女性の転職   2017.02.14

女性の転職でライバルに差を付ける5つの注意点

女性の転職

女性の転職は全体の求人数増加の影響から、増加傾向にあります。2016年4月に施行された「女性活躍推進法」の施行の影響も多少あるのか「大企業・有名企業」の女性の求人も増加してきています。

また2015年には「女性活躍加速化助成金」が制定されるなど、企業での女性の活躍がしやすい環境作りが進んでいます。

今後、女性の活躍には、ますます注目が集まるようになるでしょう。でも、現在のところは「女性が転職しやすい時代になった」とまでは言えません。

だからといって、ネガティブに考える必要はありません。

今の環境のままでも、あなたの魅力を存分にアピールすることで理想の転職は可能です。

  • この記事では、転職に関する「女性ならではのポイント」が解ります。
  • この記事では、内定率を上げるために押さえておきたいポイントが解ります。
  • 20代・30代の年代別の転職事情が解ります。

女性の仕事に対する価値観

女性の価値観女性が転職において重要視するのは「給与」「勤務日数・勤務曜日」「会社の雰囲気」「通勤時間(勤務地)」です。
一方で、妥協できるのは、「企業規模」「業種」「昇格が見込めない」などです。

男性でも「企業規模」や「昇格」については妥協できるポイントの上位です。しかし、「給与」や「勤務日数」などは妥協が必要と考える男性が多いのに対し、女性では最重要のポイントです。

女性は男性より現実的であり、良い意味で自分の利益にもワークライフバランス(仕事と生活の調和)にも敏感だと言えます。企業側からして悪い部分は「仕事を最優先」と考えてはくれない点でしょう。もちろん、人生という大きな視点で考えたときはバランスが優れているほうが良いのですが、こと転職に焦点を絞った場合は「仕事が大事」と考えてくれている女性のほうを企業は採用したいものです。

ここで「仕事は一番大事」とか、「企業や社会に貢献したい」「自分のスキルに磨きをかけたい」と思っている女性は、おそらく企業の求めるスキルや経験をお持ちだと思います。また、転職をする上で既に一歩リードしている状態です。

※あくまで一般論です。キャリアウーマンだらけの競争がある企業では全く当てはまりませんのでその点はご注意ください。

女性ならではの押さえておきたいポイント

女性の転職のポイント
ということで、女性が陥りがちで、かつ転職を有利に進めるために押さえておくべきポイントを解説します。

①「どうやって会社に貢献できるのか」具体的なアピールが必要です

女性は一般的には理屈で考える前に直観で判断する傾向があります。もちろんメリットもありますが、反面、論理性に欠けてしまう場合も見受けられます。

最終面接で落ちてしまう女性に共通するのは、「具体性のなさ」
女の転職@type http://woman.type.jp/wt/feature/6334

書類選考や面接においては「企業のニーズに合った具体的なアピール」が必要です。もし「給与」や「勤務日数」が重要ポイントだとしても、仕事に関してのアピールに具体性を感じられなければ、企業としては「なんで転職したいのか」「本当に入社意欲があるのか」と疑問に思われてしまいます。

応募企業や仕事内容について、興味がないように受け取られてしまえば、良い転職は望めませんし、結果として重要な要素と考えていた「給与」や「勤務日数」などで妥協をせざるを得ない状況になりかねません。

職務経歴書でのアピールや、面接では、「自分がどのように貢献できるのか」を仕事の具体的なエピソードを交えて、アピールできるようにしましょう。応募企業に本当に興味がある場合でも、具体性が欠ければ熱意も伝わりづらくなってしまいます。

②志望動機も明確にしておきましょう

前述のとおり、女性は「業種」に妥協がでると答える人が多いです。万一「この業種でなければならない理由」が無くても「この企業でなければならない理由」というのは、必ず考えておきましょう。志望動機が強い人と弱い人とで、どちらを採用したいかは明らかです。

志望動機が弱い人は「自社に貢献する意思が弱い」と捉えられてしまってもおかしくありませんから注意したいポイントです。

反対に、注意点を活かして、具体的で端的にまとまったアピールができれば、ライバルと差をつけられます。

③即戦力にならないような印象は与えない

中途採用で企業が求めるのは、原則「即戦力」です。面接時に「実際にはどんな仕事をするんでしょうか?」などと質問してしまうケースもあります。そんな事を聞けば「調べてないのか・・・」と思われると同時に「そんなことも知らずに応募してきたのか・・・」と思われてしまいますよね。

最低限、企業のホームページや応募する業界、職種のことを調べておき、「すぐにでも活躍できる」事をアピールする材料を揃えておきましょう。「そんなものはない」と思ってしまった場合でも、「自己分析」や「経歴の洗い出し」「企業分析」などの転職準備をしっかりしておけば、必ずいくつかはアピールできる材料が見つかりますので不安に思う必要はありません。

