とみなされてしまう恐れがあります。また、サイトへのログインの日付などから、「アクティブ」な登録者はすぐに判断ができるようになっています。

例えば転職エージェントが20人に同時にオファーをかける場合、同じ条件で「アクティブ」な人から順番に20人選んでメールを送ります。多くの人が登録をしていますので、キャリアコンサルタントとはできるだけ密な関係を築けるよう努力する必要があります。

転職エージェントに登録した後は、キャリアカウンセリングと呼ばれる面談を行いますが、その後もメールや電話でのやりとりが続きます。

電話に出れなかったとしても、必ず折り返し誠意ややる気を見せておいたほうが良いです。キャリアコンサルタントも「この人なら転職が決まって売上が上がりそうだ」と思えば自ずと力が入ります。

同様の意味あいで、面接前なども連携を取って、模擬面接をしてもらうなど積極的に行動していることをアピールしたり、担当のコンサルタントを信頼している事をうまく伝えられると良い関係が築きやすいです。

売上重視なのはある程度しかたありませんが、キャリアコンサルタントも人の子ですので、より熱意があり自分を頼りにしてくれている人へ力を注ぎたくなるのが人情です。

転職したい時期は「いい企業があれば今すぐにでも」

キャリアカウンセリングで聞かれるまでもなく、大抵の場合、登録時に「転職希望時期」を問う項目があります。「6か月後」などと答えた場合、紹介する優先順位が下がってしまう恐れがありますので、「今すぐにでも」というのが正解です。

転職エージェント側も、どんどん転職先から内定をもらってもらわないと業績や成績に関わりますし、企業側も「すぐにでも来て欲しい」場合が多い為、こればかりは致し方ありません。本当にしばらくは転職するつもりがない場合は、時期を見てから登録をするようにしましょう。

キャリアコンサルタントが使えないと思ったら変更してもらう

担当に付いたキャリアコンサルタントが、希望もしていない企業ばかり紹介してきたり、年収ばかり気にしていたり、コミュニケーションが取りづらいと感じたら、遠慮なく変更してもらいましょう。多くの場合、転職エージェントのサイトに変更依頼ができるフォームがありますので、依頼をしてください。

関連ページ  転職エージェントが使えないと感じた時の3つの対処法

複数の内定をもらった場合は?

基本的に複数の企業の選考を同時期に進めて行くことになりますので、複数の企業から内定をもらうことになるケースもあります。

転職エージェントを利用して内定が出れば、入社の意思を聞かれますので、辞退したい場合は辞退理由を伝え、丁重にお断りするようにしてください。

せっかくサポートしてもらって出た内定ですから、担当者に申し訳ない気持ちもあるでしょうが、義理で転職する訳にはいきませんので、「申しわけありませんが、○○(理由)なため、内定を辞退させていただきたいです」と伝えるようにしましょう。

転職エージェントの担当者は、内定辞退を企業に伝えるなどの対応がありますので、できる限り早く担当に伝えるようにしてください。

方法は、電話かメールで構いませんが、メールの場合は、確認しているか解りませんので、返信がないようなら電話もするようにしてください。

内定を断るとその後のサポートが心配という人もいますが、誠意を持って伝えさえすれば、内定を得られる求職者は需要がありますので、サポートは積極的に継続してくれます。

複数の転職エージェントを絞り込むときは断る

ここまで解説してきたように、複数の転職エージェントに登録するメリットは大きいです。

しかし、全てのエージェントを最後まで利用し続けるようなことをすれば、連絡や管理が煩雑になり大変です。

相性の良い担当がついたエージェントや、選考を進めて行きたい企業を紹介してくれたエージェントに絞り込み、それ以外は、利用を断るようにしましょう。

よく、面倒だからといって、連絡を放置してフェードアウトしようとする人がいますが、サポートをしてくれている転職エージェントの担当者のためにも、社会人らしくきちんとお断りを入れましょう。

