友人と休みが合わない、土日にしっかり休みたいなど、休日に関する不満を持って転職を考える人が少なくありません。
土日休みの会社に転職したい人の注意点
土日休みの会社に転職したいということは、現在の会社が土日休みではないということになると思います。
多くの場合、現在土日が休みではないという人は、販売職や飲食業、宿泊業、サービス業など、シフト制で休みが定まっていない事も多いでしょう。
そういった人が土日休みの仕事に転職したい場合は、やはり業界・職種を変えることが必要になるケースも多くなるでしょう。
今までの経験を活かし、同じ業界、職種に転職するのであれば、話は早いですが、異業種や未経験職種への転職は、勝手が違ってきますので、ポイントを押さえておく必要があります。
未経験職種は難易度が高くなる
即戦力となる人材を欲しい企業にとって、同じ職種の経験が無い人よりも、経験がある人のほうを採用したいというのが現実です。
未経験職種でも可能な求人もありますが、その数は限定的ですし、応募が可能なだけで経験者が優遇されることは変わりがありません。
それでも、あなたがまだ20代なら、早いうちに転職をしたほうが良いです。
土日休みの会社に転職したいと思っても、年齢が高くなればなるほど、未経験職種への転職は難易度が上がってしまうからです。
また、十分な経験を積んでからのキャリアチェンジするのは勿体ないケースが多くなってしまいます。
年齢が上がって、収入が高めになった段階で、未経験職へ転職する場合は、年収も下がってしまう可能性が高く、よりデメリットが大きくなってしまい、収入を考えれば仕方ないと我慢するしかなくなってしまう人も沢山います。
ただ、続けていたほうが良かったと思う人も少なからずいますから、5年後、10年後など、将来の事も考えて、仕事を選んでいくようにしてください。
結婚前と後では、ライフスタイルも大きく変わりますし、土日が休みじゃない代わりに、平日休みで移動が楽などのメリットだってあるはずです。
異業種への転職は経験を活かしやすい
一方、主に現場での仕事でない人が多いかもしれませんが、異業種への転職をするだけでも、土日休みになる人もいると思います。
例えば営業職でも取引先が土日休みでない業界だと必然的に土日が仕事になりがちですが、他の業界に行けば、取引先も土日休みな為、基本的に土日は休みになります。
業界が違っても、経験やスキルを活かせる為、即戦力として活躍できますし、違う業界のビジネスパーソンを積極的に採用したい企業もいますから、デメリットは大きくありません。
まずは、土日休みの会社で、どのような企業を紹介してもらえるか、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
未経験職種は経験を活かすことが大切
未経験職種を希望する人が少しでも不利にならないように転職するには、過去の経験を活かしやすい職種を選ぶことが大切です。
例えば、販売職から営業職への転職は多いですが、年収が上がるケースも多いです。
これは、販売職で培った経験やスキルが、営業職にも活かしやすいからです。接客で磨いたコミュニケーション能力や提案力、洞察力などは、そのまま営業でも大きな武器になります。
反対に、接客しかしてこなかった人が、事務仕事に就こうとしても、経験者よりアピールできる材料が少なくなるのは当然のことだと思います。
過去の経験やスキル、自分の人間的な強みなど、アピールできる材料をしっかりと自己分析して考えた上で、転職先を選ぶようにするようにしましょう。
在職中に転職活動を進めるようにしよう
ここまで解説してきたように、土日休みではない会社から土日休みの会社に転職する場合、未経験職種であったり、異業種への転職になるケースが多くなります。
そういった場合、最悪のケースも想定して、ある程度長めの転職活動期間を想定しておくことが大切です。
楽に転職できてしまう人もいるでしょうが、それは転職活動を行ってみないと解らないことでもあります。
転職をしようとして突発的に会社を辞めてしまうと、転職が決まって働き始めるまでか、失業保険が降りるまでの期間の生活費も必要になります。
