転職成功ノウハウ   2017.03.15

転職の自己PRがスラスラ書ける6つのステップと例文

自己PRの書き方

転職活動においての「自己PR」は「履歴書や職務経歴書」の書類選考時に必要があるだけではなく、面接時にも質問される可能性が高い質問です。

企業側から見た自己PRは

  • 自社の求める人材像とマッチするかどうか
  • 自社に入社して活躍してくれるかどうか

という重要な事を判断できる要素が多く含まれる質問ですの為、書類選考時でも自社のニーズとのミスマッチがないよう、きっちり確認される箇所です。

また、面接時にはより様々な質問のされ方で詳細に聞かれる機会も多いです。違う角度で質問された時にも迷わずに答えられるように、労力を惜しまず準備をするようにしたいところです。

この記事では

  • 自己PRの書き方が解らない・・・
  • PRできる要素が見つからない・・・

という人でも、読み終えれば、しっかり準備ができるように解りやすく解説しています。

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自己PRを構成する3つの要素と基本的な例文

「自己PRをどう書けば良いか解らない」という場合は、まず自己PRを構成する要素を理解することが大切です。

①今までの経歴

前職まで何を経験してきたかを書きます。この部分は特に問題はないでしょうが、自己PRでは全ての経歴を書く必要はありません。応募企業のニーズにマッチする経歴をピックアップすれば良いです。

③具体的な成果

具体的な役割や成果がある場合、できれば数字を使って説得力のあるアピールをします。主に応募企業のニーズにマッチする事を書くようにします。

具体的な成果がない場合は、仕事に生かしてきた自分の長所や周囲の評価をアピールしましょう。また、資格や特技など転職先で役立つものがあればアピールすることが可能です。

④転職後のビジョン

前職までの経験や、あなたの長所が応募企業でどう生かせるのか、どう貢献していきたいか、企業側のメリットと転職後のビジョンを伝えることで仕事への意欲を示すようにしましょう。

自己PRの例文

例文1 5年に渡り営業職として、ソリューション営業に携わってきました。課題の解決法を提示し、顧客のニーズに的確に応えることで、密接な関係を築き、前年比120%の売上を達成し社内表彰をいただきました。クライアントの抱える問題に真摯に向き合う事で、分析力や洞察力が身に付き、強い達成感を得られた事は大きな財産です。この経験を生かし、より多様な業種にクライアントを持つ御社で貢献し、営業職を極めていきたいと思います。

例文1は「具体的な成果」がある場合の自己PRです。これまでのキャリアを具体的に書き出し、会社にどのような貢献をしてきたのか。その過程でどういう成長を遂げたのかを洗い出しましょう。また、応募企業のニーズとマッチしていることが重要ですので、関連性が解るように書く工夫も必要です。

例文2 前職では経理として「正確さ」「業務のスピード」の両立を意識して取り組んできました。正確で効率の良い職務を追求することで、上司から「部署で1番仕事が早く正確」との評価を得ることができました。もともと人とコミュニケーションが好きな性格ですので、御社で後進の育成にも携わり、今まで得てきた知識やノウハウを伝えていきたいと考えております。

例文2は社長賞や売上アップなど「具体的な数値や表彰」がない場合の自己PRです。仕事で意識して心がけている事や、仕事上の長所、上司や同僚からの評価などを具体的に盛り込み、応募企業で貢献できる適性があることをしっかりアピールしましょう。

例文3 前職では主にWEBコーダーとしての専門業務に携わってきました。WEBコーダーとしてのスキルだけでなく、WEBクリエーターとして全般的な力をつけたく、昨年「WEBクリエーター能力検定」の資格を取得しました。前職でも的確なコーディング技術に関しては評価していただいていたので、御社でさらに経験を積みWRBクリエイターとして成長することで顧客に貢献していきたいと考えております。

例文3は、仕事上の具体的な成果が提示できなくても、資格や特技などがある場合の自己PRです。向上心を持って仕事に取組み、スキルアップをしようとしているところをアピールしましょう。現在のスキルのみの判断ではなく、「入社後も成長を続けてくれ、貢献してくれる人材」とプラスαの評価を狙うアピールが可能です。