企業が即戦力を欲しい以上、それに見合ったアピールができれば、内定率も各段に上がります。

④コミュニケーション能力は大切なポイント

企業からすれば、転職先の職場ですぐに馴染んで、職務に力を発揮してもらったり、上司や同僚と協力して生産性をアップして欲しいと思います。その点は男性でも同じなですが、女性の場合、特にその傾向は強いです。

経理職やIT企業などの技術職の場合は例外もありますが、女性はどんな職場においても男性より職場の雰囲気を作ってくれる特徴があります。また、看護師や販売員、受付や秘書などの職種にに女性が多いのは、女性のコミュニケーション能力や女性ならではの「癒し効果」や「柔らかい印象」が求められている証拠でしょう。

さらに、男性のほうが多い営業職においても、近年は女性の活躍が話題にのぼります。当然ですがコミュニケーション能力がなければ営業は務まりません。

あくまで一般論になりますが、男性の場合は、仕事ができれば「不愛想」でも「多少生意気」でも許される傾向があります。良い悪いは別として、仕事は結果で全て評価される男性に比べ、女性は結果以外の面も常に評価の対象になっている傾向があります。

面接は緊張するケースもあると思いますが、固くなりすぎてマニュアル的に準備した答えを話すだけではなく、会話のキャッチボールができるように柔軟な対応を心掛けて臨んでいっていただきたいと思います。その辺りの反応を見る為に、わざとフレンドリーな態度で質問をしてくる面接官もいますが、そういう場合は失礼にならない程度に本音を交えて話すのも好印象です。

⑤本音と建て前の区別をつけよう

面接では「正直に伝える」ばかりでは悪い印象を持たれてしまうことがあるということを忘れないようにしましょう。企業はあなたの本音を知ろうとしますが、本音で答えていいことと悪いことがあります。

「とにかく転職したい」「自分のスキルアップに繋がるから」「この仕事がどうしてもやりたい」など、自分本位な印象ばかりを与えてしまっては、受かるものも受からなくなる危険性があります。

企業は転職したいだけの人や自分の事しか考えていない人を採用したいと思いません。

あくまで、企業の側に立ち「どういう人が欲しいのか」よく考えることが大切です。熱意を伝える事は悪いことではないのですが、同時に具体的な「スキル」や「経験」や「人間性」で「会社に貢献したい」という意思を伝えられるようにしましょう。

事業内容や職務内容も、事前に企業ホームページなどで確認しておくと企業の意図に沿った答えを出しやすくなります。男性の場合は、多くの人がそうしてますが、女性ではそうすることで「1ランク上」の印象を与えることが可能です。

20代の女性の転職

20代の女性は、結婚を控えた人が多いのも特徴の1つです。

結婚や出産自体は、誰にとっても嬉しいことでしょうが、仕事が絡んだ場合、女性にとっては「不安材料」にもなってしまいます。男性にとっては「さらに仕事に精を出す」原動力にしかならないでしょうが、女性にとっては「出産後に復職できるのだろうか」という不安はつきものです。

また、復職できたとしても、「子育てと両立できるのか」「旦那や会社はサポートしてくれるのだろうか」と不安は消えません。

転職において、復職できる企業なのかどうか判断するのは難しいところです。実際に働いている人に聞くくらいしか手立てはないでしょう。企業情報として、復職や子育て期間のサポートが厚いことを発信している会社もあり、情報を得られる場合もありますが、多くの企業ではそこまでの情報は得られない場合が多いです。

自分の要望と企業の要望のバランスが重要

20代の女性は特に、プライベートだって充実したい。土日は絶対休みが欲しいなど、企業から見れば欲張りさんが多い年代でもあります。しかし中途採用を進める企業にとっては「会社に貢献してくれる即戦力」が欲しいというのが本音です。

要望を通すには「職場に無くてはならない人材」になり、信頼を勝ち取るしかありません。そういう意味でも向上心を持って仕事に取組み、スキルアップを心掛ける事が大切です。「ギブ&テイク」であれば、企業も周囲もサポートしてくれるようになります。

30代の女性の転職

30代女性30代の女性の転職は20代の転職と比べてしまうと選択肢は狭まってしまいます。転職を成功させるには、経験を活かせる事が前提になってきますので、経験職種に絞るのがベターです。未経験の職種に挑戦する事は不可能ではないですが、基本的にはその職種の経験者が優遇されるという認識は必要です。

子育や出産もネックになりやすい

32歳くらいまでは20代後半と大差がないでしょうが、結婚前であれば「すぐに寿退社するのでは」と勘ぐられてしまうことも。既婚女性の場合は子育てや出産が大きなネックになる場合もあります。

小さい子供がいる場合は「子供が熱を出した」「学校で行事がある」などの理由で仕事を休むケースも多くなります。どうしても「仕事より家庭」を優先せざるを得ない場面が多くなるので、企業としても採用しづらくなってしまいます。

