転職活動をどうやったら良いのかわからない人や、実際に動いてみて、わからなくなってしまった人もいるでしょう。
人は、わからないことは不安を感じますので、どうすれば良いか理解していないと積極的に行動することが難しいです。
特に、仕事をしながら転職したいと思っても、始め方もわかららず、何をしていけば良いのか迷ってしまうような状態だと思います。
実際に、転職しようと思っても、何もできず時間が過ぎてしまったという人は意外と多いものです。
転職活動では、シンプルに何をやれば良いのか流れをつかんだら、まずは一歩踏み出す行動をすることが大切です。
どうやって転職活動するかわからないのは始めてないから
転職活動は、流れを知っていさえすれば、やり方がよくわからないというような事は無くなると思います。
やり方がわからない人は、まずは転職活動の流れを知ることと、何でも良いので行動を始めることが大切です。
そうでないと、転職が難しいものだとネガティブな想像だけで判断したり、ありもしない事を不安に思ったりと身動きが取れない原因ばかりが増えていってしまいます。
実際に動いてみて、うまくいかないのと、動く前からうまくいかないと思い込んでいるのとでは大きな差があります。
このページで転職活動の大まかな流れや、初めはこうすれば良いという転職活動の始め方を解説していきますので、最後までお読みいただければ、一歩目をどうやって踏み出せば良いのか解ると思います。
うまくいく転職活動の始め方
実際に転職活動をすれば、細かい事も出てきますが、始める前に起こる可能性があるかもないかもわからないのに難しく考えすぎる必要はありません。
転職活動のやり方自体は、結構シンプルなので、まずは大枠を頭に入れて行動を開始していきましょう。
転職活動の流れを理解するところから始めよう
転職活動は、細かい事を抜きにしてシンプルに考えれば、下記のような流れになります。
- 求人媒体を決める
- 求人を探す
- 応募する(書類選考)
- 面接する
- 内定が出る
- 現職を退職(在職中の場合)
- 転職先へ入社
転職活動に掛る期間は、準備~退職まで含めて平均的には3~6か月。
20代の若手や、早い人だと1ヶ月半以内に転職活動が終了する人も沢山います。
転職活動を始める前に不安に思っていた人でも、実際に進めてしまえば、案外すんなり決まってしまいあっけに取られたという人も少なくありませんので、1つずつ進めていくようにしましょう。
求人媒体は転職サイトかハローワーク?
まずは「求人をどこで探すか」というところですが、これも始める前に難しく考える必要はありません。
転職の求人を探すには、まずは下記の手段が挙げられますが、その中から選べば良いです。
- ハローワーク
- リクナビNEXTのような転職サイト
- 転職エージェント
どれを選べば良いかも、基本的には難しくありません。すぐに転職したい人は転職エージェントに登録してください。とりあえずマイペースに転職活動を始めてみたい人は、転職サイトに登録します。
すぐに転職したいと考えている人でも、地方の方は転職エージェントだと求人が少ないケースもあります。そういった場合は次にハローワークを利用します。
もちろん、どの方法を選んでもメリット・デメリットは存在しますので、併用するのも良いですが、よりシンプルに考えれば、上記のような選択になります。
転職エージェントは、求人の紹介から選考対策など転職活動全般をサポートしてくれる無料のサービスな上に、良質な求人案件が集まりやすいので求人を探す媒体としては第一の選択肢になります。
希望する求人を探す
次に自分が応募するべき企業の求人を探します。
実は転職を経験した人の多くが「転職活動でしんどいのは求人探し」と答えることが多いです。
当然ですが、転職サイトやハローワークでは膨大な量の転職求人の中から、自分の応募する企業を絞っていくわけですから大変なことになります。
一例としてリクナビNEXTで勤務地を東京に絞り、営業職にしぼっても1119件(2017年12月現在)も求人が掲載されています。
その膨大な求人を一社ずつ確認するとしたら、どんなに時間があっても足りませんね。
もちろん、条件検索などを上手に利用すれば、もっと絞り込むことはできますが、できるだけ良い求人を探したいのは誰もが同じなので、応募企業を絞って決断するのは物理的にも精神的にも結構な労力が掛ります。
そういった意味でも、転職エージェントを使った場合は、あなたの経歴や希望条件に合わせて、求人紹介をしてくれますので、労力がかなり減ります。
気になる求人に応募する
応募をしたからと言って全て受かるわけでもありませんし、応募した企業で決めなければいけないわけでもありませんので、まずは気になる求人があれば、気楽に応募してみるようにしましょう。
転職サイトやハローワークの場合は、履歴書と職務経歴書を用意し、自力で応募していくことになります。