自己PRがスラスラ書ける6つのステップ

自己PRの構成要素を理解した上で、それぞれの要素に当てはまる内容を書きやすくする為に、1つ1つ洗い出していきましょう。そうすることで、単に履歴書や職務経歴書が書きやすくなるだけではなく、面接の時に少し違う角度から質問が飛んできても、明確に答えられるようになります。

STEP①経歴の棚卸をする

これまでの職務経歴を棚卸して整理していきます。より具体的に書きだしていくのがポイントです。まずは応募企業のニーズは無視して構いませんので、あらゆる事を書き出すようにしましょう。

  • 担当した業務から何を得たのか
  • どのように貢献してきたか
  • その結果どう成長できたのか

その上で、応募企業の人材ニーズとマッチする部分を見つけていきます。

STEP②自己分析を行う

  • 自分の仕事上の役割や長所はどこなのか
  • 周囲にどのような評価を得ているか
  • 仕事で心がけていることは何か

など、仕事上自分の特長がプラスになっていると感じられる事をどんどん書きだしていきましょう。周囲の評価はその裏付けのような意味合いですので、あれば「自己評価」だけよりレベルの高い自己PRになります。実際には自己評価のほうが適切な場合もあるでしょうが、書類選考時点では第三者の評価のほうが信憑性が高い感じが出ます。

STEP③資格や免許、勉強中の事などを書き出す

向上心を持って取り組んでいるものを、どんどん書きだしてください。仕事上でなくても、たとえば趣味のものでも構いません。また、どういう理由でその資格を取ろうとしたのか、勉強しよとしたのかも書きだしましょう。また取り組んだことで得た事もアピールできる要素です。

STEP④企業のニーズとマッチしている部分を整理する

一通り書き出すことができたら、応募企業のニーズにマッチしている「アピールできるポイント」を探しだし、整理していきます。例えば営業職のように高いコミュニケーション能力や提案力、洞察力などが優れていることが重要な職種に応募するのに「的確で処理速度の速い事務スキル」は余りアピールに値しないですよね。

あくまで、「自社で活躍してくれる」と思ってもらうことが重要ですので、企業ニーズにマッチするか、企業にメリットがあるポイントのみピックアップしていきましょう。

STEP⑤実際に自己PRを書いてみる

ここまで準備ができると、何もする前と比べて書くべきことが明確になっているはずです。ここからは、実際に書いてみて少しずつブラッシュアップしていきましょう。

文字数はどのくらいがベスト?

履歴書の記入欄は小さい場合が多いので、読みづらくならないよう長さを調整してください。職務経歴書で記載する場合でも、あまり行数が多いと忙しい担当者は「読みづらい」と感じてしまいますし、多忙な中での書類チェックなので、コンパクトにまとまっているほうが良いです。

それらの事を踏まえた場合、自己PRの文字数は200文字から3oo文字程度がベストです。別紙を用意して長い自己PRを書く人もいますが、忙しい採用担当からすれば、読むのが面倒なだけで、流し読みされてしまうことがほとんどでしょう。また長ければ長いほど趣旨が伝わりづらくなります

アピールできる要素を全て書くのではなく、応募企業のニーズに合わせて選択して必要最低限にまとめましょう。面接時に記載してあることだけ回答するより、書類のプラスα分を聞けたほうが採用担当の評価も上がります。(※ただし書類を参考に面接が行われますから記載内容との整合性は大切です)

STEP⑥自己PRにタイトルをつける

職務経歴書で自己PRを書く際は、内容を端的に表す「タイトル」をつけましょう。タイトルは自分のPRの「キャッチフレーズ」のようなものです。タイトルをつけることで担当者の目にも留まりやすくしっかり読んでもらいやすくする狙いがあります。「必ずこだわったタイトルを」と言われることも多いのですが、自己PRの内容を「適切にまとめること」と「キャッチーなタイトルにすること」が大切です。