周囲のサポートを得られるようにしよう

転職活動でも面接日に子供が体調を崩せば、断らなければならないケースもあるでしょうし、現在の会社の有給休暇を使い果たしてしまっていて「平日は面接に行けない」といった失敗談も良く聞く話です。有給休暇が使えたとしても、子供の世話や食事の用意などで、転職活動がままならない年代でもあります。家族とよく話し合い、サポートしてもらう事も大切です。

面接においても、「出産のご予定や計画は?」などの子育てに関わる内容の質問をされる事があります。その際は「出産しても仕事を続けていきたい」という意思表示や、「実家が近いので預けることができる」など周囲のサポート面でアピールできるのであればするようにしましょう。曖昧な答えは避けたほうが良いです。

マネージメント経験者の場合

管理職を経験しているのは大きなプラス材料ではありますが、ハローワークや転職サイト(求人サイト)のような公開人では、管理職を募集している事は少なく、ポストや年収面のアップはあまり期待できません。

特に1社で長く勤めて年収や役職が上がっていった人の場合、年収や役職が下がってしまうケースが多いようです。

しかし、一般求人に見合う募集が無くても、転職エージェントが扱う非公開求人案件には「女性管理職」を募集する求人があるかもしれません。多くの管理職の求人案件は非公開求人ですので、経験や能力に見合った待遇での転職をする為にも転職エージェントを利用し、キャリアアドバイザーに相談するか、ヘッドハンターに相談するようにしてください。

女性におすすめの転職サイト

転職サイトを利用する場合は、リクナビNEXTのような性別を問わない転職サイトよりも女性の求人に特化した転職サイトのほうが仕事を探しやすい場合がありますので、転職の達人のおすすめとしては、転職者数NO.1の「リクナビNEXT」と「とらばーゆ」か「女性の転職@type」の2つに登録することです。

リクナビNEXT

グッドポイント

リクナビNEXTはリクルートが運営する最大級の転職サイトです。「転職決定者数No.1」「リクナビNEXTにしか載っていない求人が85%」と圧倒的な実績と人気を誇ります。幅広い求人を網羅していますし、UターンやIターンなど地方の求人にも力を入れていて、日本全国どんな人にも登録する価値のある転職サイトがリクナビNEXTです。

女の転職@type

女の転職@typeは老舗の転職サイト「@type」の女性特化版です。探しやすい検索機能はもちろんのこと「志向に合う求人ランキング」では、自分の希望に合わせてスライドバーを動かすだけで、相性の良い求人を探せます。スカウトメールも結構来るので、おすすめです。

とらばーゆ

リクルートの運営する女性の求人に特化した転職サイトです。18時退社、産休・育休ありなどライフスタイルに合わせた仕事が探しやすいのが特徴です。

経営者としての体験(女性従業員の転職のはなし)

私の経営する会社にも女性従業員がいますが、彼女が帰郷することになり、退職することになりました。
仕事ができコミュニケーション能力に優れた仕事のできる女性です。事情が事情だったので転職を全面的に応援しサポートできる部分はしてきましたが、そのことでなおさら男性の転職との差を感じました。

彼女の仕事っぷりに相当助けられてきましたし、他の女性の2~3人分は貢献してくれたというのが正直なところです。

そんな女性が転職活動をしたら、どこも欲しい人材だと思うのですが、

  • 職務経歴書がまともに書けていない
  • アピールポイントが弱い(能力があるにも関わらず)
  • 応募企業を選ぶ際の最重要ポイントが給与
  • その為か業種や職務内容に関する情報収集が足りない

などなど、驚くほど転職を有利に進めるポイントが押さえられていませんでした。

その女性従業員の場合は、面接までいけば持前のコミュニケーション能力があるので、応募書類や面接のキーポイントだけ教えましたが、アドバイス前は書類選考すら通る気がしない内容でした。さすがに大卒という学歴だけで、資格も持っていない前職が零細企業の転職希望者なのですから、書類選考時点でアピールが必要ですよね。

現在は、応募企業の面接が進んでいる段階で、書類選考の通過率も高いようで面接を断った企業もあるようです。
もちろん、元から具体的に企業ニーズに沿った経歴書が書けたり、募集要件に見合った経歴をお持ちなら心配はないですが、実際に「仕事のできる女性」が、良い印象に映らないような勿体ない事は避けてもらえたら幸いです。

逆に、何度もくりかえすように「きちんと準備できればチャンスが大きく広がります」というお話でした。

職務経歴書や面接時において企業にアピールする上で重要な準備は男性と変わりませんので、下記のページも参考にしてください。

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使える転職エージェントまる解り・7項目の徹底比較(完全版)

転職エージェントを利用する事が転職成功への近道ですが、利用する際、どのエージェントを使えば良いのかは迷うものです。

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ぜひ、参考にしてください。

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