履歴書や職歴書の内容は、応募企業ごとにマイナーチェンジが必要ですが、一度応募すれば、テンプレがある状態になりますので、次に応募するときのハードルはかなり下がっていきます。
転職エージェントの場合は、紹介された求人で気になれば転職エージェントを通して応募する形になります。
場合によっては書類選考が免除される場合もありますが、エージェントの指示に従って、選考書類を準備することになります。
転職サイトやハローワークと違い、企業の求める人材像を把握していますので、アドバイスを受けて進めて行くことで、より選考に通りやすい書類が作成しやすくなります。
面接は慣れも必要
選考まで進めば後は面接でしっかりアピールできれば良いだけになります。
初めのうちは、緊張してしまい上手くアピールができなかったり、人事担当者の印象が良いアピールのコツがわからないということもあるかと思いますが、何回か受ければ慣れてくると思いますので始まる前から不安になる必要はありません。
転職エージェントの場合は、事前に面接で聞かれやすい事や企業に合わせたアピールのアドバイスをしてもらえたり、希望すれば模擬面接をしてくれるエージェントもあります。
自力で転職活動を進めるより、かなり楽に対策をすることができるので、そういった面でも転職エージェントを使ったほうが良い場合が多いです。
うまくいく転職エージェントの使い方
転職活動の負担を大きく軽減することのできる転職エージェントですが、利用する場合にも注意点があります。
希望条件の優先順位は決めておく
転職活動で陥りがちなことですが、自分の市場価値を把握できないまま、希望の条件ばかりを完璧なまでに追い求めてしまうことが挙げられます。
特に、初めての転職では、加減も解らずに理想に走ってしまい、内定が出づらくなる傾向があるので注意が必要です。
そうならない為には、最初に自分の希望する条件を明確にしておくことが大切です。
転職は今現在の不満を解消したり、目的を達成していける企業へ転職することが重要ですが、転職をする理由を自分で理解していないと、希望条件も曖昧になりがちです。
まずは、自分と向き合って、転職する目的を確認しておくようにしましょう。
例えば、残業が多すぎて転職したい人もいるでしょうし、収入をもう少し増やしたいという人もいるでしょう。しかし、その条件が叶えば全て解決するのかと言えば、そうではないはずです。
転職するならどこまでは実現したいかという理想面と、反対にどこまでなら妥協してでも転職したいかという現実的な面を両面考えておくことが大切です。
「残業が月間30時間まで」「収入は〇〇万円以上」「求めるスキルが身に着く仕事」「ノルマやプレッシャーが少ない仕事」などなど、具体的に自分の条件を書き出し、その上で優先順位を付けておきましょう。
また、優先順位の中で、何番目までが絶対に譲れないのか、どこまでは譲って良いのかを、ある程度明確にしておくことで、応募できる求人の選択肢が広がりますし、内定も得やすくなります。
転職エージェントに任せっきりにしない
転職エージェントは、様々なサポートをしてくれますが、必ずしもあなたがして欲しいレベルのサポートをしてくれるとは限りません。
全て任せておけば良い転職が実現できると思ってしまうと、その分不満を感じる場面が増えてしまいます。
そうならない為には受け身ではなく、自発的に転職エージェントにアドバイスを求めたり、自力で情報収集を行うなどの努力も必要です。
自力で転職活動をするより、ずっと負担が軽減でき、より良質な求人に出会うことができる転職エージェントですが、任せっきりにせず、転職エージェントの担当コンサルタントを上手くコントロールするくらいの気持ちで利用していくことをおすすめします。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントは数多くありますが、下記の2社は他の転職エージェントとは違い求人数が圧倒的な為、必ず登録することをおすすめします。
リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、約16.5万件(内非公開求人 約13.7万件)と、圧倒的な求人数が最大の特徴の転職エージェントです。
リクルートの知名度を活かし、企業との太いパイプがある為、転職実績も豊富でそれだけ転職サポートのノウハウも蓄積されています。
大手からITベンチャーまで、幅広く良質な独占案件を数多く保有していていますので、まずは登録することをおすすめします。
doda
『doda』は、リクルートエージェントに次ぐ業界2位のエージェントです。
利用者の転職満足度が高く、求人数もリクルートに匹敵し、サポートにも定評がある転職エージェントです。
リクルートエージェントと同時に登録することをおすすめします。