しかし、そう上手くタイトルがつけられない事もあるかと思います。良いタイトルがつけられればプラスになりますが、内容とマッチしていない良くないタイトルをつけてしまえば「読む価値がない」と判断され、本文を読んでもらえないような逆効果になってしまう場合も考えられます。

しっかり練り込んであなたを売りこむ素晴らしいキャッチフレーズを作れば良いですが、適当にタイトルを用意するくらいならないほうが良い場合もあります。決してタイトルがないから読まれないわけではないので、無理にしっくりこないタイトルをつけてしまうのだけは避けましょう

【職種別】自己PRの書き方と例文

ここまで解説してきた内容を1つ1つ行っていけば「あなたのアピールポイント」は明確になっていると思います。どの業種・職種でも同様の方法で準備を進めていけばよいのですが、ここでは要望の多い職種の取り上げて自己PRの例文を紹介します。

事務職への転職の場合の自己PR

いうまでもなく、事務職は「事務処理能力」や「コミュニケーション能力」が重要です。取得している資格や仕事上のエピソード、上司や同僚の評価など、アピールできることをまとめるようにしましょう。

ヒント 事務処理能力は、「ミスのない丁寧さ」や「業務の速度」、「業務の質を上げる為にした工夫や努力」などが強みになりますし、コミュニケーション能力では「多くの人との対応から得た経験」や「円滑な人間関係を構築する為のした工夫や努力」などが強みになります。それ以外にもアピールできる部分は人それぞれでしょうから、自分の仕事を振り返り整理してみましょう。

自己PR例文
営業事務として5年間に渡り営業のサポートとして、顧客の電話対応や売上計上、見積もりや契約書類などの資料作成を行ってきました。顧客によっては特に迅速さと正確さが求められる役割だったので、マクロや関数を用いたExcelスキルやWORDの知識も身に着けることができました。担当の営業には「配慮があり迅速な対応ができる」と評価していただき、売上アップに貢献できることに喜びを感じることができました。現在はMOSの資格を取得に向けて勉強をしております。

営業職への転職の場合の自己PR

ヒント 営業が求められるものは、コミュニケーション能力や洞察力、分析力などですが、強いメンタルや人柄が物を言う職種でもあります。極端に言えば結局のところ数字で量られるのが営業職ですので、経験から得られた強みや意欲とともに具体的な実績を記載できることが一番のアピールになります。数値でのアピールが弱い場合は、「クライアントからどう評価されていたか」「周囲はどう評価していたか」「工夫や努力してきたこと・そこから得られたこと」などを具体的に記載するようにしましょう。

自己PR例文
営業職として計7年間、主に法人営業に携わってきました。新規顧客獲得の為に、受け身の営業スタイルを改善し、顧客深耕型の営業スタイルを模索した結果、3年連続で〇〇件の新規顧客を開拓し社内表彰をいただきました。顧客が何を求めているのかを常に考え、実践し続けることで洞察力が身に付き顧客からは「かゆいところに手が届く」と重宝していただいています。より広範な業界をクライアントに持つ御社でも、顧客の立場に立ち必要な知識は常に身に着けるという今までの姿勢を崩さず貢献していきたいと考えております。

未経験職種への転職の場合の自己PR

ヒント 応募する職種に求められるスキルや適性のある資質などを考慮した上で、自分のアピールポイントを書くようにしましょう。

たとえば経理の方が営業職になりたい場合、全く適性も違う職種ですから、相応の適応力があるアピールをしなくては選考から外れてしまう可能性が高いでしょう。そういう場合は職務遂行能力や的確な判断力などと共に、社内でのコミュニケーションについてのエピソードや営業向きな性格などもアピールしたいところです。

また、事務から営業などの場合も同様ですが「売上を作る意欲」があるかどうかというのは必ず見られるポイントです。自己管理能力や向上心の強さをアピールし売上に貢献する姿勢をアピールしましょう。

反対に営業職から事務職の場合などは、正確な事務処理ができるか、社内でのサポートができる円滑な人間関係が築けるかなどがポイントになってきます。営業職の場合、全く事務的な業務を経験していないことはないと思いますので、正確さや迅速さ、その為に行ってきた努力などをアピールできると良いでしょう。

