第二新卒・20代の転職   2017.06.28

転職は3年は我慢したほうが良い?1年目・2年目の転職は不利?

新卒3年での転職

入社から3年は転職しないで我慢したほうが良いと言う意見は良く聞きますし、実際に職場の先輩からも「3年くらいは頑張れ!」と励まされることもあるでしょう。

日本では「石の上にも3年」という言葉があるように「何事も我慢が大事」という文化があります。しかし、一度しかない人生の貴重な3年間ですから、我慢するだけで過ごすのはもったいないとも言えます。

このページでは、新卒から入社3年間は、転職するべきではないのか、それとも新卒2年目でも転職すべきなのか。

実際に転職をする場合のメリット・デメリットやデメリットを解説しています。参考にしていただければと思います。

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新卒から3年までの転職割合(離職率)

厚生労働省が調査・発表している『新規学卒者の離職状況』では、事業所の規模別に、新卒から3年間でどれだけの人が会社を辞めたのか実態が解ります。

今回は、大学卒でのH25卒の3年離職率と26年卒の2年離職率、27年卒の1年離職率を見ていきます。また、事業所の規模もピックアップして解説していきます。大卒以外や全てのデータを見たい場合は厚生労働省のサイトで確認してください。

卒業年/規模5~29人100~499人500~999人1000人以上
H25年(新卒3年)49.9%31.9%29.2%23.6%
H26年(新卒2年)38.6%22.5%20.5%16.0%
H27年(新卒1年)22.3%11.8%10.2%7.3%

入社後3年で会社を辞める3年離職率といっても、会社規模でも大きな違いがあるのが解ります。規模が大きくなればなるほど、辞める人は少なくなっています。

しかし、一番離職率が低い1000人規模の企業でも、23.6%あり、かなりの割合で新卒3年で会社を辞めることが解ります。

会社を辞める人がいることも想定して新卒採用を行っている企業もあるでしょうが、大企業を除けば、必要に応じた人数を採用している企業のほうが多いでしょう。

そうなると、辞める人の分、人員を補充する必要がありますので、当然ながら離職率が高い若い世代の求人も多くなります。

ですから、求人数から見れば3年以内で会社を辞めたからと言って、転職先がないということを心配する必要はないでしょう。

しかし、3年以内の転職が有利なのか不利なのかで言えば、また違う要素がからんできます。

3年は辞めないほうが良いと言われる理由

それでは、会社に入って3年間は、辞めないほうが良いと言われるのは、なぜでしょうか。

マイナビの調査では、転職するなら「とりあえず3年働いてからだと思いますか?」という質問に対して、「そう思う」と「どちらかと言えばそう思う」の割合が60.2%と、「思わない」「どちらかと言えばそう思わない」の39.8%を大きく上回っています。

その理由は、「一般的にそう言われいるから」「先輩や親にそう言われてきた」という「周囲の考えに同調している」意見と、「退職金など福利厚生面で長く働くほうが良い」、「転職に有利だと思うから」、「仕事の良さが解るのに3年くらいかかる」など、「3年勤めるメリット」や「仕事が身に付くには3年かかるとと考える」具体的な意見とに分かれます。

反対にそうは思わない人の回答理由は、ストレスを抱え続けたり、ブラック企業で心身を壊しそうな場合など「無理して働き続ける必要がないから」という意見や、「仕事内容への適性、社風や人間関係が悪いのなら辞めても良いのでは」という意見や「転職する気なら早いほうが良い」「経験が少なくても転職には第二新卒枠があるから」また、「年数ではなく何をしてきたかが重要だから」といった「その通り!」と言いたくなるような回答もあいました。

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3年以内の転職は不利にならない

3年以内は我慢して続けたほうが良いという多数派の意見からも解るように、実際に「仕事の面白さ」が解るにはある程度の時間が掛かるかもしれません。また、スキルと言えるものを身に着けるにも3年程度仕事をすることが必要だと経験から実感している人も多いようす。

中途採用では企業は基本的には「即戦力」を望んでいますが、第二新卒と言われる年代の求人が多いことからも解るように「社会やビジネスマナーには慣れているがフレッシュな人材」は、新卒よりかえって扱いやすいと考える企業も多いです。

勤務年数だけで採用を決めるわけではありませんので、3年以内に転職しても3年経ってから転職しても、大きな違いはないと考えて良いでしょう。

それよりも、短いながらも「どんな経験をしてきたのか」「どんな知識やスキルを身につけどんな実績を作ってきたのか」、「どんな長所があり、どう会社に貢献できるのか」という本質的な面を評価して採用を行う企業のほうが多いですから、不利になることは考える必要はないでしょう。

