積極性がある人は、行動力も高く、仕事にも活きることは多いので、自己PRでアピールできる特徴と言えます。
ただ、アピールの仕方を間違ってしまえば、ネガティブな印象になってしまう事もありますので注意が必要です。
自己PRで積極性がある事をアピールする方法
自己PRで積極性をアピールするのは良いですが、積極性がある反面、思いつきで行動してしまうような人に受け取られてしまうデメリットもあります。
それでは、どうアピールしていけば良い印象を与えることができるのか解説していきます。
計画性や配慮なども同時にアピールする
積極性だけアピールしてしまうと、場合によっては突飛もない行動をしそうな人物だとネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。
そこで、計画性を持って、目的を達成する為に積極的に動けるというようにアピールしたり、周囲へ配慮もできる視野の広さなどもアピールしていくと良いでしょう。
そうすることで、ただ思い切りの良い人物なのでなく、積極性を持って会社に貢献してくれる人物というように良い印象を与えることができます。
エピソードや実績、周囲の評価も盛り込む
自己PRで失敗しがちなことですが、「私は積極性があります」とアピールしてしまうことです。それではありきたりになりますし、説得力は出ません。
積極性という言葉を使うか使わないかは別としても、仕事上で積極性が活きたエピソードや、それに伴う実績、周囲の評価など、説得力を上げる為の材料を揃えて自己PRを作っていきましょう。
さしたる実績がないという人も、仕事上で工夫してきたことや努力してきたことはあるはずです。より良いアピールにする為には具体的な事例を出して伝わる自己PRにしていくことが大切です。
積極性がある人の自己PR例文
前職では商品企画の仕事に携わっていました。10人ほどチームで意見を出し合い形にしていく仕事なので、チームワークには常に気を配ってきました。何気ない事のようでも挨拶からコミュニケーションを図り、チームのメンバーがどのような考えを持っているかを知る努力をしてきましたが、上司からも認められ、チームリーダーになることができました。リーダーとしても良い商品を作る為なら固定観念に囚われず、トライアンドエラーを繰り返すことで、○○というヒット商品を生み出すことができたと思っています。
企業の人材ニーズにマッチした自己PRなのかが大切
ここまで、積極性があることをアピールする自己PRについて解説してきましたが、例え良いアピールができたとしても、企業がその特徴を望んでいないのであれば、内定を得ることは微妙になってしまいます。
この企業は行動力や積極的な人材を求めているというのであれば、積極性があることはプラスになります。
しかし、行動力より忍耐強く、コツコツ仕事をする人材を欲しい場合は、魅力的なアピールにはならなくなってしまいます。
企業のニーズは、希望職種や募集要項などを見れば推察することができます。しかし、実際のリアルなニーズは、採用担当者と直接繋がりのある転職エージェントに聞くのが一番です。
転職エージェントでは、過去の面接での質問内容や、過去の内定者の特徴なども熟知しています。
その為、自己PRを考える際に内定に繋がるポイントを押さえることができますし、的外れな回答をしなくて済みます。
そのことから、書類対策や面接対策は、不安に思う点や相談したいことは積極的に担当に聞いていくことが大切です。転職エージェントでは、模擬面接を受ける人はそこまで多くなく、自分だけで考えてしまいがちですが、受け身の姿勢でいるより、受かる為の情報を持っているプロにアドバイスを受けることで、内定率を上げていきましょう。
おすすめの転職エージェントは、求人数が圧倒的な下記の2社です。
doda
dodaは国内トップクラスの圧倒的な求人数があり、かつ20代の転職実績も豊富で強みを持っています。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、業界最大手の転職エージェントです。リクルートの知名度と企業との太いパイプで、大手から優良中小企業、ベンチャー企業など、良質な求人案件を幅広く保有しています。
dodaと同じく、他の転職エージェントと比較した場合、求人数が圧倒的に多く、転職エージェントを利用する上で外せない選択肢です。