自己PR例文
3年間事務職をしてまいりましたが、電話での顧客対応や書類のやりとりで社外の対応にも携わってきました。常に顧客の求める事を考え、明るい対応を心がけていたところ顧客にも評価され、社内では「よく気づく配慮ができる人」と言っていただけるまでになりました。人とのコミュニケーションが好きな社交的な性格を生かして御社の営業として活躍できるよう努力してまいります。

自己PRの書き方・NG編

自己PRが履歴書や職務経歴書を書く上で重要なポイントであることはお伝えしてきましたが、「ほんとんど自己PRがされていない」「内容があまりにも薄い」書類も多いというのが現実です。その為、もちろん応募先の難易度にも左右されますが、しっかり自己PRが書けてれば書類選考の突破率は確実に上がるという認識で、しっかり準備を行いましょう。

ここでは、自己PRでのNGを紹介します。避けるべき書き方を知る事で、より良い印象を与える自己PRにしていきましょう。

①具体性に欠ける

「非常に」「さまざまな」「かなり」など、抽象的な言葉を使うと、論理性や信憑性に欠けたPRになってしまいます。これらの抽象的な言葉は、日常で使う機会は多いでしょうが、具体的な言葉に書き換えられますので、自己PRでは避けるようにしましょう。

実績などは、できるだけ数字を使用して説得力のあるエピソードにするようにしましょう。

②アピールが強すぎる

自分に自信があり、アピールできるポイントが多いの事自体は良いことですが、あまりに実績のオンパレードになってしまえば「鼻につく自信家」のように思われてしまう恐れがありますし、転職後の人間関係が円滑にできるかも心配されてしまいマイナスになる事があります。企業ニーズに合わせて一番マッチする実績を挙げ、今後どのように貢献していくかを記載したほうが良いでしょう。

③自信がなさすぎる

記載できる実績があまりないなど、経歴に自信がない方でも、適性や意欲を具体的に記載することで、実績でなくても説得力のある自己PRになります。性格的な長所や周囲の評価などを書き出し、企業ニーズにマッチするように自己PRを書くようにしましょう。

企業はネガティブな人材に魅力を感じることはありません。例え自分ではポジティブな要素がないと感じていたとしても、前向きで意欲のある印象を与えられるように工夫をしましょう。自信がない分、慎重だったり、努力家だったりする場合もあるでしょうし、自分で自分の魅力に気づいてあげる事は人生を豊かにするという意味でも大切なことだと思います。

それでも自己分析ではポジティブな要素が見当たらない場合は、家族や親友など、あなたの長所を理解している人に聞いてみるのも1つの方法です。

まとめ

採用に近づく為には、まずは書類選考に通過する必要があります。書類選考は応募者全てを面接できない為に行われる「ふるい」です。きちんとアピールができていれば通過率は大きく上がります。

また、一通り経歴やアピールポイントを洗い出していれば、面接の対策もスムーズになりますし、志望動機とは違って他の企業への応募でも使い回しがしやすいという特徴もありますので、しっかり準備をしてから書くようにしましょう。

自己PRを構成する要素のおさらい

  • 今までの経歴・・・マッチする経歴をピックアップして書く
  • 具体的な成果・・・具体的に数字などを使いアピール
  • 転職後のビジョン・・・転職後に貢献できると感じさせるアピールを

自己PRがスラスラ書ける6つのステップのおさらい

  • 経歴の棚卸をする・・・業務から得たことや貢献してきた事を書き出す
  • 自己分析を行う・・・長所や周囲の評価、仕事で心がけていることを書き出す
  • 資格や免許、勉強中の事などを書き出す
  • 企業のニーズとマッチしている部分を整理する・・・企業ニーズに合ったものだけピックアップする
  • 実際に自己PRを書いてみる・・・例文を参考に自己PRを書いてみる
  • 自己PRにタイトルをつける・・・キャッチコピーになる魅力的なタイトルをつける

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