ただし、「石の上にも3年」を重視する企業もあります。ピンポイントで「この会社に行きたい」といった明確な希望がある場合は、予め第二新卒の採用を行っているのかどうか、下調べしておく必要があります。

転職は何年目からなら良いか

ここまで解説してきたように、入社3年目なのか4年目なのかということに大きな違いはありませんが、一年未満の場合は、いくら年数ではないと言ったとことるで、転職先はある程度限定されてきますし、不利になってしまうのは否めません。

採用担当者としては、「またすぐに辞めてしまうのでは?」というポイントはどうしても気になります。入社して1年未満だけど、時間がもtったいないのですぐ転職したいと感じることもあるでしょうが、企業側の不安を払しょくできる答えが必要になります。

リスクがあるのは承知で転職に挑戦するのであれば、応援したい気持ちですが、選択肢はある程度狭まってしまうことだけは理解した上で、決断する必要があるということは知っておいてください。

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3年以内に転職するメリット

新卒から3年以内に転職するメリットはどのようなものなのでしょうか。下記の3つのポイントを解説していきます。

  • 未経験の業種・職種にチャレンジできる
  • 第二新卒を欲しい企業がある
  • 時間を無駄にしないで済む

未経験の業種・職種にチャレンジできる

3年以内で転職することのメリットの1つ目としては、「新しい業界・職種の仕事にチャレンジしたい」「もっとやり甲斐のある仕事をしたい」など、キャリアチェンジを行うのに適している年齢であることが挙げられます。

未経験業種、職種への転職は、即戦力を期待する企業からしてみれば「歓迎できない」というのが本音です。中には「意図的に」他業種や他職種からの人材を確保して活性化を図るケースもありますが、基本的には「経験者が有利」なのは間違いありません。

しかし、入社3年以内の第二新卒と呼ばれる世代であれば、「ビジネスマナーが身についている」は大前提ですが「パーソナリティー重視」でフレッシュなポテンシャルと意欲を買ってくれる企業が多いでしょう。

そういった意味では、キャリアチェンジをするなら速いほうが有利ということが言えるでしょう。

第二新卒を欲しい企業がある

企業によっては、新卒採用より、第二新卒を中途採用することに力を入れているケースがあります。また、新卒採用も行うけれど、退職者が一定数出るため、第二新卒を補充人員として採用しているケースもあります。

積極的に第二新卒が採用される理由は、「新入社員のようにビジネスマナーから教える必要がない」「ある程度社会常識が身についていれば教育がスムーズ」「簡単な仕事なら即戦力になる」といったメリットがありながらも「若いので将来性がある」という若い世代にしかない魅力があるためです。

また、入社3年目程度なら新卒と給与面も大きな差がなく、人件費を抑えることも可能です。その為、第二新卒を積極的に欲しがる企業は少なくありません。

時間を無駄にしないで済む

人生は一度きりしかありません。「自分が嫌だと感じる仕事や会社」で我慢し続けることが自分の将来の糧になることもあるでしょうが、「辞めるのも辞めないのも」自分自身の人生の自由ですし、決定する権利があります。

「やり甲斐は感じるが給与が少ない」、「仕事は面白いが労働時間が過酷」など、会社に残るメリットもあるのであれば、転職しないという選択肢があっても当然です。

しかし、「やり甲斐も給与も少ない」「向いていないと強く感じるのに休日が少ない」などなど、会社に残っても、良いことがないと感じているような場合は、転職を決断するべきかもしれません。

そのまま勤め続けても、いつか転職をすることになる可能性が高いのあれば、早目に転職をしたほうが、新しい会社で経験を積むのも早くなるので、大切な時間を有効に使えるでしょう。

また、明らかにブラック企業で辞めたくなっている場合は、恐らく我慢したからといって改善されることは少ない可能性のほうが高いです。過酷な労働環境の経験も役には立ちますが、心身ともに疲弊しきって、病気になってしまうくらいなら、早く転職先を見つけたほうが良いでしょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。3年という年数に拘る必要はそれほどないことが解っていただけたのではないでしょうか。

あくまで仕事が身に着いたり、楽しさが解り適性が判断できるであろうと考えられる年数が3年なだけで、だからといって「転職しないほうが良い」という年数なわけではありません。

有利、不利という面では、有利な面も不利な面も両面あると考えておけば良いです。転職はどの年代でもノーリスクということはありません。しかし、自分の人生の多くの時間を使う仕事のことですから、転職するにしてもしないにしても、後悔のない決断をするようにしていただきたいと思います。

第二新卒の転職について下記のページで詳しく解説していますので、そちらも参考にしてください。

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