最悪、今後利用する際に連絡を無視し続けた情報が残るケースも想定できますし、メールを一通送れば済むことです。

下記のページでは、紹介案件や内定辞退の方法とともに、転職エージェント自体の断り方についてもメール例文付きで解説していますので、参考にしてください。

転職エージェントの紹介案件の断り方・内定辞退の方法~メールの例文付。

まとめ:転職エージェントは比較よりも複数登録

転職エージェントを比較したい気持ちは理解できますし、実際にそれぞれの転職エージェントで違いがあることも事実です。

しかし、何度も解説しているとおり、転職エージェントは「キャリアコンサルタント次第」な部分が大きく、1つだけに絞って登録した場合には大きなデメリットが生じてしまいます。

転職エージェントを詳細に比較したところで、経歴や年収などにより紹介企業は自ずとだいたいの範囲に収まってきますので、求人数が多ければ有利だと言い切れるものでもありませんし、逆にサポートが優秀だったとしても求人が少ないことで理想的な企業を紹介してもらえなくなる可能性もあります。

それらを考慮に入れると、最重要なのは、やはり担当になるキャリアコンサルタントということになります。複数登録することで、キャリアコンサルタントの変更をしなくても、始めから複数の担当が付くと考えると大きなメリットになります。

※転職エージェントでは、よほどかけ離れた条件や年収を希望したりしなければ、基本的にはキャリアアップできるような案件を紹介してくれます。かけ離れた条件や不相応と思われても仕方ない企業へ応募しチャレンジしたい場合は、転職サイト経由のほうが良い場合もあります。型破りなチャレンジでも成功する人は成功しますので、転職の達人は心から応援します。

そう考えると、比較して絞るよりも、大手には必ず複数登録した上で、特化型の転職エージェントの属性に合う場合は、そちらにも登録をして転職活動を進めるのがベストです。

最後にもう一度、総合型の転職エージェントのおすすめを記載しておきます。より理想の転職を実現する為に、まずは1社でも登録をしていきましょう。

DODA・・・日本最大級の転職エージェント。非公開求人数は13万件超(2017年3/6現在)書類選考サポートや面接サポートも評判が高い。
リクルートエージェント・・・日本最大級の転職エージェント。非公開求人数は14万件超。(2017年3/6現在)
JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)・・・売上規模で業界3位の人材紹介会社。ハイキャリアに強い。
typeの転職エージェント・・・業界老舗のキャリアデザインセンターが運営。首都圏中心で求人数は少ないものの独占案件が多くきめ細やかなケアが売り。
パソナキャリア・・・丁寧なキャリアコンサルの評判が高い。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

使える転職エージェントまる解り・6項目の徹底比較(完全版)

転職エージェントを利用する事は転職成功への近道ですが、どのエージェントを使えば良いのかは迷うものです。

・求人数
・求人の質
・年収アップ率
・サポートの質
・得意分野
・拠点数


上記の「6項目」から使える転職エージェントを手間暇を掛けて徹底比較しています。ぜひ、参考にしてください。

詳細を見る

複数の利用で転職成功をマイナビエージェント』は、サポート力もありホワイト求人の紹介にも定評があるので多くの人におすすめです。

ただし、転職成功は、優秀なキャリアアドバイザーに出会えるかどうかで決まると言っても過言ではありません。

優秀なキャリアアドバイザーに出会う為には、初めから複数の転職エージェントに登録することが必要です。

実際のところ転職では、ほとんどの人が3社以上のエージェントを利用しています。

マイナビエージェント』の他に今すぐ登録しておいたほうがいい転職エージェントは、タイプ別に以下に紹介しておきます。

・転職が初めてという方は、以下の3つのエージェントがオススメ

リクルートエージェント
DODA
パソナキャリア

・第二新卒での転職を検討している方は、以下の2つのエージェントがおすすめ

リクルートエージェント
ハタラクティブ

・ハイキャリア(現在の年収が500万円以上)の転職を検討している方は、  以下の3つのエージェントに登録して求人の幅を増やしましょう。

リクルートエージェント
JACリクルートメント
ビズリーチ

その他のエージェントについては、転職エージェント比較のページをご覧ください。

コメントを残す

*