仕事の選び方は「自分の希望に合っているか」が大切です。どんな仕事でも給与が高ければ問題ないと思える人もいれば、給与が低くても自分が楽しいと感じる仕事をしたい人もいます。
希望との乖離があればあるほど、不満も増えるので、自分の転職先への希望の優先順位をはっきりしておくことが大切です。
その上で、やはり誰でも生き生きと楽しく、やり甲斐を感じて仕事ができたほうが良いでしょうから、自分の特徴や能力を理解することも大切ですし、それらを生かせる仕事を選ぶことが大切です。
そういった意味で仕事の選び方は
- 自分の特徴や能力を生かせる仕事なのか
- 自分の希望をどの程度叶えられる仕事なのか
ということがポイントになります。
また、その上で、転職活動は全ての望みを叶えられるとは限りません。良い条件の求人ほど多くの応募があるのは当然ですからその中から採用されるには、企業の人材ニーズに応えられることが重要です。
その意味では、自分の市場価値を知り、どの程度の希望なら叶えられる可能性があるのか、知っておくことも大切です。
自分の特徴や能力を生かせる仕事かが重要
仕事では、「全て不満がない」という状況は難しいことです。多少なりとも大変なことも嫌なこともあるのが普通でしょう。
しかし、仕事にやり甲斐を感じず、「仕事が面白くない」というのが一番しんどいことかもしれません。反対に「仕事が面白くやり甲斐がある」と感じていれば、労働環境が多少悪くても仕事に打ち込めるケースも多いのではないでしょうか。
そういった意味では、自分の特徴や経験から得たスキルをしっかり棚卸し、整理していくことで、「あなたの特徴や能力が生かせる仕事」がどのような仕事なのか明確になっていきます。
自力で紙を用意し、経歴や得たスキル、経験、同僚や上司にどう評価されているか、自分で考える自分の強みなどを自己分析することは大切です。
しかし自己分析が得意ではない人は、下記で紹介するグッドポイント診断などを利用するのも良いでしょう。
自分で考えているだけでは、明確になりづらい強みも知ることができますし、認識していた強みも、より自信を持ってアピールすることができるのでおすすめです。
自分の強みを知るにはリクナビNEXT「グッドポイント診断」
転職サイトのリクナビNEXTでは、「グッドポイント診断
」という登録者専用のツールがあります。
案内に従って診断を進めるだけで、自分では客観的に把握しづらい「強み」を知ることができます。
グッドポイント診断では、親密性・受容力・決断力・慎重性・挑戦心など、18種類の項目の中から、あなたの強みを5つ診断してくれます。
無料で受けられますが、費用が掛かってもおかしくない詳細な診断ができ、精度が高い本格的なテストとして有名です。
自分の強みが解ることで、自分に合う仕事探しの大きなヒントになることは間違いないでしょう。
また、転職エージェントを利用する際は、コンサルタントもグッドポイント診断を認識していますから、面談時にグッドポイント診断の結果を持っていくことで、コンサルタントがあなたに合った仕事を紹介しやすくなります。
ヒアリング面談時のコミュニケーションで、伝えられれば良いですが、自分に合った仕事が良く解らないというのであれば、診断結果などを見せたほうが、あなたに合った仕事を紹介してもらえる可能性が広がるでしょう。
自分で気付けていなかった、アピールポイントに気付くことができる上に、転職エージェントに自分の強みを伝えることができるので、ぜひ活用してみてください。
仕事に対する価値観は人それぞれ
とはいえ、仕事に対する価値観は十人十色と言ってよいでしょう。
「給与」を重視する人、「正当な評価」を重視する人もいれば、「残業が少ないこと」「休日が多いこと」に高い優先度をつけるライフワークバランス重視型の人もいるでしょう。
自分の価値観がどのベクトルに向かっているのか、自分で理解してい状態で、転職先を見つけて転職するだけでは、転職後にまた不満が噴出しかねず、転職を後悔することになりかねません。
ですから、仕事を選ぶ際は、自分の仕事に対する価値観を整理しておくことが重要です。
仕事に対する価値観を知るなら「リクナビNEXT適職診断」
転職サイト「リクナビNEXT」の適職診断は、12問の設問からなる「仕事選びの価値観テスト」と11問の設問からなる「自分発見!性格テスト」に答えるだけの診断テストです。
簡単でありながら、「自分が仕事に求める価値観」や「性格的に向いている仕事」が診断結果として解説されるようになっているて、自己分析の助けになります。
自分の市場価値を知る事も必要
市場価値とは、転職市場の中で、相対的にあなたにどれだけの価値があるかということです。
これを知るためには、市場価値を測る大きな要素になる適性年収を測定できるツールを使ったり、転職力診断などを利用することが1つの方法となります。
ある程度の市場価値が解ったら、転職エージェントに登録し、実際にアドバイスや求人紹介を受けてみることが得策です。
あなた自身が自分の市場価値が高いと感じていても、思ったほど良い求人を紹介されない場合もありますし、反対に想定していたより高い評価を受けるケースもあります。
あくまで、転職エージェントが保有する求人と利用者の数や質によって、市場価値も相対的に変動するものだということを知っておきましょう。
そういう意味では、転職エージェントを複数利用することで、違った評価をされる場合もあります。また、経歴やスキルに自信がある場合は、その時期にたまたまマッチする求人がなかっただけの可能性もあります。
適性年収など市場価値を診断できる@type転職力診断テスト

キャリアデザインセンター運営の転職サイト「@type」で受けられる無料の診断テストです。
転職サイト@type利用者の13万人以上の職種・年齢別経歴などのデータに基づいて詳細な診断ができるのが特徴。type転職エージェントのキャリアコンサルタントが監修していて、的確な診断ができると評判も良い診断ツールです。
診断テストは48項目の設問に順番に答えていき、経歴やスキルを記載するだけです。所要時間は10分程度で診断が手軽にできます。
テストは無料ですが、転職サイト@typeの登録者のみが利用できるようになっています。