結果的に焦ってしまって良い転職先を探せずにかなり妥協してしまうといった転職失敗のパターンに陥ってしまう事も少なくありません。
土日休みの会社に転職したいなど、目的がはっきりしていれば転職自体はタイミングなのかもしれませんが、会社を辞めるのは、最低でもある程度の目途がついてからにするようにしてくださいね。
転職活動は転職エージェントを利用しよう
転職活動を実際に行う場合は、自力で進める転職サイトやハローワークなどの選択肢もありますが、できる限り転職エージェントを利用するようにしてください。
特に、未経験職種へのキャリアチェンジを考える場合、自力で調べれば「未経験可」と表記された求人中心に探すことになります。
しかし、未経験応募可能な企業は全体の10%程度ですから、選択肢が狭くなりすぎます。
また、誰でも応募できますから、経験者を含めて多数の応募が集まってしまうことも少なくありません。
そうなれば、未経験の人は面接までなかなか進めないケースも想定する必要が出てきます。
転職エージェントのほうがおすすめな理由は、下記の通りです。
- 求人検索型の転職サイトより求人数が多い
- コンサルが付くので選考通過の確率が上がる
- 経験や適性を含めてマッチする求人を紹介してもらえる
- 転職活動の負担が大きく減る
ハローワークは求人数は多いですが、条件に合った求人は見つけづらく、求人検索型の転職サイトは求人数もエージェントより少なく、応募者が多いというデメリットがあります。
エージェントだと、担当のコンサルタントが、多数の求人の中から、希望条件や経歴、人物的な適性なども踏まえてアドバイスしてくれたり、求人紹介をしてくれます。
転職エージェントは、転職希望者を入社まで支援することで、企業から報酬を受けるビジネスなので、内定の可能性が低い企業の紹介はありません。
その為、どこでも紹介してもらえる訳ではないですが、市場価値に見合った内定の可能性が高い企業中心に紹介してもらえるので、余計な応募を繰り返すようなことが無くなります。
また、面接スケジュールの調整や、書類対策、面接対策、給与交渉など、1人で進めていては、とても労力の掛る転職活動をサポートしてくれるので、負担を大きく減らすことができます。
土日休みの仕事に転職したい人におすすめの転職エージェント
土日休みの仕事に転職したい人におすすめなエージェントの条件は下記の3つです。
- サポートが丁寧なこと
- 選択肢が多いこと
- 未経験者に強いこと
そのことも踏まえた上で、おすすめの転職エージェントは下記の3社です。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、第二新卒を含む20代~30大の若手に強い転職エージェントです。
マイナビの知名度を活かして、企業との太いパイプがあり、良質な独占案件を多く保有しています。
大企業から中小・ベンチャーまで幅広い求人がありますが、特に優良中小企業の独自案件は評価が高いです。
求人数では、業界最大手のリクルートエージェント、2番手のdodaには及びませんが「紹介数が多い」「ホワイト求人の紹介が多い」という定評があります。
多くのビジネスパーソンにおすすめの転職エージェントです。
doda
dodaは国内トップクラスの圧倒的な求人数があり、転職実績も豊富で強みを持っています。
ワークポート
『ワークポート』
は、IT求人特化型の転職エージェントでしたが、2014年からは、幅広い業界・職種の求人を紹介する「総合型」に支援の幅を広げています。
担当の転職コンシェルジュから、希望に合った求人の紹介から、職務経歴書などの応募書類、面接対策など、様々なサポート、アドバイスを受けることができます。
総合型の転職エージェントとしても上位の求人数や決定率を誇り、紹介してもらえる選択肢が広がることから、利用者が増加していますが、有名な転職エージェントと比べると競争率が低い傾向があるのも、利用者にとってはメリットがあります。
特に、未経験の転職に力を入れている為、マイナビエージェントやdodaで思ったようにいかない場合には併用してみることをおすすめします。